替え歌の大御所でシンガーソングライターの嘉門タツオさんが急性すい炎を発症し、今月初めに緊急入院。15日に退院していたことがわかりました。
8月20日放送の『北野誠のズバリサタデー』では、嘉門さんに電話インタビューを敢行。すい炎の症状や入院時の治療などについて、北野誠が尋ねました。
嘉門タツオ、急性すい炎の恐怖を語る
「積もり積もったもんが来る」
「北野~誠のラジオ~、長い~、もう何年やってる~。はい、どうもおはようございます」
細川たかしさんの『北酒場』のメロディに乗せて軽やかに登場した嘉門さんに、「元気やん」と、うれしそうに返す北野。
嘉門さんと北野は、先月開催された「スタンダップコメディ・フェスティバル」に、それぞれ違う日に出演していました。
この時、北野はぜんじろうさんから「嘉門タツオ兄さんと、この間久しぶりに飲みましたよ」と聞いていたため、「元気なんやな」と思っていたというのです。
嘉門さん「まあ積もり積もったもんが来るんでしょうなぁ。長年の飲酒と…今うちの奥さんもあまり体調が良くないのでその介護とか。ほっと一息でちょっと飲んだりするでしょ」
今回の入院について、「ほっと一息」の飲酒が積み重なったことが原因ではないかと語る嘉門さん。
細川たかしさんの『北酒場』のメロディに乗せて軽やかに登場した嘉門さんに、「元気やん」と、うれしそうに返す北野。
嘉門さんと北野は、先月開催された「スタンダップコメディ・フェスティバル」に、それぞれ違う日に出演していました。
この時、北野はぜんじろうさんから「嘉門タツオ兄さんと、この間久しぶりに飲みましたよ」と聞いていたため、「元気なんやな」と思っていたというのです。
嘉門さん「まあ積もり積もったもんが来るんでしょうなぁ。長年の飲酒と…今うちの奥さんもあまり体調が良くないのでその介護とか。ほっと一息でちょっと飲んだりするでしょ」
今回の入院について、「ほっと一息」の飲酒が積み重なったことが原因ではないかと語る嘉門さん。
1日3リットルの点滴
症状を尋ねる北野に、「とにかくお腹が張って便秘。尿がちょっとずつしか出ない、色がどんどん茶色くなっていく(笑)」と嘉門さん。
「これはどう考えても普通やないな」ということで、嘉門さんはかかりつけのドクターの元を訪れました。
浣腸をして下剤を飲んでもそれほど効果が出ず、お腹の張りで歩行にも支障をきたすようになったため、翌日再び病院へ。
血液検査の結果でも危険な数値が出ていたため、紹介先の大きな病院でお腹のCTを撮ったところ、すぐに治療を始めなければならない状態と判明し、即入院することに。
その日の夜から、体内の毒素を出すための1日3リットルの点滴が始まりました。飲食は丸2日半禁止。点滴で大量の尿が出るため、尿管をつながれていたそうです。
嘉門「すい臓っていうのは本当に複雑で。外に流れ出たすい液が、すい臓そのものを攻撃したりする。そこをなんとか緩和して浄化せんことには。まずはすい臓を『どうどうどう』って落ち着けることによって、全体的に良くなっていくっていうことかな」
「これはどう考えても普通やないな」ということで、嘉門さんはかかりつけのドクターの元を訪れました。
浣腸をして下剤を飲んでもそれほど効果が出ず、お腹の張りで歩行にも支障をきたすようになったため、翌日再び病院へ。
血液検査の結果でも危険な数値が出ていたため、紹介先の大きな病院でお腹のCTを撮ったところ、すぐに治療を始めなければならない状態と判明し、即入院することに。
その日の夜から、体内の毒素を出すための1日3リットルの点滴が始まりました。飲食は丸2日半禁止。点滴で大量の尿が出るため、尿管をつながれていたそうです。
嘉門「すい臓っていうのは本当に複雑で。外に流れ出たすい液が、すい臓そのものを攻撃したりする。そこをなんとか緩和して浄化せんことには。まずはすい臓を『どうどうどう』って落ち着けることによって、全体的に良くなっていくっていうことかな」
尿と便が出て「よかったですね」
「『調子悪いからね、今朝サウナ行ったんですわ』『それがあきませんがな』」と、お医者さんとのやりとりを明かす嘉門さん。
「サウナでととのえようと思った」という嘉門さんでしたが、逆にみだれてしまったようです。
尿管の管を初めて通したという嘉門さんに、「俺が一番やりたくない治療のひとつや」と震える北野。
嘉門「気持ち悪いけどね。2日目くらいから慣れてくると、ほっといても尿を溜めてくれるので、まあまあ便利っちゅうたら便利ですわな」
