ナガオカ×スクランブル

緑黄色社会の「始まりの歌」を聴くと、何かを始めたくなる!

9/19の『ナガオカ×スクランブル』に、地元愛知県出身の男女混成バンド、緑黄色社会が生出演しました。
バンドの愛称は「リョクシャカ」、メンバーは長屋晴子、小林壱誓、peppe、穴見真吾の4人です。

今年の1月に1stミニ・アルバム『Nice To Meet You??』を発売した時もゲスト出演したリョクシャカ。
今回の出演は、ボーカルの長屋晴子さんとベースの穴見真吾さんが。

名古屋を拠点に活動しているバンドの中でも人気上昇中のポップバンドに、永岡歩が迫ります。

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緑黄色社会結成秘話


緑黄色社会は、最近音楽番組『関ジャム 完全燃SHOW』(テレビ朝日系)で紹介されたのを観た人も多いのでは?

長屋さん、小林さん、peppeさんの3人は高校の同級生で、軽音楽部でバンドを結成。そこにギターの小林さんと幼なじみだったベースの穴見さんが加わり、現在のメンバーとなりました。

穴見さんだけ2学年下で、まだ19歳です。
話題は、その穴見さんの加入秘話になります。

中学時代、穴見さんは部活で陸上ホッケーをやっていましたが、軽音にも入部。ベースをはじめますが、特にバンドは組まないという独特な部員でした。
「はなわ」以来(?)のひとりベースです。

「お前友だちいないのか?俺と一緒!」と永岡につっこまれます。

リョクシャカはすでにバンドを組んでいましたが、ベースが辞めたので後任を探していたところ、小林さんから幼なじみの穴見さんを紹介されました。

穴見さんは当時チャットモンチーなどをコピーしていたリョクシャカのライブを見に行き、演奏力やサウンドと、きれいな年上の女子高校生?に感激。
幼なじみの小林さんにバンドに誘われた時、「即答、走って入った」とか。

ところが、初めて他のメンバーにあった時、穴見さんは無口になってしまいます。気まずい雰囲気の中、無言でスラップ(ベースの奏法のひとつ)を始めます。
驚いた長屋さんは「なんだこいつ、どうしよう」と思いましたが「生意気なんじゃなくて、不器用なんだ」と理解したそう。

穴見さんは当時中三。「俺、これくらいできるぜ」と練習していた中で一番難しいスラップをやったそう。中三の背伸びの仕方が、いま思えば、恥ずかしくもかわいいです。

ADOREは「憧れ」


緑黄色社会は、結成して5~6年。2013年には「閃光ライオット」(10代音楽フェス)で準グランプリを獲得、今年の1月にはミニアルバム発売。そして8月2日に2nd Mini Album『ADORE』を発売しました。

「歌詞やアレンジに、私たちの憧れをたくさん詰め込んだアルバムなので、『ADORE』というタイトルにしました」と長屋さん。

中でも「始まりの歌」は、これから何か新しいことを始めようとしている人にぴったりな曲です。

「めちゃいい。聴いて立ち上がったよ」と永岡。

「ぐっとやる気のスイッチを入れてくれる」

作詞は長屋さんです。

「3年くらい前の曲で、当時の自分たちには素直すぎて恥ずかしかった。ちょっとかっこつけてる時期だったので、一回封印しました。最近聴き直したら、今の自分たちなら歌えるし、すごくいいんじゃないかと思い、アレンジし直してやりました」

歌詞の「るららら」が好きという永岡。

「"らららら"じゃないところがいい。歌いやすいし、"る"がはいるところで印象に残る」

穴見さんも最初に聞いた時の印象を「歌に包みこまれました」と語ります。

「それなりの生活」


永岡は特に5曲目の「それなりの生活」が好きだそう。

「大事に歌ってきている曲です。初めて私が弾き語りをする機会をいただいて、その時はバンドで曲を作っていたけど、ひとりだけで作った初めての曲です」と、長屋さん。

「もやもやから抜け出せない時期があって、この曲を作りました」

「この先、また色が変わってきそうな曲ですね」と永岡がフォローします。

名古屋でワンマンライブ!


このエリアでは12月10日、名古屋大須のE.L.Lでライブを行う緑黄色社会。

「この一年間で培ってきたものを、この日にぶつけたいです。東京、大阪のあと地元名古屋に帰ってくるので、地元愛をぶちかましたい」と穴見さん。

「4月にワンマンを初めてやりました。今度は東名阪ワンマンツアー。名古屋もキャパが上がって、自分たちもどうなるかわからないので、ワクワクと不安でいっぱいですが、いいものにしたいなと思っています」と長屋さん。

リョクシャカがどんなパフォーマンスをみせてくれるのか、ぜひチェックしてくださいね!
(みず)
ナガオカ×スクランブル
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2017年09月19日23時21分~抜粋

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