「適度な運動」「程よい距離感」「適量」など、世の中には定義があいまいな言葉が多く存在します。
4月19日放送の『北野誠のズバリ』この日のテーマは「教えてください!」には、リスナーから「お酒をたしなむってどのくらい?」「ほろ酔いってどんな感じですか?」という質問が寄せられました。
これらのわかりにくい言葉について、北野誠が解説しました。
「酒ほどたしなめないものはない」
「コロナ禍で自宅にいることが多いので、適度な運動をしてください。家飲みが増えたと思いますが、お酒が少し多いように感じたので、お酒はたしなむ程度にしてください」(Aさん)
リスナーAさんは、社内の健康診断でこのように言われてしまったそうです。
そこで疑問に思ったことがひとつ。
「"たしなむ"とはどのくらいの量なんでしょうか?
『ほんの少し』という意味なのか、『かなりできる』という意味なのか、個人個人で違いがあります。どの程度のことを言うのでしょうか。
記憶がなくなる寸前まで飲むことを"たしなむ"というのでしょうか」(Aさん)
「受診者に受診結果を丸投げしているように聞こえてしまう。"たしなむ程度"とはどのくらいなんでしょうかね」というAさんに、「ビールやったら缶ビール500mlくらいじゃないですか?」と指針を示す北野誠。
しかし北野はこの直後、「でも酒ほどたしなめないものはないよ。止まらないです。無理やろ」と真理を語ります。
ほろ酔い=たしなむ?
続いても同様の質問です。
「22歳になる息子はお酒を飲みません。そもそも飲みたくないそうです。
『ノンアルコールでほろ酔い気分になれるものはない?』と言うので何を言っているのだろうと思ったら、息子は"ほろ酔い気分"というものを知りたいそうなんです。
教えてください、ほろ酔いってどんな感じですか?」(Bさん)
この質問に、北野は「ほろ酔いっていうのは、"せんべろ"とか"ハッピーアワーセット"ってあるじゃないですか。たとえば中華料理屋で、枝豆とチャーシューと生ビールが1杯ついて。それを飲み終わった時がほろ酔いです」と回答。
北野によると「あれが"ほろ酔い気分"。アルコールが入って顔が赤くなってきて、『はぁ、おいしい』と思ってるぐらいがほろ酔い。たしなむのもこれぐらい」なんだそう。
どうやら「ほろ酔い=たしなむ」だったようです。
「ほろよい」で「ほろ酔い」気分
「そこから気持ち良くなってどんどん飲んでいくと、もうたしなむじゃなくなる」と確認する松原タニシに、「たしなむじゃなく、ほろ酔いも終わってますから」と北野。
この先は「泥酔い」になってしまうんだそう。
北野は「アルコールを全く入れたことのない息子さんに飲ませるなら、アルコール0.5%の微アルコールハイボール」とBさんにアドバイス。
佐藤実絵子も「すっごくアルコールが少ないやつがブームなんですよね」と同意します。
北野「いきなりド素人が9%を飲んだらすぐ酔いますよ。初めて飲むんやったら0.5%で簡単にほろ酔いになりますよ」
佐藤「お酒を初めて飲んだという気分もあいまって」
松原「『ほろよい』っていう缶チューハイもありますよね」
サントリーの「ほろよい」はアルコール度数3%の缶チューハイ。これを飲めばまさしく「ほろ酔い」になれるかもしれません。
「まずはそこから」とおすすめした北野でした。
(minto)
北野誠のズバリ
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2022年04月19日14時28分~抜粋