山崎怜奈とCBCアナウンサー永岡歩のラジオ好き2人が、土曜の午後に「お互い話したいこと」を喋り尽くす30分間のトークショー『ザキオカ×スクランブル』(CBCラジオ)。
2月4日の放送は、「2月と言えば…」という雑談から始まります。
山崎怜奈と永岡歩アナウンサーが「言葉の伝え方の難しさ」を語る
受験シーズン
山崎「永岡さん、2月と言えば何ですか?」
永岡「放送日の昨日の節分かな?山崎は?」
山崎「わたしは受験ですかね。この時期はシーズンですよね。共通テストが終わってそろそろ中学校と高校受験ですよね。きつかったですね…」
永岡「山崎は受験やってたの?」
山崎「やってました。中学受験ですね」
永岡「中学受験!?小学校6年生で受けるわけでしょ?」
山崎「2月1日と2日。今でも覚えていますね。かなりしんどかった。
わたしの進学した学校は国語、数学、理科、社会の4科目でしたね。今の仕組みとは違うかもしれないですけど。
4科目のうち国語、理科、社会は解答を全て埋めた後で答えを確認する時間もあるくらいだったんですが、ただ数学だけ半分しか埋められなくて。
だから、計算式が加点になる問題もまったく考え方がわからないし。他の問題もほとんどわからなかったですね」
数多くのクイズ番組に出演するほどの頭脳の持ち主である山崎も、苦手な科目には苦戦していた模様です。
永岡「放送日の昨日の節分かな?山崎は?」
山崎「わたしは受験ですかね。この時期はシーズンですよね。共通テストが終わってそろそろ中学校と高校受験ですよね。きつかったですね…」
永岡「山崎は受験やってたの?」
山崎「やってました。中学受験ですね」
永岡「中学受験!?小学校6年生で受けるわけでしょ?」
山崎「2月1日と2日。今でも覚えていますね。かなりしんどかった。
わたしの進学した学校は国語、数学、理科、社会の4科目でしたね。今の仕組みとは違うかもしれないですけど。
4科目のうち国語、理科、社会は解答を全て埋めた後で答えを確認する時間もあるくらいだったんですが、ただ数学だけ半分しか埋められなくて。
だから、計算式が加点になる問題もまったく考え方がわからないし。他の問題もほとんどわからなかったですね」
数多くのクイズ番組に出演するほどの頭脳の持ち主である山崎も、苦手な科目には苦戦していた模様です。
数学は捨て!
永岡「僕も大学受験は文系だったから、数学はすぐに捨てたからよくわかるね」
山崎「でも大人になってから数学の本とか見ると楽しいなって思いますね。でも受験生の時はしんどすぎた…。
『ナガオカ×スクランブル』をやっていた時なんて、受験生のリスナーを応援していたじゃないですか?
わたしもラジオで受験生からのメッセージをもらうんですけど、既に頑張っている人に『頑張って』なんて言えなくないですか?」
永岡「そうなの。もうたくさん頑張っているんだからね」
山崎「だからこれまでの勉強とか努力とか経験とか時間を自信に変えて、前向きに自分の人生に向き合っているだけで偉いんだからね。
でも『この答え方で合っていたのかな?頑張ってって言った方が良かったのかな』と思うんですよね」
永岡「俺はとにかく『大丈夫!』って言っていたね(笑)。
やるやらないは自分で決めているわけだから。どうせその日は来るんだからその日までの過ごし方で臨むしかないわけで。
その結果がどうであれ、もしダメでも届かなかったんだと思う。上手くいけばここまでやってきて良かった、間違いなかったんだって思えるわけで」
山崎「でも大人になってから数学の本とか見ると楽しいなって思いますね。でも受験生の時はしんどすぎた…。
『ナガオカ×スクランブル』をやっていた時なんて、受験生のリスナーを応援していたじゃないですか?
わたしもラジオで受験生からのメッセージをもらうんですけど、既に頑張っている人に『頑張って』なんて言えなくないですか?」
永岡「そうなの。もうたくさん頑張っているんだからね」
山崎「だからこれまでの勉強とか努力とか経験とか時間を自信に変えて、前向きに自分の人生に向き合っているだけで偉いんだからね。
でも『この答え方で合っていたのかな?頑張ってって言った方が良かったのかな』と思うんですよね」
永岡「俺はとにかく『大丈夫!』って言っていたね(笑)。
やるやらないは自分で決めているわけだから。どうせその日は来るんだからその日までの過ごし方で臨むしかないわけで。
その結果がどうであれ、もしダメでも届かなかったんだと思う。上手くいけばここまでやってきて良かった、間違いなかったんだって思えるわけで」
仕事も同じ
この話は受験のみに限らず、2人とも仕事にも活きているとのことです。
永岡「これって仕事でもそうじゃない。俺たちって背伸びしたトークショーって出来ないじゃない。誰かを泣かせようとして話しても無理なわけで。
ただ、俺たちができる限界で話せば伝わることもあるから。だから大丈夫です」
山崎「大人になっても『大丈夫』って言ってほしくないですか?ずっと大丈夫なわけではないから」
永岡「でも『今日ってどうでした?』って聞いて『大丈夫でしたよ』って言われるのってちょっと違くない?赤点取ってないよっていうくらいの感じで。それは嫌じゃない?
