プロ野球の北海道日本ハムファイターズや東京ヤクルトスワローズで活躍した今浪隆博さんが、先日「なんでプロ野球選手の私服ってダサいの?」というタイトルで動画を公開しました。
昔のイメージが根強いものと思われますが、みなさんは現在、どのようなイメージを持たれているでしょうか。
2月7日放送『北野誠のズバリ』ではJCASTニュースの記事を元に、パーソナリティの北野誠と佐藤実絵子に、高校野球大好き芸人のかみじょうたけしさんが加わり、3人でトークを展開しました。
ファッションがダサい理由
今浪さんはまず「プロ野球選手の私服がダサい」というイメージは昔のものと指摘。
その原因は、かつてテレビ番組に出ていたプロ野球選手は、「セカンドバッグを持って、ブカブカのスーツを着ている」というイメージが残っているからではないかと分析します。
かみじょうさんはさらに、こどもの頃にテレビで観た80年代、90年代パ・リーグのイメージが強いとして、「金村義明さんとか、金のネックレスでパンチパーマでセカンドバッグを持って契約更改するっていう。スーツやなくて背広ですよね」と語りました。
特に90年代にJリーグが発足した当時、「サッカー選手と比べて、プロ野球選手は…」と言われていました。
北野「正直言いますと、プロ野球まで行ける選手ってひと握りじゃないですか。そんな中、高校卒業して大学卒業して、野球バカですよ、ハッキリ言ったら。
高校野球出てる頃は昔、坊主に近い髪形で、ファッションなんて休日ジャージ以外ないんですから」
球団に入ってから急に私服を選ぼうとなった時、先輩と一緒に服を買いに行くとなると、ダサい私服スパイラルに陥るのかもしれません。
野球ならではの理由が?
では、最近のファッション事情はどうなっているのでしょうか?
かみじょうさん「ドラフト決まってすぐにドラゴンズの根尾昴選手に会うたんですけど、『服がない』と。
ジャージとユニフォームで過ごしてたので、(大阪にある)吹田のショッピングモールに買い物に行きたくても服がないと。
報徳学園からカープへ行った小園海斗選手の服を借りて買い物に行ってましたから」
今もあまり変わらないように見えますが、かみじょうさんはその原因を推測しました。
かみじょうさん「自分のセンスが磨かれる、例えば中学や高校の多感な時期に、特に野球なんてめちゃくちゃルールや締め付けが厳しくて。
自分で考えるんじゃなくて、上からこれをしなさいということが強かったと思うんですね。
そういうのもあるのかな」
誰がイメージを変えた?
あと、プロ野球選手に限らず、50代以上の男性でゴルフに行くわけでもないのに、外へ出かける時はゴルフウェアを着ていたり、ジャージを着ていたりします。
確かに最近はおしゃれジャージというのもありますが…。
佐藤「King & Princeが今年の紅白歌合戦で、めちゃめちゃおしゃれなジャージを着てましたから。あそこまでおしゃれなのか、ちょっと…」
かみじょうさん「森脇健児さんは家からジャージで来て、『衣装です』って言って、ちょっとええジャージに着替えてましたから。俺は『何が違うねん』って思うんですけど(笑)
僕らが下、デニムを履いてて森脇さんと現場で一緒になったら、森脇さんが小さい声で『そんなん履いてて、今日走れるのか?』って。いや、走る仕事ちゃうから(笑)」
話を元に戻すと、北野はイチローさんや新庄剛志さんあたりから、私服のイメージが変わってきたのではないかと語り、いまあえてセカンドバックに金のネックレスだと新鮮と語りました。
(岡本)
北野誠のズバリ
この記事をで聴く
2023年02月07日13時16分~抜粋