ザキオカ×スクランブル

まだまだ語りたい!山崎怜奈と永岡歩がWBCトーク!

山崎怜奈と、CBCアナウンサー永岡歩のラジオ好き2人が土曜の午後に「お互い話したいこと」を喋り尽くす30分間のトークショー『ザキオカ×スクランブル』(CBCラジオ)。

3月25日放送の模様をお届けします。

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最高のWBC!

「やっとWBCに追いつきました…」と語ったのは山崎です。

山崎「今回、野球をめちゃめちゃ楽しみました。ドラマみたいでしたね。観ましたか?決勝もですが、準決勝がすごかったですよね!」

永岡「メキシコ戦ですね」

山崎「9回裏、まず大谷選手が出てきた時にこれは何かあるなって思いましたね。そして初球ですね、結構な長打で塁に出ましたね。
その後、状況を読んで次の吉田選手が塁に出ることが適切だと判断して、しっかりと出たのがすごかったですよね。そして次ですよ!村上選手です」

1次リーグからなかなか自分の調子を出してこれなかった村上選手に打席が回った瞬間、日本を応援する全員が「村神様」にヒットを願ったことでしょう。

永岡「かっこよかったですよね。吉田選手が一塁へ出た時に、村上選手に向かって指さして『次はお前が打つんだぞ』と」

リーグ戦から好調で、ホームランも打っていた吉田選手でしたが、ここは塁に出ることを優先。
しっかりと球を見極めフォアボールで確実に一塁を埋め、続く村上選手に託します。

永岡「実は村上選手はその振りを見ていなかったらしいですね。バントにした方がいいのか、などいろいろと考えていたみたいですね」

圧倒的速さ…!

打席に入る前、村上選手の元へコーチが駆け寄ってきた際に「バントさせられるのか?いっそのこと代打なのか?」とよぎったそう。
しかしコーチからは監督の熱い思いが村上選手へ伝えられ、そこで「やるしかない」という気持ちに変わったそう。

永岡「…からの、センターを超えるロングヒットですよ」

山崎「あのサヨナラは熱かったですね…」

村上選手のフェンス直撃ヒットの間に日本は2人帰還。
吉田選手の代走を任された周東選手があっという間にホームインし、その瞬間サヨナラが決まりました。

永岡「周東選手の脚が速すぎて大谷選手を抜くんじゃないかって思いましたよね」

村上選手の打球が上がった瞬間タッチアップを考えた大谷選手と、万が一タッチアップでも戻れる自信のあった周東選手がそれぞれスタート。
大谷選手の脚力も相当なものですが、盗塁王のタイトルを持つ周東選手のホームインまでのスピードに驚いた方も多かったのではないでしょうか。

試合前に

永岡「その後の決勝ですよ。点を取られた後に取り返して、すぐ追いつく。もう最高です。9回に大谷選手がマウンドに上がって。『泥だらけのクローザー』と。これは2023年の流行語大賞に決定でしょう」

山崎「中居正広さんがおっしゃっていましたね。すごくいい言葉でした」

対するバッターは普段は大谷選手と同じチームのトラウト選手。
世界ナンバーワンとも言われるバッターを、2アウトで1対1の勝負に持ってくる大谷選手の強さ、運、全てにおいて脚本のある漫画のようでした。

山崎「大谷選手が決勝のゲーム前に円陣を組んで言ったのは『憧れるのをやめましょう』と。今日相手チームはものすごい選手ばかり出ているけれど、僕たちはそれを超えるために来たのだから、と」

「憧れてしまったら超えられない」ということをチームメイトに伝えた大谷選手です。

最後は1対1で

永岡「トラウト選手はメジャーリーガーになってから6,000打席以上立っている。しかしその中で空振りの三振は24回しかしていないんです。
そのトラウトが大谷の6球で空振りの三振で終わる。何故なのか。
トラウトは本気で勝てると思っていて、絶対に当たると思ってあの球を振ったらしいんです。必ず当てて、延長に突入させてやるという気持ちで思った彼は思いっきり振って、三振になったらしいんです」

山崎「もう本当にドラマのようでしたね。脚本があるのかっていう。試合後、メキシコもアメリカの監督も素晴らしいコメントを残していて。すごいなあって思いましたね」

開始前から注目度の高かった今回のWBCは、日本を応援するファンとしては最高の結果と過程を見せてくれました。
とにかく話したくてたまらない!という様子の山崎と永岡のWBCトークでした。
(新海 優・Yu Shinkai)
 
ザキオカ×スクランブル
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2023年03月25日16時15分~抜粋

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