つボイノリオの聞けば聞くほど

素朴な疑問「なぜ当たらないのに宝くじを買うの?」

物価高、値上げの話題が尽きない今日この頃。こんな時代だからこそ、夢を見たいのが宝くじです。

12月22日放送のCBCラジオ『つボイノリオの聞けば聞くほど』では、つボイノリオの「大抵は外れるのになぜ買うの?」の疑問に、小高直子アナウンサーと山本衿奈がズバリ答えます。

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高額当選したけど

トークのきっかけとなったのは、リスナーからのこんな投稿でした。

「大変です!宝くじに高額当選(10万円)したのに、換金に行く銀行が、往復2時間以上かかる場所しかありません。思わずため息が出ました。コロナの後閉店が続いたこともあり、随分不便になりました。来年暖かくなってから行こうかなと思いますが、もっと簡単に換金させてほしいです」(Aさん)

つボイ「低額の当選ならどこでも売り場で換金してくれるけど、10万円は銀行まで行かないといけないんですね」

実は宝くじの起源は、現在のみずほ銀行の前身のひとつ、日本勧業銀行が発行していた特殊な債権でした。こういった経緯から、宝くじの支払い事務はみずほ銀行のみで行なわれているようです。

もっと楽にできないの?

つボイ「もし面倒くさければ、手数料として半分貰って私が行きますよ(笑)」

小高「外れた私からすると『行けばいいやん』と思うけど、当事者からするとやっぱりちょっと面倒ですよね」

何にせよ「当たったんだからいいじゃないか」と言ってしまえばそうなのですが、今の時代もっと手軽にできても良いのでは?という考えももっともです。

小高「当たりくじを売り場に持って行ったら振り込んでくれるとか、そういうのはダメなのかな?」

つボイ「当たり券をどこかに送って、振り込んでもらうとかね」

高額な当選金を確実に、そして適切に支払うためには、厳格な管理体制が必要です。そしてそれらを安全かつ効率的に支払うためには本人確認書類の提示や振り込み手続きが必要となり、銀行の厳正なプロセスが適しているのです。

小高「郵送の途中でトラブルがあったりしたら揉めに揉めるから、ってことじゃないの?」

どっち派?

つボイ「小高さんもよく買ってましたよね」

小高「そうよ、だって買わないと当たらないもん」

つボイ「買わないと当たらないけど、買っても当たらないしなぁ」

小高は宝くじに意欲的、つボイは消極的な姿勢のようです。
しかし天赦日や一粒万倍日などの縁起がいいとされる日には、チャンスセンターに長蛇の列ができている光景もよく見かけます。宝くじに前向きな人は意外と多い様子。

小高「でも確かにあれだけたくさんの人が並んでいるのを見ると、『仮にこの中でじゃんけんしても勝ち残れないな…』とは感じますけどね(笑)」

それでも買いたい、買いたくなる魅力が宝くじにはあるようです。

ワクワクを買っている

山本にも当選経験があるとか。

山本「私も去年の天赦日に、年末ジャンボをバラで10枚買ったんですよ。当たりましたよ!3,300円」

小高「元は取れましたね。300円のプラス」

つボイ「でもそれも電車賃使って換金したりしたら、残るのかという話ですよね」

「結局宝くじなんて買っても…」と言いたげなつボイですが、山本はそう考えてはいないようです。

山本「バイキングと一緒なんですよ。ワクワクにお金を出しているんです!」

買った瞬間から感じる「もし当たったら…」という高揚感。なかなか元の取れないバイキングになぜ行くのかというと、「何を食べようかな」というワクワク感があるから。宝くじもそれと同じだと語ります。

日常でちょっと嫌なことがあった時や、落ち込むことがあった時。「でも宝くじが当たるかもしれないし…」と思えることで、日々を楽しく過ごすことができる。それが宝くじのいいところなのだとか。
でもそんなに期待ばかりしていたら、はずれ時に余計にがっかりしてしまうのではないでしょうか。

小高「そういう時は公園のベンチを見て『私のお金だ』と思えばいいのよ」

当たっても嬉しい、当たらなくても嬉しい?宝くじ。あなたは買う派ですか?買わない派ですか?
(吉村)

 
つボイノリオの聞けば聞くほど
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2025年12月22日09時01分~抜粋

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