戸井康成の金曜スクラッパー

客の声に反応?中国の動物園で「着ぐるみ疑惑のヒグマ」が出没

中国・遼寧省の動物園のヒグマが、餌やりをする客の声に機敏に反応していることから「着ぐるみ」疑惑が持ち上がっています。

戸井康成とアシスタント小林美鈴がこのニュースについて語ります。
3月24日放送のCBCラジオ『戸井康成の金曜スクラッパー』から。

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異常に反応が良すぎるヒグマ

共同通信によると、中国・遼寧省の動物園のヒグマに「着ぐるみ」疑惑が持ち上がっていると、中国メディアが伝えたことがわかりました。

14日に撮影された動画には「立ちなさい!」という来園客の声に反応して立ち上がり、手を振るヒグマの様子が映っています。
あまりの反応の良さに「中に人が入って演じているのでは?」との声も出たとのことですが、動物園の担当者は「人は入っていない」と否定しているそうです。

戸井「『中に人はいない!』というパターンですね」

いかにも怪しげなニュースですが、リスナーからも「野生の動物を人が演じている疑惑が持ち上がってますよ。中国の動物園ですよ」などコメントが寄せられています。

戸井「まあまあ、なんでもやるのが中国」

なりふり構わずの姿勢が知られている中国。
中国では、白いロバに黒いスプレーをかけてシマウマにして歩かせたり、犬にたてがみを付けてライオンの子供にした事例さえ過去にあると戸井。

戸井「ついに人間がヒグマの着ぐるみを着て客にアピールしたという」
小林「いやいや、疑惑ですから!本当のクマですよ」

体の前には謎の白いラインが…

「中国 クマ 着ぐるみ」で検索すると、立ち姿がシュッとしているクマの画像が確認できます。

小林「しっかり仁王立ちしてますね」

フサフサの毛並みはどうみても動物ですが、クマにしては細身で、言われてみるとどことなく不自然な感じがします。

戸井「人間が入ってると言われたら、入っているような」
小林「…感じしますね」

動画を観ても、ヒグマがまるで犬のように客の言うことを聞き、エサをもらおうとしている従順な様子がうかがえます。しかも、かなりの頭数が映っています。

さらに、ちょうど身体の前には謎の白いラインが見えており、「実はチャックでは?」と疑ってやまない戸井。

戸井「全部着ぐるみなんやろか?5、6頭いるけども」
小林「いやいや、全部ヒグマですよ!もちろん…」

「これはバツじゃないのか?」と訝しむ戸井。
どんな犯罪を犯すとこの罰を受けるのか?と疑念が尽きないようです。
単なる着ぐるみならともかく、エサをキャッチして食べ、四足歩行を強いられるとなると想像を絶します。

自然に言葉を覚えた?

戸井「仕事に遅刻したくらいじゃやらない罰だよね?」

小林「結構厳しい罰ですよ、これは」

動物園側は「来園客が餌をあげることができるスポットでは、慣れてくるとペットのように餌をもらえると思って立ち上がる」と断固として説明しています。

戸井「1頭くらい人が入ってるんちゃうかな」

動画を観た小林は、エサをちゃんと口で食べている様子から、ヒグマと信じて疑わないようです。
一方「手を挙げろ!」と言われて手を挙げていたので、信じられないと言わんばかりの戸井。

戸井「(言葉を)覚えちゃってる?」

小林「覚えちゃったのかね、すごいな!」

もし本物の動物だとしたら、ヒグマが自然に人間の言葉を覚えたということ。
真相がいずれだとしても、興味深い中国のニュースでした。
(nachtm)
 
戸井康成の金曜スクラッパー
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2023年03月24日21時17分~抜粋

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