あの秋元康さんが総合プロデュースを手掛けた11人組デジタル声優アイドルグループ、22/7(ナナブンノニジュウニ)。
9/7の『ナガオカ×スクランブル』に、花川芽衣(はなかわ めい)さんと西條和(さいじょう なごみ)さんの2人が初登場しました。
緊張で固くなっている西城さんは、初めの自己紹介で永岡歩にやり直しをさせられてしまいます。
「なごみが張り詰めすぎてるから!」と、ダメ出しから始まったインタビューは、一体どんな内容になったのでしょうか。
22/7 西條和、デビューのきっかけは「ショック療法」?
デジタルアイドル声優グループ
22/7は、秋元康さんとアニプレックスとソニーミュージックがタッグを組んで結成された、デジタル声優アイドルグループ。
花川さんによると「他のグループと私たちのグループの違う点は、私たち本人が先に立つのではなくて、キャラクターが先に立って活動をしているというところです」とのこと。
「みんなの顔が出てくる前に、キャラクター、女の子の絵がバーンとマスコミに発表されてさ、こんな子たちなんだと!で、どんな子たちなんだろうと思ったらあなたたちを知る、みたいな」
この全く新しい試みに永岡も興奮気味。
「声優になろうと思ってなかった」
22/7のキャラクターは、名だたる顔ぶれの作家陣がデザインを提供していることでも話題になっています。
西條さんの役は「滝川 みう」。
『けいおん!』のキャラクターデザインを担当した堀口悠紀子さんの手によるものです。
「ごめん、俺アニメは詳しくないんだけど。『けいおん!』はさすがに見た!」と語る永岡に「すごい…はい」と、吐息で語る西條さん。
「別に声出しても怒られないよ!声、あんま出さないで生きてきたの?」と永岡からツッコみが入ります。
「あなたたち、“声優”なんでしょ!」と、原点を確認する永岡に「私、もともと声優になろうと思ってなかった」と、西條さんから仰天発言が飛び出します。
これには「どうした、急になごみが乱すな!」と、慌てふためく永岡。
「私は特にやりたいことがなくて、人が苦手だったので。しゃべりかけないで欲しいってずっと思ってて。兵庫県出身なんですけど、ずっとこのまま地元にいたら大人になったらやばいなと思って」
友達も少なかったという西條さんは「そこで、このオーディションを見つけて。自分が一番苦手なことをしたら、ちょっと変われるかなと思って」
オーディションへの挑戦は「ショック療法」であったと語ります。
デジタルアイドル声優グループを選んだ理由は「声優さん詳しくなかったんですけど、あんまり自分自体が出なくていいのかなって」とのこと。
西條さんが思い描いていたイメージとは、実際は少し違っていたようです。
秋元康マジック
「めいさん、一緒にやってて大変な子だね。めいさんから見て、なごみちゃんはどんな子なの?」と振られた花川さんいわく、「私が今まで見てきた女の子の中でも、一番おとなしいなって」
西條さんのおとなしいレベルは、かなりのものであることがうかがえます。
「プロモーション回るよっていわれた時、どう思った?」と聞かれた西條さん。
「いつも8人とか11人で動いているので、結構ちゃんとしゃべれる子がいつもしゃべってるので」
22/7は11人組ですが、その中でキャラクターがあるのが8人なんだそう。
「名古屋へ急に行け!言われて。どうなの?今日1日プロモーションやってきてどうだった?」との質問に「ずっとラジオで今日生放送っていうの初めて。生放送したことなかったので、どうしようかと」
それでも「今日はいつもよりはしゃべりました」という西條さん。
「頑張ってると思います」と花川さんも太鼓判です。
「元々、声を発すること自体が苦手だったので」と話す西條さんに、「なんで受かるの?これが秋元康マジックというかね、なんかこういうところに魅力があるのかもしれないなぁ」と、率直な感想を述べる永岡。
花川芽衣「運命的だなって」
一方、花川さんは「声優とアイドルさん、どっちにもなりたくて」と、両方に憧れていたんだそう。
「あなたなんか頭ちっちゃくて小柄で、かわいくて。学校でもアイドルみたいな存在や」との永岡の発言に「いやいや…全然」と軽めの返しをする花川さん。
「否定弱くね?まあまあありました、みたいな否定になってない?今の」永岡、逃がしません。
「絶対モテてた。じゃないと私アイドル、声優なりたいですってなくない?」となおも攻める永岡に「いやー、なんかちっちゃい頃に、アニメとアイドルさんばっか見てたので」と、花川さん。
「この世界に憧れてはいたんですけど、なかなかオーディションを受ける勇気が出なくて。でも、上京してきて、同年代の方々が輝いている姿を見て、なんかこのままじゃダメだなってすごい思うようになって。それでオーディションを探して、ちょうど見つけたのがこのオーディションで。コンセプトも自分とぴったりで。運命的だなってすごい思いました」
そんな花川さんの役名は「斎藤 ニコル」。
キャラクターデザインは『冴えない彼女の育て方』でおなじみの深崎暮人さんです。
22/7に込められた意味
22/7は秋元さんが考えた名前で、割り切れずにずっと続く数字に「想像の象徴」という意味が込められているんだそう。
割ると3.14285…確かに数字が果てしなく続きます。
このように続いていく数字に、可能性やその先の何かを想わせてくれるのが22/7であるというわけです。
9/20にデビューシングル『僕は存在していなかった』がリリースされます。
「俺はスゴイ好きだった!秋元さんの“友達がいない男パターン”詞って大好きなんですよ」と、永岡。
「最初の歌詞が、まさに自分のことを(表している)。すごい共感する歌詞だったので。これが自分たちの曲になるっていうのがすごいうれしかったです」と西條さん。
PVはモーションキャプチャを使い、自分たちの動きに合わせて、キャラクターが動き出すという仕組みで作られました。
「自分が動き出すと、それと同時にキャラクターが動くのが見えて。本当に自分はこのキャラクターを演じるんだって再認識したというか。そういう点ですごく感動したし、できあがったミュージックビデオを見て、みんなに個性があるなっていうのが見えて、それがすごいよかったです」(花川さん)
「SHOWROOM」はお母さんと一緒
アプリ「SHOWROOM」で、毎日配信しているという話を聞いて「できんの?なごみ」と西條さんを心配する永岡。
「私はあんまりしてない…」という西條さんに「やれ!SHOWROOMやれ!大事や」と永岡。
「やる時は誰かしらメンバーの後ろにちょこっと入ったりとか」と、やはり控えめです。
それでも、先日初めて1人で2時間ほどしゃべったという西條さん。
「その時ちょうど実家に帰ってて、お母さんにアドバイスをもらいながらやってました」
なんと、お母さんがカンペを出してくれていたんだそう。
リリース翌日の9/21、池袋サンシャインシティ噴水広場で18時からリリースイベントの生パフォーマンスが行われます。
1万枚限定リリースの『僕は存在していなかった』と共にぜひチェックしてみてください!
(minto)
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