先月26日、関西電力の幹部たちが福井県高浜町の元助役の男性から多額の金品を授受していたことが発覚しました。
現在までに幹部20人が3億2千万円分の金品を受け取っていることがわかっています。
10月4日の『つボイノリオの聞けば聞くほど』では、パーソナリティーのつボイノリオと小高直子アナウンサーが、「多額の金品」のひとつとして挙げられたものについてトークを展開しました。
1着50万円のスーツにビックリ!
多額の金品の中身については、さまざまなメディアが報じていますが、商品券や米ドル、小判型の金貨などさまざま。
中でも話題となったのが、スーツのお仕立券。その金額は1着なんと50万円。
今や1万円代のスーツが当たり前となった時代に、50万円という高級ぶり。
高級なスーツと言えば、アルマーニなどがすぐに思い浮かびそうですが、他にどんなスーツがあるのか、小高アナが調べてみました。
小高アナ「50万円オーバーが当たり前のスーツの代表格というと、Kiton(キートン)という…」
つボイ「ちびまる子ちゃんが出てくる…違うの?」
それは、ナレーションのキートン山田さんです。
小高アナ「コンセプトは、『スーツというのは、男が働くための仕事着であるので、華美になってはならない。むしろ悪目立ちしてはいけない。シンプルでなければならない』というネイビースーツ!」
質の良い物を使い、高い技術で仕立てられたスーツ、これぞ本物のオシャレということでしょう。
お仕立券の範囲はどこまで?
ここで、高級スーツに関する素朴な疑問をつボイが投げかけます。
つボイ「私はスーツもらったことないし、仕立てたこともないんですけど、"お仕立券"というのは、お仕立て料だけなんですか?50万円の中で生地も買うということですね。基本的なこともわからずに、申し訳ございませんでした」
小高アナ「そこまで気にしていらっしゃるなら、つボイさんに一言申し上げておきますけれども、スーツはスーツだけの値段であって、中に着るシャツは別途でございます」
つボイ「じゃあ、ユニクロで買ってきたらええやん」
今回の騒動では、お金などは預かっていて後に返していますが、スーツは「儀礼の範囲で許される」と思ってしまい、多くの人はそのまま使ってしまったようです。
金額の高低ではないとしたら、この使う使わないの線引きはどこにあったのでしょうか?
小高アナ「作ってしまうと、そんなに見た感じでわかりやすくダイヤモンドが付いてるとか金ピカとかではないので、人間の心理として、そう大したものではないと(感じてしまうのかもしれない)」
つボイ「それは相当もらい慣れてる人や。俺やったら、胸のところに大きく『キートン』って書いてもらうわ」
小高アナ「世の中、50万円以上のブランドは何個もあった。めくるめく未知の世界をのぞいてしまいました」
つボイは最後に、「ただ、これを(儀礼としては)常識だというところに、僕らはエーッっと思ったりもいたしますね」と、苦言を呈しました。
(岡本)
つボイノリオの聞けば聞くほど
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2019年10月04日09時09分~抜粋