ナガオカ×スクランブル

関西ジャニーズJr.が明かす、ジャニーさん秘話

様々なアーティストやアイドルとの交流を育んでいる、永岡歩アナウンサーがお届けする『ナガオカ×スクランブル』。
この日のゲストは関西ジャニーズJr.から、室龍太(むろりゅうた)さん、藤原丈一郎さん、大橋和也さん、朝田淳弥さんです。

6月上旬、松竹座の時代劇舞台『銀二貫』に出演していた皆さん。そこの稽古場でインタビューした模様を、前週から2週連続でお届けしています。この日は「あの日、あの時の俺」という企画を行ないました。
皆さんがジャニーズに入ってから、ステージや番組などで思い出のある曲を、そのエピソードとともに紹介してもらうコーナーです。

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ひとりだけジャニーズじゃない?


元々はジャニーズJr.のユニット、ふぉ~ゆ~の番組から派生した企画で、これまでにもA.B.C-ZやSexy Zoneの方々にもやって頂きました。果たして、今回はどんなエピソードが聞けるでしょうか。
室さんは以前に経験済みなので、その他の3人にお聞きしていきましょう。

まずは朝田さんから。
「朝田淳弥の“あの日、あの時の俺”は、中山優馬くんの『YOLO moment』」

なぜこの曲なのか、理由を語ってくれました。
「初めてMステ(ミュージックステーション)に出させてもらった時の曲で、一番思い出があるかなと。」

中山優馬さんのバックダンサーの一員として出演したそうです。Mステの公式サイトの出演者と曲目リストで調べたところ、2015年4月24日のようですね。

その時の様子を「思ってたより小っちゃいんだな、スタジオって。初めて客観的に見たのがその時だったんで」と話す朝田さん。

すかさず他のメンバーからツッコミが入ります。
「『客観的に』って、それ、ただテレビで観てるだけやん。『出演者として見た』やったら、狭いってわかるけど」

さすが関西ジャニーズJr.です。仲間だからってツッコミどころは見逃しません。

その後、朝田さんの他に藤原さん、大橋さんも同じくバックダンサーに付いていたという話になりますが、室さんだけは付いてなかった事が発覚。
持ち味であるいじられキャラを存分に発揮し、永岡からは「ひとりだけジャニーズじゃない」扱いをされてしまいます。

関西ジャニーズJr.には他にもたくさんのメンバーがおり、そこから何人かが中山優馬さんのコンサートツアーのバックに付いていて、それがそのままMステにも引き継がれただけ…なのですが、このメンバー中で唯一参加してない室さんは、まさに奇跡のいじられ力といえましょう。

振付を考えたのは超大物!


続いては大橋さん。
「大橋和也の“あの日、あの時の俺”は、…えー、…すいません!…あんまり思い浮かばない」

なんとまさかの“今、考え中です”。仕方がないので、藤原さんから先に行くことに。
「藤原丈一郎の“あの日、あの時の俺”は、関ジャニ∞さんの『∞SAKAおばちゃんROCK』です」

この曲については、本邦初公開(?)の情報が明かされました。
「このサビの『シェイクシェイクシェイク』っていうところの振り付け、ジャニーさんが付けたんですよ」

なんと、ジャニー喜多川社長直々のアイデアだったというのです。
「まだ、僕と(室)龍太くんしか事務所にいなかった頃。振付師さんが最初教えてる時に、ジャニーさんがフラッと来て。ここどうしようかなーって言ってたら、『じゃあ、シェイクしちゃいなよ!』」

初耳だった大橋さんと朝田さん、永岡は衝撃の事実にただただ驚くばかり。この情報を知っている人はあまりいないそうです。
そして「やっぱりジャニーズのメンバーは全員、ジャニーさんのモノマネがうまい!」と感心する永岡。そして室さんに話を振ります。
「その時にはやっぱり室くんもいて?」

「ボクモ、出テタヨネー」

一瞬の静寂。こみあげる失笑。
「誰?」「誰なん?」「しゃくれてるよね?」
メンバーたちの問いかけに、永岡がかぶせます。
「しゃくれ気味の室だよね。シャロだよね」

慌てて弁明する室さん。
「違いますやん!だって今、(永岡)歩さんが『ジャニーさんのモノマネができたらジャニーズや』って言うから、俺も見せつけてやろうと」

「でもできない。だからジャニーズじゃない」とまたもや一蹴されてしまうのでした。

天然ボケ炸裂


さあ、ずいぶん時間をつなぎました。もうトークは準備バッチリでしょう大橋さん。そんな雰囲気の中、紹介してくれたのは。
「大橋和也の“あの日、あの時の俺”は、Hey!Say!JUMPさんの『スクール革命』です」

さて、この曲にした理由は?
「スクール革命の曲を聴くと、あのー、入った時、研修生、オーディションの時に、オーディションの、この、アレが思い出すんですよ」

「オーディションの時の初めての曲なんですね、これが」
朝田さんの通訳フォローが入りました。

大橋さんと朝田さんが一緒に受けたオーディションで、ダンスをする時に使われた曲だそうです。
慣れない曲でいきなり踊りについていくのは大変だったのでは?

「僕は、前からダンスをちょっと習ってたんです。だからまだついていけたんですけど、他の子たちがやっぱできて…なんやろ、できてないって言うか…」

「ちょっとちょっと、ディスってる!」
「こういうところがあるんですよ!」
メンバーからの集中砲火を浴びる大橋さん。必死に弁解します。
「なんか、みんな僕にコツを聞きにきてくれて…」

「『同期なのに、俺は頭ひとつ抜けてたから、全員俺を頼ってきて』と自慢してる訳ですか?」
乗っかる永岡。

ボケとツッコミとのハーモニー


「違う違う!抜けてないです!でも、ジャニーさんが『YOU、ダンスうまいね。どこで習ったの?』って聞いてくれはったんですよ」

トップにそこまで言われたとあっては、さすがに永岡も感服します。が、メンバーは容赦しません。
「ジャニーさんの話をしたのに、モノマネをしなかった」と、せっかくのボケどころを逃した点を責め立てます。

そこで再挑戦の機会を用意する永岡。「ジャニーさんってどんな感じだったの?」

「ジャニーさんは普通に、こうやって歩いてきて、『YOU、ダンス…』」

「違う!そこ!」「今の流れをちゃんと聞いて!」「どんだけ壮大なフリをやってあげてたんや今!」
またもやモノマネチャンスを逃した大橋さん。しかもラジオでは伝わらないゼスチャーまで入れてくるという。

最後のチャンスを与える永岡。「それで、何て話しかけてきたの?」

「ユー、じょこでジャンスならって…」(ボビー・オロゴンっぽい感じ)

永岡「へたくそーっ!待った甲斐がねーわ!」

ちゃんとボケて、ちゃんとツッコんで、天然キャラもいて、パーソナリティーもその輪の中に参加させておいしくさせてくれる。
関西ジャニーズJr.の面白さにまた深くハマっていく、永岡なのでした。
(岡戸孝宏)
ナガオカ×スクランブル
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2017年06月16日22時38分~抜粋

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