2人ともホラーが好き、だけど…?
早速「共通点見つけたんですよ」と亜咲花。
ホラーが好きという暁月さん。亜咲花はホラー作品にレビューをつけて分析的に見ることも多いそうで、「監督にもなりたい!」と言うくらい本当にホラーが大好きな様子。
一方の暁月さんは、「ホラーの世界観は好きだけど心拍数が上がるような刺激的なシーンは苦手」らしく、追いかけられたり、脅かされたりというような怖さには少し苦手意識がある様子…。
「やっぱりホラー映画は音でもビビらせてくる」と亜咲花。
亜咲花「サントラかも凄い絶妙なイイ雰囲気出してくるんですよね」
暁月「ホラー映画専用の楽器があるみたいな…」
曰く「ヴァイオリンの弾く奴で、弾くと『ウゥ~』みたいな」とか細くおどろおどろしいBGMの声真似付きで披露する暁月さん。
さらに亜咲花は「怖いBGMが好き」と続けます。
「聴きながら寝たいなぁ」とつぶやく亜咲花に対し暁月さんは「日常的にかけてたらちょっと自分の生活が…」と少し引く素振り。
全く好きなホラー要素が異なる2人でコラボ作品を作ったらとても面白いものが出来そうな予感がします。
暁月凜は生粋なアニメオタク
アニソンシンガーは、アニメが好きだったりアニメのキャラクターに憧れたりしてこの世界に来る人が多いかと思いますが、暁月さんも「生粋のオタク」だそうです。
暁月さんのアニメオタクデビューは小学5年生とのこと。
きっかけはどのアニメだったのでしょうか?
名探偵コナンなどの一般的なアニメからオタク道に入った暁月さん。
暁月「徐々に徐々に、『神無月の巫女』や『コードギアス』とか…徐々に深みに」
亜咲花のマネージャーとも話が合うそうで、「絶対私よりアニメの趣味合うかもしれない」と亜咲花。
亜咲花「私のきっかけは『涼宮ハルヒの憂鬱』だったんですよ」
暁月「私も結構見てました。ダンス真似してた」
アニメ『涼宮ハルヒの憂鬱』のエンディングテーマ『ハレ晴れユカイ』に合わせてハルヒたち主人公組が踊っており、放送当時から大ブームを巻き起こし真似して踊る人たちが沢山いました。
暁月さんも踊っていたそうですが、「運動神経悪いから全然出来なかった…」と自嘲気味に笑う暁月さんでした。
母国・中国でも人気な耽美なメロディ
先日、19曲のカバー曲、1曲のセルフカバー曲を収録したアルバムをリリース。
それぞれの曲はどれも青春を彩ったもので、暁月さんの思い出であり精神世界に近い感じだと語りました。どこか病み、仄暗い感じの曲が多いとのこと。
「世界観にピッタリ合っていますね、凜さんの声」と亜咲花も頷いたのは、天野月子さんの楽曲「蝶」のカバー。
暁月「明るく振舞おうとしてたんですけど、やっぱ闇の方が良いなって」
「やばいでしょ?」と苦笑いを含ませる暁月さんですが、「でもやっぱり、歌は素の方が良いですよ!」とフォローする亜咲花。意外とちゃっかりしているのか、「ですよね!」と暁月さんも開き直ります。
暁月さんは中国出身のアニソンシンガーですが、「実は中国で流行っていた曲がこういう風が多い」との情報が。
明るい曲よりも、どこか耽美的な世界観の曲がよく流行したそうです。
中国には私も「退廃耽美」の印象を持っています。日本製ホラー作品が持つ「静の恐怖」と相性がいいのでしょうか?暁月さんの好きなホラー要素とも通ずる物がある気がします。
(nachtm)
セットリスト
M1 暁月凜「蝶」
M2 亜咲花「he Sunshower」
M3 Cö shu Nie「bullet」