#むかいの喋り方

ボイメン辻本、パンサー向井やリスナーから愛あるイジリをされまくる!

お笑いトリオ「パンサー」の向井慧がパーソナリティを務める番組、『#むかいの喋り方』。
12月17日の放送では、BOYS AND MEN(ボイメン)の辻本達規がゲスト出演しました。

辻本は向井を「師匠!」と呼ぶほど慕っており、向井もあまり他人を招き入れることのない自宅に泊まらせたほど、辻本をかわいがっているというただならぬ間柄。
2人の仲の良さがひしひしと伝わる放送となりました。

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祝!生誕…聖火ランナー?

「向井さん、誕生日おめでとうございまーす!」

そう言いながらスタジオに入ってきたのは、ケーキとプレゼントを抱えた辻本。前日が向井の34歳の誕生日だったのです。

「今日、東京にいたんで銀座でプレゼント買ってきましたよ。
ケーキも、ちょっとさっき…あ、あの、向井さんは走らないんで言いづらいんですけど、僕“聖火ランナー”に決まりまして~」

実はこの日、辻本が「来年の東京オリンピック聖火ランナーとして岐阜県内を走る」ことが発表されたのです。

「あー。今日はそういう(マウントを取りにくる)感じねー。ほぉ、ほぉ」と向井。バトルモードのスイッチが入ったようです。

この聖火ランナーのニュースは、CBCテレビの情報番組『チャント!』でも紹介されたらしく、同じボイメンの平松賢人がレギュラー出演している縁もあるということで…。

辻本「ちょうどさっき『チャント!』のスタッフさんから、おめでとうってことでケーキをもらったんで。ちょっとみんなで食べましょうよ」

向井「ふざけんなよ!何でお前の“聖火ランナーおめでとう”のケーキを横流しで、俺の誕生日のケーキとして食わなきゃいけねーんだよ(笑)
で、そのプレゼントは買ってきてくれたんですか?」

辻本「いつも本当にお世話になっているので、こんな時くらいは後輩の僕からお渡ししようと思って」

向井「これを今日、(リスナーの中から)1名様にプレゼントさせていただきます(笑)」
辻本「何であげるねん!」
向井「いや、やってることは一緒よ(笑)」

見事な“横流し返し”です。ちなみにプレゼントは上質なスリッパでした。

オードリーで繋がる縁

こんな遠慮のないイジリ合いができる2人。
現在は同じ『チュウモリ』という番組枠内で、辻本は月曜日に『BOYS AND MEN 栄第七学園男組』、向井は火曜日に『#むかいの喋り方』を担当。
そして『潜在能力テスト』(フジテレビ系)では共に、準レギュラーと言っていいほどよく出演しています。

その『潜在~』で辻本が、向井を強引に師匠呼ばわりしたノリがきっかけで、2人の仲がグッと深まったそうです。
『潜在~』のMCを務めるオードリーの若林正恭さんは、向井はもちろん、辻本にとっても縁の深い人物なのでした。

向井「辻本は名古屋で若林さんとやってたね」

辻本「はい、『サタメン!!!』という番組を8年ぐらい前にずっとやってて。そこで僕は初めてテレビにしっかり出てたんで。芸能界の入り口だったんで」

『サタメン!!!』(中京テレビ、2011~12年)は、オードリーがMCの深夜番組。
番組のテーマは「名古屋男子が一人前のイイ男になるためのメンズバラエティ」。

まだ当時結成1、2年目のボイメンの知名度は低く、番組ではオードリー・春日俊彰さん由来の「春(かす)ボーイズ」という男子グループの一員として、辻本が出演していたのです。

気の置けない関係

辻本「本当にオードリーさんが好きで。一緒に番組をやるようになってからラジオの『オールナイトニッポン(ANN)』もずっと聴いてて。
そしたら、まさかパンサーがゲストに出るって。正直その時に、(向井に対して)尊敬の目に変わって」

