『つボイノリオの聞けば聞くほど』の「トーマスの箱」ではさまざまな話題にちなんだ楽曲をBGMに、リスナーからのメッセージを紹介しています。
8月6日の放送は田中星児さんが歌う「ビューティフル・サンデー」で始まりました。
つボイノリオと小高直子が、この曲に乗せて、夏のいろんなおたよりを紹介していきます。
盆踊りの完成度
「ビューティフル・サンデー」は1972年にイギリスの歌手、ダニエル・ブーンが歌ったものがオリジナルです。日本語カバーとして田中星児さんが出したのが1976年(昭和51年)です。
「私、学校でリコーダーのテストの課題曲でした。この頃『ビューティフル・サンデー』と『ビューティフル・ネーム』がごちゃごちゃになって、どっちがどっちの曲やっけ?ってなってた」と小高。
「ビューティフル・ネーム」は1979年(昭和54年)にゴダイゴが発表した曲で、国際児童年の協賛ソングでもありました。
当時愛知県長久手町(現・長久手市)の愛知青少年公園(現在の愛・地球博記念公園=モリコロパーク)で記念行事が行われ、この楽曲が流れていたのをご記憶の方も多いと思います。
「夏祭りの季節です。昨日は我が家の目の前の公園で町内夏祭りがありました。盆踊り大会では例年通りの楽曲も流れましたが、まさかの『ビューティフル・サンデー』も流れておりました。
思わず窓越しに会場を見ました。踊りに関してのコメントは控えますけども『ダンシング・ヒーロー』は盆踊りとしても完成された作品だ、とつくづく感じました」(Aさん)
「ということは、ここに批判めいたこの人の気持ちがありますね」とおたよりの行間を読むつボイでした。
大須での一日
「土曜日に大須に出かけました。大須祭りが開催されており、それがなんと第69回で、私たちは周りを見回して、つボイさんが絶対ゲストに来ていると違いないと思いましたが、見当たりませんでした。その後嫁と互楽亭に行きました」(Bさん)
互楽亭はフィギュアスケートの浅田真央さん行きつけの定食屋さんです。
「いつものように焼酎ロックで小宴会を楽しんだ後、大須演芸場でお笑いを楽しみました。その後、お馬のおやこに行き、夜の部の小宴会を開催し、帰路に着きました。楽しい一日でした」(Bさん)
「お馬のおやこ」は大須にあるレトロな雰囲気の居酒屋です。
どっちに行った?
つボイ「普通は、すーっと読んでいって、あーそうか、そうかで終わるんですけども、ちょっとずつ、え?と思ったところがありました」
何かが引っかかるようで、Bさんのおたよりを検証していきます。
それは「嫁と互楽亭に行きました」という部分。
互楽亭という名前の店は真央さんが通っていた店の他に、もう一軒あります。小高も一度、間違えて行ったそうです。
小高「もう一軒のところも、よく間違えられますよって、おっしゃるんですけど、あそこはあそこで人気なんですけどね」
つボイ「この人はどっち行ったんやろう?」
おたよりには「真央ちゃんの」と書いてあるので、普通に考えたら、二軒あるうちの大須のスケート場に近い方です。
しかし、その後大須演芸場に行ったと書かれていますから、もう一軒の互楽亭?そちらは大須演芸場には近い場所にあります。
小高「いわゆる"大須の"って言って行くと、そっちの違う方に行くんですよ」
つボイ「どっちに行ったんやろ?と、ちょっと心配しながら読みました」
小高「どっちも美味しいから良いと思いますけどね」
気になる行動
さらにBさんの行動を検証していきます。「その後、『大須演芸場に行きました』。それはいいでしょう。『お笑いを楽しんだ後、お馬のおやこに行きました。この部分や」と指摘するつボイ。
この日、お馬のおやこで皆楽亭ブラックさんの落語がありました。そのまま、お馬のおやこではブラックさんの催す小宴会へと移ります。しかしBさんは、その小宴会の前に大須演芸場で落語を聞いてるわけです。
「なので、ブラックさんの本編は聞かへんかったんかなあ?別の人のやつを大須演芸場で聞いて、宴会だけブラックさんの会に出たんかな?と、非常に気になるわけです」と言うつボイ。「それはそれで楽しく過ごされたようでいいですね」と軽く受け流す小高。
つボイの人間性とは?
「私は岐阜の花火の会場で主催会社の方と親しくなり、昔の今小町時代のラジオ放送の話で盛り上がりました」(Cさん)
岐阜市今小町は岐阜放送の旧本社があったところ。
「そしたらつボイノリオさんのヤンスタ(ヤングスタジオ1430)の話になり、つボイさんはリスナーからのハガキを宝のように大切にされていると聞かされ、驚くとともに、リスナーを大切にされるつボイさんの人間性の高さを痛感しました」(Cさん)
つボイ「良い話として書いていただいております。毎回言ってますけど、皆さん方のおたより、メールがあってこそ、この番組は成り立っています。私の頭の中は空っぽです。
皆さん方のおたよりで話が広がるわけですから、私にとっては一枚一枚が札に見えます。
それをガーッと集めてる守銭奴という姿が、真の私の姿でございます」
小高「財布の中身が空っぽだからしょうがない」
つボイ「こっちで集めとかんとアカンわ」
リスナーの様々な夏の過ごし方でした。
(尾関)
つボイノリオの聞けば聞くほど
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2019年08月06日10時12分~抜粋