受験は良いのよ、合格は合格だから。だけど僕たちはそれ以上を目指して仕事をしていなくてはいけないからね」
山崎「わかる。『良かったよ』って言われるのはすごく嬉しいんだけど『大丈夫だったよ』は大丈夫じゃないんだろうなって思っちゃうの。ひねくれてるのかもしれないけど。だからちょっと『あぁ…』って思っちゃう時はあるよね」
永岡「これって仕事でもそうじゃない。俺たちって背伸びしたトークショーって出来ないじゃない。誰かを泣かせようとして話しても無理なわけで。
ただ、俺たちができる限界で話せば伝わることもあるから。だから大丈夫です」
山崎「大人になっても『大丈夫』って言ってほしくないですか?ずっと大丈夫なわけではないから」
永岡「でも『今日ってどうでした?』って聞いて『大丈夫でしたよ』って言われるのってちょっと違くない?赤点取ってないよっていうくらいの感じで。それは嫌じゃない?
受験は良いのよ、合格は合格だから。だけど僕たちはそれ以上を目指して仕事をしていなくてはいけないからね」
山崎「わかる。『良かったよ』って言われるのはすごく嬉しいんだけど『大丈夫だったよ』は大丈夫じゃないんだろうなって思っちゃうの。ひねくれてるのかもしれないけど。だからちょっと『あぁ…』って思っちゃう時はあるよね」
伝え方の難しさ
ラジオや仕事終わりにスタッフに放送の感想を聞くことがあるという2人は、反応に対してさまざまな感情を抱くようです。
永岡「ダメならダメって言って欲しいんだよね」
山崎「でもちょっとダメだった時とか、調子が悪かった時に他人から『大丈夫?』って聞かれると脊髄反射のように大丈夫って言わざるを得ないというか。
だから、誰かに対して大丈夫か聞くのも難しい時もあるよね。何も言わなくても気づいてくれる人は本当に嬉しいよね」
永岡「言い方って本当に難しいんだよね。たまに後輩からロケの後に感想を聞かれる時があって『こうしたら良いんじゃない?』って言うのよ。たまにオンエアを見て涙まで流してショックを受けている後輩もいるのに、そこでただ『大丈夫だよ』っていうのは雑なのかなって。せっかく相談に来てくれたのになって。
ただ励ましてほしいのか、具体的なアドバイスがほしいのかわからないから、俺は話がすごく長くなっちゃうね」
熱心にアドバイスを送る中、たまたま通りかかった第三者に後輩を泣かしていると勘違いされたくない永岡は「俺に感銘を受けて涙を流しているんだよ」というアピールも忘れないそう。
言葉を操る仕事を行う2人にも、相手に気持ちを伝える事の難しさを感じるという、少し深い話が聞けた今回のオンエアでした。
(新海 優・Yu Shinkai)
永岡「ダメならダメって言って欲しいんだよね」
山崎「でもちょっとダメだった時とか、調子が悪かった時に他人から『大丈夫?』って聞かれると脊髄反射のように大丈夫って言わざるを得ないというか。
だから、誰かに対して大丈夫か聞くのも難しい時もあるよね。何も言わなくても気づいてくれる人は本当に嬉しいよね」
永岡「言い方って本当に難しいんだよね。たまに後輩からロケの後に感想を聞かれる時があって『こうしたら良いんじゃない?』って言うのよ。たまにオンエアを見て涙まで流してショックを受けている後輩もいるのに、そこでただ『大丈夫だよ』っていうのは雑なのかなって。せっかく相談に来てくれたのになって。
ただ励ましてほしいのか、具体的なアドバイスがほしいのかわからないから、俺は話がすごく長くなっちゃうね」
熱心にアドバイスを送る中、たまたま通りかかった第三者に後輩を泣かしていると勘違いされたくない永岡は「俺に感銘を受けて涙を流しているんだよ」というアピールも忘れないそう。
言葉を操る仕事を行う2人にも、相手に気持ちを伝える事の難しさを感じるという、少し深い話が聞けた今回のオンエアでした。
(新海 優・Yu Shinkai)
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