向井「遅いぃぃぃ。おっそーぉぉ。ようやく尊敬になったの最近じゃない!」

辻本「それまでは『城攻め』という番組で、芸人さんが100人くらいいる中で、一番喋りかけやすかったのが向井さんで」

『THE 城攻め2』(日本テレビ、2017年11月)は関東ローカルで放映された、田村淳さんがMCの単発特番。
実際の小田原城が舞台のゲームバラエティで、辻本と向井は挑戦者100人のうちの1人として参加していました。

そこで辻本が向井に喋りかけたことにより、『潜在~』でも絡みやすくなったんだそう。

辻本「それで仲良くなったから、“喋りやすいお兄ちゃん”って感じだったんですけど。
(オードリーのANNに出て)急に“一流芸人”みたいな…」

向井「何か腹立つなあ。ずっとムカつくこと言ってるけど(笑)。
どうする?もしANNからオファー来たら」

辻本「絶対にうまいこといかないんですよ。僕はやっぱり緊張しちゃうんですよね、どうしても。憧れの人の番組に出るのは」

向井「お前な。今誰のラジオに出てるか考えながら喋れよ?『このラジオはイージー』みたいなことだぞ?お前の言い方だと。ナメないでこれ以上!(笑)」

それだけ辻本は向井に対して、気兼ねなく何でも話せるし、2人で温泉に行くなんてこともできるのです。ナメてるのではなく甘えているのですね。

味方からも!?

気兼ねなく何でも話せる関係を、ファンやリスナーに対しても辻本は築いているようで、こんなメールが届きました。

「向井さんはボイメンのライブをご覧になったことがありますか?実は辻本くんは、メンバーの中で一番ウインクをします」(Aさん)

向井「お前、一番ウインクするの?これはキモいよ(笑)」
辻本「いや、僕もね、ウインクはあんまり得意じゃないんですよ」

なぜウインクをするかというと、ステージでカメラが個人個人のアップ映像を撮ろうと寄ってきた時、他のメンバーはファンが喜びそうな仕草をするのだけれど、辻本はそういうキメの仕草を持っていません。
そこで「とりあえずウインクで行っとけ!」と開き直り、抜き(アップの撮影)が来たら全部ウインクにしているんだとか。

恥ずかしい指摘はまだあります。

「ゲストの辻本さんですが、ホームであるはずの『栄第七学園』には最近出番がありません。トークにまとまりがないので、外されているのだと思っています」(Bさん)

10月以降、自分の番組にまだ2回しか出ていないことがバラされました。
味方であるはずのファンが、辻本を気兼ねなくイジッてくる。微笑ましいことです。

辻本はみんなのセンター

番組に音楽系のゲストが来るとよく「○○さんが遊びに来てくれました」と言われますが、実際には遊びじゃなく仕事に来ています。

事務所やレコード会社や放送局などの、いろんな大人の人たちが動いて仕組まれる、新曲のプロモーションという大事な仕事です。
辻本にはちゃんと仕事もしてもらいましょう。

BOYS AND MENの新曲「ガッタンゴットンGO!」が、12月25日(水)にリリースされます。
これは、12月27日(金)より公開される劇場版『新幹線変形ロボ シンカリオン 未来からきた神速のALFA-X』の主題歌となっています。

「今回ですね、僕は初の(歌でもジャケット写真でも)センター」と辻本が言い出すと、BGMでうっすらと新曲が流れてきました。

ディレクターのナイスな計らいです。

辻本「歌い出しもこれ、僕です」
向井「あ、(BGMを)ちょっと消してください」
辻本「何で消すんだよ!…あっ消えたぞ!?何だこれ、おかしいだろ!」

ディレクターのナイスな計らいです。

辻本「センター!センターですよ」
(またBGMが流れる)
辻本「ほら、これですよ」
向井「消してください」
(BGM消える)
辻本「いや、消すなよ!何しに来たんだよ!」

番組スタッフからも気兼ねなくイジられる、とことん愛されキャラの辻本でした。
(岡戸孝宏)
#むかいの喋り方
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2019年12月17日22時31分~抜粋

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