6月3日放送のCBCラジオ『北野誠のズバリ』のメールテーマは「どうなんやろ?これって」。
日常で「どうなってるの?」と疑問に思うことがあります。
今回は2本のメールを取り上げました。
北野誠と大橋麻美子がメールを読み上げます。
あんのないアンパンマン?
食べ物の恨みは長く尾を引きます。
「スーパーのベーカリーコーナーで焼き立てパンを売っています。
以前、『アンパンマン』の顔のアンパンを買ったら、中身はチョコクリーム。ある時、同じようにアンパンマンの顔のアンパンを買ったら、二つに割ってもあんこが見えない。
二度も期待を裏切られ、あんなしのアンパンを店頭に持っていき、お店の人に言うと『あぁ、あんこの入れ忘れですね』と悪びれることもなく、さらっと言いました。
『これじゃアンパンマンでなく、ただのパンマンですよね』と言いたいのをぐっとこらえ、パンの代金を返金してもらいました。これって期待外れもいいところです」(Aさん)
大橋はアンパンマンにあんがなかったら、「がっかり感が激しいよね」と共感します。
その前はチョコが入っていたりと、アンパンマンのコンセプトが揺らいでいます。
セクシー下着の謎
次の疑問は一種のミステリーです。
「今年の春先、うちの近所のマンションの前を散歩していると、たまたま引っ越してきた人がいました。まるで綾瀬はるかみたいなすごく美人な女性でした。
そのマンションはうちのベランダからよく見え、ベランダで水やりをしていると、綾瀬はるか似のマンションのベランダも丸見えです。
ある日、綾瀬はるか似のベランダには、なんとも不自然に真っ赤なセクシー下着がたった一枚だけ干されているではないですか。
いつもは普通にタオルやスエットみたいな何気ない洗濯物ですが、その日はなぜかセクシー下着一枚だけポツンと。
僕はいったいこれは何だ、と思いました。
それから一週間くらいたった頃、再び黒いレースのセクシー下着が一枚だけ干されているんです。
あれは何かのサインじゃないのか。週に一度干されたセクシー下着を見ながらそんなことを妄想していたら、先週はなんと、紫と真っ赤な二枚のセクシー下着が干されていました。
女性は洗濯しても下着だけは部屋干しするというのを聞いたことがありますが、たった一枚だけセクシー下着を外のベランダに干す。何かの合図でしょうか。気になって仕事も手につきません」(Bさん)
不倫相手への合図?
女性である大橋。
「純粋に干すという目的じゃないですね。むしろ、怖くてそんなことできません。だから『黄色いハンカチ』のセクシーバージョンで、誰かに向かって何かの合図とか?」
北野はこれを「近所に不倫相手がいる!」と断定。「一枚干したら、今日来てもいいいよという合図かもしれませんね」と続けます。
大橋「2枚は?」
北野「今日は2回戦!」
大橋「(笑)露骨じゃない?今のは恥ずかった」
北野「Bさん、直接聞いてもらえませんか。めっちゃ気になる!」
直接聞くとBさんが洗濯物の観察をしているのがバレバレです。
これも謎のまま終わるのかと思いきや…。
解答編、パン屋の思惑
その後、AさんとBさんのメールの疑問に対しリアクションが寄せられました。
まずはあんのないアンパンマン。
「あんこが入っていると商標登録にひっかかるので、中身を変えているところが多いそうです。私の行きつけのパン屋のアンパンマンも中身はチョコクリームです」(Cさん)
北野「そういうことか。入れたら、そのまんまで問題が多くなるのかな」
なるほど納得です。パン屋さんも微妙なところで商売をしているわけですね。
文化の違い
Bさんのセクシー下着の謎には、意外な角度のメールが届きました。
「私は3年ほど上海におりました。その時の洗濯事情ですが、中国の女性はパンティは必ず専用の石鹸で手洗いします。
そして必ず外干しします。消毒が目的らしいです。女性の大事な部分に触れるものなので、他のものに触れないようにするとのことです。
アパートにはベランダはありませんが、ハンガーにつるしたパンティが一枚だけつるしてある光景は、上海ではごく普通にみられる光景で、赤系統のものが多かったです。
見慣れてしまうとそんなもんかなと思いましたが、ひょっとしたら中国の女性ではないでしょうか」(Dさん)
大橋は「文化の話でしたか!」と驚き。
北野も「『二回戦』とか恥ずかったです」と反省。
日頃心にひっかかっていたものがスッキリしたようです。
(みず)
北野誠のズバリ
この記事をで聴く
2022年06月03日14時56分~抜粋