CBCラジオ『北野誠のズバリ』では、毎年この時期「お盆特別企画・怪談てんこもり」と題し、毎日怪談話を特集しています。
初日8月8日の放送では、日蓮宗光照山蓮久寺住職の怪談和尚こと、三木大雲さんが登場。
猛暑が吹き飛ぶほどの怖い話を披露しましたが、ここではリスナーから届いた怖い体験談へのリアクションを紹介します。
怪談和尚が伝授!「霊に取り憑かれているか」を確認するには?
昭和の時代に大ブーム
学生時代に興味本位で「コックリさん」をしてみたという経験はないでしょうか?
「コックリさん」とは、霊を降臨させ、その霊に質問して答えてもらうという儀式のようなもの。
その方法ですが、まずひらがなの50音表や数字などを紙に書き、十円玉をその紙の上に置いたあと、1枚の十円玉に数人が人差し指を乗せます。
そしてコックリさんという霊を降臨させたあと、何か質問をすると、ひとりでに十円玉が動き、十円玉が止まった場所の文字をたどっていくと、答えがわかるというものです。
「コックリさん」とは、霊を降臨させ、その霊に質問して答えてもらうという儀式のようなもの。
その方法ですが、まずひらがなの50音表や数字などを紙に書き、十円玉をその紙の上に置いたあと、1枚の十円玉に数人が人差し指を乗せます。
そしてコックリさんという霊を降臨させたあと、何か質問をすると、ひとりでに十円玉が動き、十円玉が止まった場所の文字をたどっていくと、答えがわかるというものです。
コックリさんの最中に異変が
将来の職業などさまざまな質問に対し十円玉が動いて答えてくれるのであれば、占いの範疇で終わるところ。
しかし、コックリさんがよく話題となるのは「霊が取り憑いたから怖い現象が起きる」という話があちこちでささやかれるためです。
「忘れもしないあの事件。小学5年生の夏、放課後の教室、仲の良い友達4人でコックリさんをしました。
紙の上を滑るように答えてくれるコックリさん。
私たちはどんどんエスカレートして、質問をいっぱいしていました。
すると、とある質問をしたとたん、友だちのひとりが恐怖のあまり五円玉から指を離してしまい、表現のしようがない、唸り声というか奇声をあげながら、人とは思えない速さで一目散に走り出し、屋上へ向かっていきました」(Aさん)
しかし、コックリさんがよく話題となるのは「霊が取り憑いたから怖い現象が起きる」という話があちこちでささやかれるためです。
「忘れもしないあの事件。小学5年生の夏、放課後の教室、仲の良い友達4人でコックリさんをしました。
紙の上を滑るように答えてくれるコックリさん。
私たちはどんどんエスカレートして、質問をいっぱいしていました。
すると、とある質問をしたとたん、友だちのひとりが恐怖のあまり五円玉から指を離してしまい、表現のしようがない、唸り声というか奇声をあげながら、人とは思えない速さで一目散に走り出し、屋上へ向かっていきました」(Aさん)
なんとか一命は取りとめたが
おたよりの続きです。
「私たちは追いかけ、危ないと思って屋上へたどり着いた時、友だちは『キュアー!』と奇声をあげながら、金網をよじ登ろうとしていました。
私たちは必死で彼女を金網から引きずり降ろし、暴れ狂う彼女を3人で押さえつけながら、半ベソ状態になりました。
そんな時、私の頭の中にふと呪文のようなものが降りてきて、それをまねて唱えながら、彼女の背中をバンバンバンバン叩きました。
どれぐらい時間が経ったのか、長かったのか短かったのか。
彼女は少しずつ自分を取り戻していきました。
あと1歩、私たちが屋上に着くのが遅かったら、彼女はこの世にもういないところでした。
私たちは遊び半分で低級霊を呼び出し、友だち1人を亡くすところだったのでしょうか。
それ以来、私はコックリさんを一切止めました。
怖いもの見たさ、興味本位の代償は大きいのかもしれません」(Aさん)
「私たちは追いかけ、危ないと思って屋上へたどり着いた時、友だちは『キュアー!』と奇声をあげながら、金網をよじ登ろうとしていました。
私たちは必死で彼女を金網から引きずり降ろし、暴れ狂う彼女を3人で押さえつけながら、半ベソ状態になりました。
そんな時、私の頭の中にふと呪文のようなものが降りてきて、それをまねて唱えながら、彼女の背中をバンバンバンバン叩きました。
どれぐらい時間が経ったのか、長かったのか短かったのか。
彼女は少しずつ自分を取り戻していきました。
あと1歩、私たちが屋上に着くのが遅かったら、彼女はこの世にもういないところでした。
私たちは遊び半分で低級霊を呼び出し、友だち1人を亡くすところだったのでしょうか。
それ以来、私はコックリさんを一切止めました。
怖いもの見たさ、興味本位の代償は大きいのかもしれません」(Aさん)
今も取り憑かれるケースが
昔からコックリさんは遊びでやるものではないと言われてきましたが、三木和尚もやはり「やらない方が良い」と語りました。
