7月20日、大須ういろから「ういろのこな」が発売となりました。これは、名古屋土産の定番「ういろう」を、おうちで作って楽しめるキットです。
8月2日放送の『北野誠のズバリ』、佐藤実絵子の情報コーナー「世界まるみえこ」では、この「ういろのこな」を取り上げました。
佐藤が自宅で作ってきたピンク色のオリジナルういろは、一体どんな味だったのでしょうか。
「冷やしすぎ」はNG
大須ういろがこの「ういろのこな」を作った理由は、「ういろがお米からできていると知らない人が多い」から。
ういろは、お米を蒸して作っていると聞いて、「お米の蒸し菓子がういろ?それ、あんま知らんと思うで」と驚く北野誠。
お米を使っているため、冷やごはんと同じで「冷やしすぎ」は良くありません。寒い場所に置かれていた場合は、適宜温めることがおいしさのポイントなんだそう。
「こういうことを知ってもらうには、作ってもらうのが一番」ということから、この「ういろのこな」が生まれました。
時間と温度で変わる食感
しかし、開発には苦労があったようです。電子レンジで簡単に作れないかと試してみたものの、食感がいまいち。「やはり、ういろづくりの本質を大切にしよう」と、蒸して作るキットになったといいます。
ボウルに粉と熱湯を入れ、容器に入れて蒸します。粗熱を取って、生地を落ち着かせるために冷蔵庫で40分ほど冷やして完成です。
佐藤によると、粗熱を取った段階で一度食べてみた時はお米の香りがしたものの、冷やしたら「私が知ってるういろの食感」に変わったといいます。
作ってからの時間や冷やす温度で、いろいろな食感が楽しめるようです。
「お米といわれたら、お米や」
ここで、佐藤が自宅で手作りしてきたういろを披露します。
「わっ、すっげぇもっちりしてる!」と、松原タニシもそのもちもち具合にビックリした様子。
松原「確かにお米っぽいなと、いわれて気づいた」
北野「お米といわれたら、お米や」
この「ういろのこな」のもうひとつの楽しみ方は、「自分でアレンジができる」ということ。
ラインナップはしろ・くろ・きなこ・まっちゃの4種類ですが、例えばしろに混ぜる熱湯をコーヒーや紅茶にすると、コーヒー味のういろ、紅茶味のういろができあがるというわけです。
ピンク色のういろは何味?
佐藤はピンク色のアレンジういろも作ってきていました。「食べて、なんのういろかを当ててください!」と急にクイズタイムのスタートです。
松原「ちょっとすっぱい、わかった!梅」
北野「色合い的にいうと…ニンジン」
どちらも不正解!正解はなんとトマトでした。
トマトにレモン汁とはちみつを加えた「トマトういろ」です。
大須ういろは「#ういろのこな」でアレンジういろの投稿を呼びかけていて、「新しいコラボレーションが生まれるかも」としています。
進化を遂げるういろ
佐藤は、名古屋駅のキヨスクにこの「ういろのこな」を買いに行った時に、「ういろの進化を目の当たりにした」といいます。
同じく大須ういろが手がけている、オシャレな「ウイロバー」や「ういろモナカ」も大人気で、佐藤が訪れた際も若い女子が買っていたそうです。
「青柳ういろう」からは、"紅茶にあう"ういろうとしてココナッツレモン、マンゴー、ミックスベリー味の「Willows」が販売されています。
また、名駅の「マーメイドカフェ」では、クロワッサンにういろうとクリームが挟んである「ういろうワッサン」が去年から登場しました。
プレゼントや自由研究に
「正直に言うと、名古屋っぽいお土産は『海老せんべい』にいきがちだった」という佐藤でしたが、「ういろはこんなにオシャレになってるんだ!これから、ういろもアリだな」と思ったといいます。
今回、佐藤が紹介したういろは、すべて名駅のキヨスクで購入することができます。
「ういろのこなは、プレゼントや夏休みの自由研究にも」と佐藤。「自分で作ると、ういろのおいしさを新発見できますので、ぜひ」と、おすすめした佐藤でした。
(minto)
北野誠のズバリ
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2022年08月02日14時43分~抜粋