「胸、揉んだんだってね?大きかった?私はペちゃだもんね」
これは、7月3日放送の『北野誠のズバリ』(CBCラジオ)、この日のテーマ「覚えてるよ、その言葉」に寄せられた投稿。リスナーAさんが奥様から突きつけられた言葉です。
厄落としの飲み会でのはしゃぎぶりを奥様に知られてしまったAさんを、北野誠が擁護しました。
「おっぱい触っていい?」
「今から20年ぐらい前のこと。地元に残っている42歳の厄年の同級生10人で、厄落とし行事が済んだ後、ささやかながら地元の料理屋さんで、厄落としの飲み会をしました」(Aさん)
幹事が数名のコンパニオンの女性を用意していたものの、同級生はおとなしい男性ばかり。
女性たちも、まじめすぎる客に戸惑っていたそうです。
「そこで、誰かが先頭を切らなければいけないと思い、隣に来た40歳手前ぐらいの女性に『いいおっぱいしてるね。触っていい?』って聞いてみたんです」(Aさん)
女性の返事はOK!
「ただ、手で包み込むように置いただけで、揉んだりはしてません。女性もやっぱりコンパニオン、それなりの防備をしていて、かたーい下着をつけていました」(Aさん)
揉んだわけではなく、かちかちのおっぱいを包み込んだだけ。真実はこうです。
ところが…
厄落としとはそういうもの
「けど、それを見た同級生のAくんが自分の嫁さんにこのことを話しまして。その嫁さんがうちの女房に『こんなことあったらしいよ』としゃべりました」(Aさん)
最悪の事態が勃発。
そして冒頭の奥様の言葉、「胸、揉んだんだってね?大きかった?私はペちゃだもんね」に繋がります。
「しかし宴会の、しかもコンパニオンが来た話を家で帰ってするやつがいるのか?と思いました」(Aさん)
この話に「いやいや、同級生もちょっと引いてたんだよ」と笑う松岡亜矢子と、「これはでも、勇気をもって最初に足を踏み入れた、その第一歩なんですから」とAさんをフォローする北野。
厄年の男たちで行く旅行は大抵ろくでもないことをすると度々耳にするという松岡を、北野は「厄落としっていうのはそういうもんです」と諭します。
神様の名前を借りた余計なこと
北野「皆さんね全然わかってないから、ここで改めて。厄落としとか、神さん参りをなんやと思ってんねん!」
松岡「神聖な心で…」
北野「いやいやいや。じゃあ何でお前、神社仏閣の周りにあんなにラブホテル街があんねん」
神社仏閣とラブホテルに関係が?
北野「昔から、神さん参りに行くっちゅうたら、誰が止めれんねん。男同士で神さんを参った。神さんを参ったら、そのありがたいことをいただきながら『厄落としやなぁ』」
松岡「ちょっとちょっとちょっと、急に俗世!」
北野「神さん参りをすると、誰も止められへんよ。止められないから、奥さんも『神さん参りっていうけど、余計なことするんちゃうか?』って思うじゃないですか。そうです、余計なこと。神さんの名を借りた余計なことなんですよ」
さも道理が通っているような口調の北野ですが、全くもって不条理です。
厄年男の股間は禍々しい?
北野「上方落語にもそういう話って結構残ってたんで。現在はもうほとんどそういう話はないんですけども。神さん参りっていったら、"精進落とし"という言い方をするので。そういうことをやって厄を落とす、股間の厄も落とす」
松岡「頭のてっぺんから足の爪まで、綺麗に厄落としするっていうことなんですか(笑)」
北野「神さんに参って、股間の厄も落とさなあかんから。あれイヤイヤなんやな」
松岡「アソコに禍々しいものがあるんですね」
北野「42歳の厄年の男の股間は禍々しいんですよ」
羽目を外して帰ってきたら、綺麗に厄が落ちた状態で元気に生きていける。これが北野の持論です。
松岡「だから本能の赴くままに、厄年旅行でみんな悪さをしちゃうんですね」
北野「正直言いますけど、今の話はめっちゃ無理がありましたね」
最終的に白状した北野でした。
(minto)
北野誠のズバリ
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2024年07月03日13時26分~抜粋