北野もやはり学生時代に流行ったそうですが、ある女子生徒が教室で窓ガラスを割るほど大暴れしたことがあって、禁止令が出たそうです。
さらに北野は「特に小中学校の女子生徒はトランス状態になりやすい」と語りましたが、ここで三木和尚は、「コックリさんが原因でおかしな状態になったことで、相談に来るケースが意外と多い」と語りました。
今の若い子というよりは、「昔に流行ったから、またやってみようか」と言ってコックリさんをやってみたら、大変なことになったという大人が多いそうです。
北野もやはり学生時代に流行ったそうですが、ある女子生徒が教室で窓ガラスを割るほど大暴れしたことがあって、禁止令が出たそうです。
さらに北野は「特に小中学校の女子生徒はトランス状態になりやすい」と語りましたが、ここで三木和尚は、「コックリさんが原因でおかしな状態になったことで、相談に来るケースが意外と多い」と語りました。
今の若い子というよりは、「昔に流行ったから、またやってみようか」と言ってコックリさんをやってみたら、大変なことになったという大人が多いそうです。
霊に取り憑いている時の異常な行動
ただ、本当におかしくなっているのかどうか、また、霊に取り憑かれているかどうかは傍から見てもわかりませんが、三木和尚はそれを判定する方法があると言いました。
三木和尚「京都の薄い紙に包まれたおまんじゅうがあるんですよ。
普通は紙をむいて食べますけど、(相談者におまんじゅうを)出すと、だいたい手を使わずに直接机の上にあるおまんじゅうを食べはるんです。
それまでは普通なんですけど、そのおまんじゅうは必ず手を使わずに食べます」
ケモノ的な振る舞いをしていますが、それが取り憑いているかどうかの判断になるそうで、お祓いをすることになります。
三木和尚「お祓いしましょうって言ってやったら、だいたい最後咳き込まはるんですよ。
咳き込まはったら成功ですね。咳と一緒に出ていきはるのかは、わからないですけど」
三木和尚「京都の薄い紙に包まれたおまんじゅうがあるんですよ。
普通は紙をむいて食べますけど、(相談者におまんじゅうを)出すと、だいたい手を使わずに直接机の上にあるおまんじゅうを食べはるんです。
それまでは普通なんですけど、そのおまんじゅうは必ず手を使わずに食べます」
ケモノ的な振る舞いをしていますが、それが取り憑いているかどうかの判断になるそうで、お祓いをすることになります。
三木和尚「お祓いしましょうって言ってやったら、だいたい最後咳き込まはるんですよ。
咳き込まはったら成功ですね。咳と一緒に出ていきはるのかは、わからないですけど」
このまんじゅうでないとダメ
では、京都のお店で売られている紙に包んだおまんじゅうであれば何でも良いかというと、そうではないそうです。
三木和尚「そこのおまんじゅうしかダメなんです。
どら焼きとか出しても、普通に食べはるんですけど、そこのおまんじゅうで判断できる」
北野「老若男女問わず?」
三木和尚「問わず。小学4年生の男の子もいましたけど、紙ごと食べるからお母さんが止めに入ったら、本当にエサを取られる動物が威嚇するような感じになるんですよ。
『最後まで食べさせてあげてください』って(諭すと)、紙をそのまま食べちゃうんですけど」
では実際にお祓いをする時は、どのように行われるのでしょうか。
三木和尚「頓証菩提っていうんですけど、動物の供養をするっていう感じですね。
提婆品(だいばほん)っていうお経があるんですけど、それを読むと最後の方になぜか咳き込むという。
もう一度お菓子を出すと、ちゃんと(紙を)むいて食べはりますね」
このおまんじゅうがどこのお店のものかはお伝えできませんが、このおまんじゅうは作り続けていただきたいところです。
やはり、コックリさんは遊び半分で行わない方が良いのかもしれません。
(岡本)
三木和尚「そこのおまんじゅうしかダメなんです。
どら焼きとか出しても、普通に食べはるんですけど、そこのおまんじゅうで判断できる」
北野「老若男女問わず?」
三木和尚「問わず。小学4年生の男の子もいましたけど、紙ごと食べるからお母さんが止めに入ったら、本当にエサを取られる動物が威嚇するような感じになるんですよ。
『最後まで食べさせてあげてください』って(諭すと)、紙をそのまま食べちゃうんですけど」
では実際にお祓いをする時は、どのように行われるのでしょうか。
三木和尚「頓証菩提っていうんですけど、動物の供養をするっていう感じですね。
提婆品(だいばほん)っていうお経があるんですけど、それを読むと最後の方になぜか咳き込むという。
もう一度お菓子を出すと、ちゃんと(紙を)むいて食べはりますね」
このおまんじゅうがどこのお店のものかはお伝えできませんが、このおまんじゅうは作り続けていただきたいところです。
やはり、コックリさんは遊び半分で行わない方が良いのかもしれません。
(岡本)
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