戸井康成の金曜スクラッパー

どちらが有名なヤンキー?SNS上の言い争いが暴行に発展…

10月2日にさいたま市で、SNSのトラブルがきっかけで、男子中学生が暴力団員から暴行を受けるという前代未聞の事件が発生しました。

トラブルの元は「埼玉でどちらが有名なヤンキーか」をめぐり、言い争いになったことだそう。

12月9日放送のCBCラジオ『戸井康成の金曜スクラッパー』では、戸井康成とアシスタント小林美鈴がこの事件を取り上げました。

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中学生の言い合いが火種に

埼玉県の14歳の男子中学生が女子中学生に「俺が有名なヤンキーなんだ」などと送ったところ、女子中学生が「私のほうが有名なヤンキーだ」と返し、「どちらが埼玉県内で有名なヤンキーか」をめぐってトラブルに。

女子中学生が知人の暴力団組員と暴走族のメンバーら20人以上で男子中学生を監禁し、暴行を加え、大けがをさせました。警察が詳しく調査しているとのことです。

話を聞くなり、呆れた様子の二人。

「SNSのトラブルで組員らが男子中学生に暴行。想像しただけでも恐ろしい事件だと思います」(Aさん)

「言い争いから暴行事件に発展しました。どちらも痛い目をみたわけですが、果たして反省するのかどうか?」(Bさん)

「こどもの喧嘩に大人が首をつっこむなんて、仲裁の女王・竹内まりやもきっと呆れてますね」(Cさん)

インパクトの強いこのニュースに対し、リスナーからも続々とコメントが寄せられました。

令和の時代に昭和の学園ドラマ

戸井「いま令和の時代ですよね?」

小林「ね?『ヤンキーだ』って自分で言うっていうね」

戸井「2022年、民間人が月に行くような時代ですよね?昭和の学園ドラマみたいな事件が起こったということですけども」

民間人が月に行き、さらには月旅行を企てるような令和の時代。
戸井も往年のヤンキー漫画を引き合いに出すのが精一杯です。

ここからひとしきり、戸井と小林が中学生のヤンキーと思われるやりとりを丁々発止繰り広げます。
自演しながらも、あまりの低レベルなやりとりに思わず吹き出す小林。

戸井「このくらいでしょ?中学生って」

小林「全然!低レベル!」

戸井「これくらいが可愛いのよ」

さすがにこの事件では、昭和のシンガーソングライター・さだまさしも曲を書けないと言い放ちます。

小林「書けませんな!」

蔓延っていたヤンキー文化

いつしかその名を聞かなくなって久しい「ヤンキー」。
そもそも、いつ頃まで生き残っていたのでしょうか?

学生時代に「ヤンキー」がいたかどうか小林に尋ねる戸井。
小林の学生時代にはもういなかったものの、憧れる男子はたくさん残っていたそうです。

小林「全然平和」

戸井「そうだろな、時代的に。俺の時代はみんなそんな感じですよ」

同じ学生時代でも、まわりの景色は全く違っていたことがうかがえます。
無縁のようにみえる戸井でさえ、当時は関連グッズを持ち歩くなど、ヤンキーの影響から免れなかったことを明かします。
ちなみに愛読書は『星の王子さま』だったと振り返る戸井。

小林「読んだことないでしょ?挿絵しか知らないでしょ!」

戸井のクラスメイトも実は良い子でしたが、筋金入りのヤンキーだった親の影響で、夏休みに髪を渋々染めていたそうです。

爆音を鳴らすようなかつてのヤンキーが、今の時代も細々と、ひっそり存在していたことに驚きを隠せない戸井。

戸井「くれぐれも青春のほとばしりは、ほどほどにして頂きたい」

「いつの時代も損をするのは若者」と釘を刺す戸井でした。
(nachtm)
 
戸井康成の金曜スクラッパー
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2022年12月09日21時20分~抜粋

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