今や1人に1台は当たり前のように普及したスマートフォン。
最近の円安傾向や高スペック化と相まって、価格がどんどん上がってきています。
そこで悩むのが、買い替え時期。
まだまだ使えると思っていても、古い機種だとOSのアップデートでアプリが使えなくなってしまうこともあり、買い換えざるを得ないと感じることも。
ただ昔とは違って、必ずしも最新機種を選ぶ必要はないとして、あえて型落ちの機種を買う人も増えてきているそうです。
8月23日放送『北野誠のズバリ』(CBCラジオ)では、スマホの機種の選び方についてパーソナリティの北野誠と佐藤実絵子、松原タニシの3人でトークを展開しました。
スマホに20万円も出せない!?
Web情報サイト『マネーポストWEB』(小学館)の記事によると、今やiPhoneのハイスペックモデルは20万円、通常モデルでも10万円を超えることは珍しくなくなったそうで、これが型落ち機種の購入や買い控えにつながっているそうです。
また、最近のハイスペックモデルの機能を使いこなせているのかというと、ほとんどの人は使いこなせていないのではないでしょうか。
画面やカメラの画素数は行き着くところまで行きましたし、顔認証などの仕掛けも十分なところまで来ましたので、特に新しい機能に目新しさは感じなくなったのかもしれません。
松原「ポートレート機能とかパノラマ機能とか、いっぱいあるんですよ。
でも、使うのは別に写真だけやなとか。スローとか別に使わへんし」
北野「スローはたまにゴルフで打つ練習の時に、スローで見たらええなっていうぐらいしかない」
松原「別に無料アプリでいろんな加工もできるし。画質はきれいと思うけど」
性能がある程度まで進化しきったら、機能を増やすよりも値段を下げてほしいという方が多いのかもしれません。
年齢によってニーズが違う
ただ、今の機能で十分と思っていても、2、3年経つとバッテリーの持ちが悪くなったり調子が悪くなってしまったりして、買い換えざるを得ないというのが実情ではないでしょうか。
佐藤はキャリアで分割購入をした場合、だいたい1年半ぐらいの買い替えで得するようになっていると語り、常に新しい機種を買っているそうですが、その目的はカメラだと語ります。
佐藤「こどもが産まれると、良いカメラがほしいってなる。動画とかもすごいきれいなんで。
こどもが産まれてビデオカメラを買ったんですけど、スマホできれいなのが撮れちゃうから、めんどくさくて動物園に行ってもずっとスマホで撮っちゃう」
今やデジカメから完全に取って代わりましたが、スマホの高価格化が起きている一方で、iPhoneとAndroid、ともに高スペックと普及型、両方の機種が販売されているため、選択肢の幅は広がっています。
佐藤は年代によって必要な機能は変わると語りましたが、若い人はカメラ、年齢が高い人はネットやSNSが見られれば良いというように、ニーズが分かれているというのはあるようです。
今後、高スペックと普及型の二極化はさらに進みそうです。
(岡本)
北野誠のズバリ
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2022年08月23日13時14分~抜粋