焼肉は、肉質もさることながら、焼き方でも味が大きく変わる料理です。それだけに、焼き方にこだわりを持つ人も多いのではないでしょうか。しかし、肉をよく焼きたい派と、レアめで食べたい派に分かれるのも事実。これがトラブルの元です。
7月19日放送の『北野誠のズバリ』では、『文春オンライン』の記事から、「間違えた焼き方」、そして「誰がトングを持つか問題」について語りました。
肉を網に乗せまくる「お母さん焼き」
焼肉に行くと発生するのが、「誰がトングを持つか問題」です。
「昔ね、森脇健児君がタモリさんと焼肉に行った時に、バカバカ焼いてたら、タモリさんがキレたらしくて(笑)」と北野誠。
森脇さんは「もう少しゆっくりと、そっと焼肉を食べられないのか」と、タモリさんから怒られてしまったと言います。
「でも、わかるー」と、タモリさんの発言に納得の佐藤実絵子。佐藤の母は、届いた肉を全部網に乗せてしまう「お母さん焼き」をやってしまうというのです。
しかも、佐藤の母の「お母さん焼き」は、肉を網に乗せて終了。そこから先の肉の面倒は見ないんだそう。
記事によると、佐藤の母のこの行為は「乱暴な焼き方」に当たるようです。
ホルモンの食べ頃は?
焼肉といえば、タン→ロース→カルビと脂の少ない肉から焼き始めるのが一般的ですが、北野が気になるのは、「網も変えずに、ドバドバと次から次へと入れる」人。
「あれはやめてくれへんかな」と嘆きます。
「ホルモンの脂が落ちて、ブワー!となって、ウワー!みたいな」と松原タニシが語ると、「ホルモンも難しい。いつも思いますけど、ホルモンは食べるタイミングがわからない」と北野。
北野「焼けたのか、いついけるのか。そのまま放っておいたら、どんどん小っちゃなっていきよる」
松原「めっちゃ小っちゃなっていきます!ホルモンって。金平糖みたいになりますよね」
確かに「ホルモンの食べ頃がわからない問題」もあります。
レバーの食中毒問題もなんのその
ここで北野は、水曜日アシスタントの氏田朋子と食事に行った際のエピソードを語り始めます。それは、レバーの食中毒が問題になっていた頃の話。
「レバーはまあまあ焼かないとやばいぞ」と北野が注意しているそばから、氏田は「でも誠さん、レバーなんてそんなに焼いたらおいしくないですよ!カッサカサなりますやんか」と、直箸でレバーを取っていたというのです。
佐藤「らしいなぁ(笑)」
北野「確かに、苦味しか残らない時あるからね」
トングを握るべき人
結局のところ焼肉は「トングを持つ人の采配による」ことから、「焼くのが上手な人がトングを握るべき」という結論に達しました。
北野「実絵子ちゃんのお母さんみたいな人は(笑)」
佐藤「絶対ダメ、全部入れちゃうから。皿のやつ」
佐藤いわく、この豪快な「お母さん焼き」は、その名前のまま「お母さん」と呼ばれる人に多い焼き方だといいます。
「焼いてあげなきゃ!」「どんどん焼くよ!」という気持ちが、人を「お母さん焼き」に走らせてしまうようです。
焼き方の派閥違いで起こる問題
集団で焼肉を食べに行くと困るのは、「よく焼いてほしい人」が「生めで食べたい人」と同じグループになると、早い段階で肉がなくなってしまって、全然お肉が食べられないということです。
北野「このタイムラグ」
松原「あとちょっと焼いたら食べられてたのに…」
北野「『君、あんま食べへんの?』って言いよんねん」
こんな不幸を招かないためにも、北野は「よく焼きたい人は、自己申告してグループを決めた方がいい」と提案します。
お肉をポンポンとお皿に入れてくれる人もいますが、よく焼きたい人にとっては「まだ生だな…」とストレスを感じてしまう場合もあるのです。
「トングを持つ方は采配に気を付けてください」と、広く注意を促した北野でした。
(minto)
北野誠のズバリ
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2022年07月19日13時17分~抜粋