『つボイノリオの聞けば聞くほど』、永遠のテーマ「嫁姑ネタ」を語るコーナー。
8月1日の放送では、リスナーAさんから2人の嫁への愚痴が寄せられました。
今まで息子一家と外食をする時は、必ず自分が支払いをしていたというAさん。
その行動には息子を想う母ならではの、ある意外な意図が隠されていたのです。
立場は嫁から姑へ
「これは嫁姑のバトルになりますかね。私自身、それなりに元姑さんからありました。
すでに鬼籍に入っている人ですし、嫌なこともあったけど子育てなど、助けてもらったこともあったので、懐かしく思い出しております」(Aさん)
今は亡き姑さんに、少なからず悩まされていたというAさん。
とはいえ、大変な時期にサポートしてもらったこともあったとしみじみと振り返ります。
そして時は流れ、Aさんの立場は嫁から姑へと変わりました。
「お嫁さんが2人おります。同居ではないし、会った時だけお互いにちょっとだけ気を遣えばいいんです」(Aさん)
Aさんのこの考え方を、「なかなかいい心がけ」「ハードルとしてはそんな高くはない」と称えるつボイノリオと小高直子。
打ち砕かれた母の願い
「彼女たちをかわいいと思いますし、嫌われてはいないと思います(笑)一緒に食事をした時など、ほぼ支払いは私です。
息子らは『お母さん、ええから』って止めますが、私の気持ちの中では、『ここで私が支払った分を、お財布を握ってるお嫁さんたちが、小遣いとして息子らに渡してくれたらなぁ』という思いがあって支払うわけです」(Aさん)
なんとAさんが外食費を払う理由は、浮いた食費をお嫁さんがAさんの息子たちに渡してくれるのではないかという淡い期待があってのことだというのです。
しかし、現実はそんなに甘くありませんでした。
「私が払った分でお嫁さんたちのランチが豪華になると知った時」(Aさん)
つボイ「息子に行かへんかった(笑)」
小高「まあまあまあー、行かんよね」
勝ってるの?負けてるの?
「そう知った時、私の心にメラメラと闘志が沸いたのでありました。ああ、息子たちが止めた理由はこれやったんか!」(Aさん)
真実を知ってしまったAさんは、自らの行動を改めるようになります。
「その後、支払いの時は知らん顔したり、『今月は金欠なのぉ。女一人って大変よ』と言って、3度に1度は支払いをしない姑になりました。
つボイさん皆さん、私これ勝ってるの?負けてるの?どっち?」(Aさん)
Aさんに尋ねられたつボイは、その支払回数に注目します。
つボイ「3度に1度は支払いしない。3度に2度は払ってる、結局(笑)勝ち負けでいうとまだ負けてるような気もしますけど」
しかし、これは勝ち負けの問題ではないとAさんを諭すつボイ。
「息子には行かないですけども。お嫁さんは豪華なランチができるのも、心の底では『お義母さんのおかげ』だろうなという認識はあるんじゃないですか?」
だいぶ回って息子の利益に
このつボイの言葉に「そうそう」と賛同する小高。
「そうやってランチを取ることによって、心にゆとりが出るの。そうすると旦那さんに優しくできるよ!」
Aさんが支払ったお金は、間接的ではあるものの息子たちに確実に恩恵をもたらしていると嫁の立場から解説します。
つボイ「回り回って旦那の利益になっていく」
小高「だいぶ回るけどね(笑)」
つボイ「心の底で『お義母さんが出してくれるのはありがたいわ』という気持ちはある」
小高「嫁姑が仲がいいのは旦那さんにはうれしいことでね」
「さぁ、皆さん方のお宅はいかがでございましょうか!」と世の嫁姑に投げかけたつボイでした。
(minto)
つボイノリオの聞けば聞くほど
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2019年08月01日10時07分~抜粋