#むかいの喋り方

パンサー向井、映画の熱い感動を一瞬で忘れてしまった理由

パンサーの向井慧は、最近あるドキュメンタリー映画に感動しました。その内容は生きづらさを抱える米国の若者3人組を描いたもの。

映画に感化されたのか、鑑賞後の帰り道で見知らぬ3人組にも温かい目線を送る向井。
ところがその後、向井の目の前に現れたのは…10月13日放送の『♯むかいの喋り方』(CBCラジオ)から。

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ユニークな映画割引とは?

なんだかんだ映画好きの向井。
先日鑑賞したドキュメンタリー映画『行き止まりの世界に生まれて』について話し始めます。

舞台はアメリカのロックフォードという衰退が進んだ小さな街。
その街に暮らす3人の若者は貧しい家庭で育ち、家庭内暴力も日常茶飯事。
居場所がない彼らを救った唯一のもの、それはスケボーをやること。

向井「人生環境はコントロールできないけれど、スケボーはコントロールできる!」

上手くスケボーを乗れたときの快感、転んでしまった時の痛みも全て自分次第。
生きがいを得た若者たちはどんどんスケボーにのめり込んでいきます。
最初はスケボーを上達させようとビデオを回し始めるものの、だんだん自分たちの生い立ちや家族との葛藤を話し始める展開に。

内容はさておき、向井が気になったのはこの映画のユニークな割引。
その名も‘‘スケボー仲間割引‘‘。
スケボー持参&3人以上で映画館に来場すると、一人1000円で見られる特典だとか。

向井「…その割引、難しくない!?」

鋭いツッコミを入れる向井。
​​​​​​​

女子3人組にほっこりしたのも束の間

気になる映画をお手頃に観ようと躍起になる向井。
即座に「スケボー 吉本」とスマホで検索すると、「吉本スケボー部」の存在を知り興奮します。どうやら吉本芸人3名が活動しているようです。

向井「声かけたいけど、スケボー仲間割引のために声かけられる距離感じゃないから、うーん…」

結局ためらいが勝って、ひとりで映画鑑賞した向井。
その帰り道、リクルートスーツ姿の仲がよさげな女子3人組にたまたま気付きました。

見たところ新入社員のようで、お酒を飲んで上機嫌の様子。
向井のなかで、観たばかりの映画のスケボー仲間の三人組と彼女らの姿が自然に重なります。

向井「この子たちは一生幸せであってほしいな!」

人の幸せを願い、ほかほかした気持ちで街を歩く向井。
すると、ほどなく別の酔った若者グループに出くわすことに。
ちょうど4人程しか通れない狭い道を騒ぎながら歩いていたのは、酔った男の子と女の子2人のやはり3人組。

向井「こいつらにはバチ当たったらいいのにな!」

​​​​​​​ほかほかした気持ちを一瞬で忘れ、すれ違いざまにお得意の毒を吐く向井でした。
 

生きづらさを吐露する女性リスナーに

向井「すごい勇気出る映画だったんですよ!」

『行き止まりの世界に生まれて』をそう評価する向井。

ここで、あるリスナーとのやり取りの話に。

もう何年も前、ラジオの投稿フォーマットが使いにくいとの理由から、個人的にGmailアドレスを番組用に公開した向井。
役目を果たしたかと思いきや、いまだに向井のGmailに送り続けてくれる女性リスナーがいるのだとか。
その内容は主に向井への思いや、日々の生きづらさを書いた文面なのだそうです。

向井「俺の知らないところで、必死で生きてるんだな」

そんな女性に向井は届けたい歌、それはヒグチアイさんの「ラジオ体操」という歌。
日々の辛いことや悲しいことを乗り越え、ラジオ体操のハンコをもらうように毎日、基礎をしっかりこなしていこうという曲でした。

『行き止まりの世界に生まれて』のスケボーにハマる若者たちの世界に通じるものを感じたのでしょうか。向井は生きづらさを抱える女性リスナーのことを思い、こう宣言します。

向井「Gmailは閉鎖しません!どんどん送ってきてください!」

「おぉ!」とどよめきが走るスタジオでした!
(nachtm)
 
#むかいの喋り方
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2020年10月13日22時49分~抜粋

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