同時に下剤を飲んだり浣腸をしたりして、「とにかく体内にあるものを出す」ことをしていたという嘉門さん。
尿が出ては看護師さんに「よかったですね」、便が出ては「よかったですね」と言われたといいます。
嘉門「尿とか便が出ることで、こないに『よかったですね』と励まされるケースも珍しいなと思いましたね」
「サウナでととのえようと思った」という嘉門さんでしたが、逆にみだれてしまったようです。
尿管の管を初めて通したという嘉門さんに、「俺が一番やりたくない治療のひとつや」と震える北野。
嘉門「気持ち悪いけどね。2日目くらいから慣れてくると、ほっといても尿を溜めてくれるので、まあまあ便利っちゅうたら便利ですわな」
同時に下剤を飲んだり浣腸をしたりして、「とにかく体内にあるものを出す」ことをしていたという嘉門さん。
尿が出ては看護師さんに「よかったですね」、便が出ては「よかったですね」と言われたといいます。
嘉門「尿とか便が出ることで、こないに『よかったですね』と励まされるケースも珍しいなと思いましたね」
“やれやれ飲み”の悪循環
嘉門さんの入院は10日に及び、体重は5㎏ダウンしました。
入院3~4日目からジュースや乳酸菌ドリンクを口から飲めるようになり、五分がゆ、三分がゆ、全がゆの順番で食べられるように。おかずも「ヒラメの煮つけのジェル状」など、やわらかいものばかりだったそうです。
「ライブ後に“やれやれ”で飲む、この悪循環に入っていたのかな」と嘉門さん。
退院後2~3週間は、脂ものはNG。さらに半年~1年は禁酒が必要です。
嘉門「もう飲まんでいいかっていう方にギアを。世間全般的にね、『お酒やめたらええんちゃうか』っていう風潮が広がりつつありますでしょ。マスコミに乗っかる人間としては『酒はあかんで』となかなか言いにくい立場ではありながらね」
今度はお酒を飲まない方向で考えているようです。
入院3~4日目からジュースや乳酸菌ドリンクを口から飲めるようになり、五分がゆ、三分がゆ、全がゆの順番で食べられるように。おかずも「ヒラメの煮つけのジェル状」など、やわらかいものばかりだったそうです。
「ライブ後に“やれやれ”で飲む、この悪循環に入っていたのかな」と嘉門さん。
退院後2~3週間は、脂ものはNG。さらに半年~1年は禁酒が必要です。
嘉門「もう飲まんでいいかっていう方にギアを。世間全般的にね、『お酒やめたらええんちゃうか』っていう風潮が広がりつつありますでしょ。マスコミに乗っかる人間としては『酒はあかんで』となかなか言いにくい立場ではありながらね」
今度はお酒を飲まない方向で考えているようです。
「いったんここらでリセット」
「“飲むことが美徳”みたいな世界に10代からおったから」と嘉門さん。嘉門さんは16歳で笑福亭鶴光さんに弟子入りしていました。
嘉門「それが当たり前のようにして60過ぎまでやってきて。いったんここらでリセットして。47でタバコやめる時もそうやったけどね」
自分の周りにも症状が出ている人や命を落としている人がちらほら見えてきたこともあり、「メッセージを発信する人間はある程度それだけの基礎体力を残しておかなきゃいけない」と考えるようになったそうです。
今月28日には、東京・目黒のライブレストラン「ブルース・アレイ・ジャパン」で復帰ライブが予定されています。
嘉門「配信も久々にやるので。3,000円くらい払うとオンデマンドも含めてライブも観てもらえるし。今回の入院のお話もします」
来年デビュー40周年を迎える嘉門さん。健康を取り戻した身体で、ますますの活躍を期待します。
(minto)
嘉門「それが当たり前のようにして60過ぎまでやってきて。いったんここらでリセットして。47でタバコやめる時もそうやったけどね」
自分の周りにも症状が出ている人や命を落としている人がちらほら見えてきたこともあり、「メッセージを発信する人間はある程度それだけの基礎体力を残しておかなきゃいけない」と考えるようになったそうです。
今月28日には、東京・目黒のライブレストラン「ブルース・アレイ・ジャパン」で復帰ライブが予定されています。
嘉門「配信も久々にやるので。3,000円くらい払うとオンデマンドも含めてライブも観てもらえるし。今回の入院のお話もします」
来年デビュー40周年を迎える嘉門さん。健康を取り戻した身体で、ますますの活躍を期待します。
(minto)
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