戸井康成の木曜スクラッパー

電卓よりも早い!インドの少年、6つの暗算世界記録を更新

ギネス世界記録の発表によると、インドの数学天才少年が1日で6つの暗算における世界記録を更新したそうです。
6種類の難度の高い暗算を大量にこなすその速度は、なんと電卓よりも早いとのこと。

3月13日放送のCBCラジオ『戸井康成の木曜スクラッパー』では、戸井康成と小林美鈴がこのニュースについて話題にします。

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1日で6つの世界記録

日刊ゲンダイDIGITALなどによれば、インドの14歳の少年、アーリャン・シュクラさんが1日で6つの暗算世界記録を更新しました。
シュクラさんは過去にも記録を樹立していて、今回のチャレンジで自身の記録を更新しました。

シュクラさんが今回達成したギネス世界記録は、以下の通り。

4桁の数字100個を暗算で足し算:30.9秒
4桁の数字200個を暗算で足し算:1分9.68秒
5桁の数字50個を暗算で足し算:18.71秒
20桁の数字を暗算で10桁の数字で割る問題10問:5分42秒
5桁の数字同士を暗算で掛ける問題10問:51.69秒
8桁の数字同士を暗算で掛ける問題10問:2分35.41秒

記録を読み上げるたび、驚いたように「暗算だよ?」と繰り返す戸井。

小林「早っ!」

電卓よりも早いスピードに驚愕

シュクラさんが打ち立てた記録は、人間が電卓に手で数字を打ち込むスピードをも上回るそうです。

戸井「電卓で計算するよりも早く計算ができる!」

そもそも、この少年が暗算記録に挑戦することになったきっかけについて、素朴な疑問を抱く戸井。

小林「才能…じゃなくて何だろね?」

昨年13歳のときに「5桁の数字50個を暗算で足し算」の世界記録をすでに出していたシュクラさん。
なぜこれほど計算が早く、正確にできるようになったのでしょうか?

「数学が得意な国」のイメージのあるインドですが、実は計算するときの感覚がインド人と日本人で異なるそう。

日本では「そろばんを習ったことのある人は計算が早い」という先入観があります。
そろばんに熟達した日本人が、まさに頭の中でそろばんを弾くのと同じような感覚で、インドの人は頭の中で図形で計算している、と小林は解説します。

毎日の計算練習に数時間

戸井によると、「インド式計算法」という方法が知られているとのこと。
ところが「詳しい説明は自分が池上彰さんか、林修さんのようになったときに教える」ともったぶる戸井。

小林「もう来ないな(笑)」

戸井「今でしょ!」

シュクラさん自身、相当な努力を積み重ねて今の計算スピードに至ったそうで、毎日の計算練習はなんと5、6時間にも及ぶそう。
ギネス世界記録というより、もはやオリンピックに出場するアスリート並みの修練を重ねているようでした。
(nachtm)
 
戸井康成の木曜スクラッパー
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2025年03月13日20時40分~抜粋

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