12月9日放送の『北野誠のズバリ』「ぶるまとタツオの木曜コラム」のコーナーでは、M-1ウォッチャーのサンキュータツオさんが、12月19日(日)に開催される『M-1グランプリ』の優勝予想を行いました。
タツオさんが予想する本命、抑え、そして穴は、一体どのコンビなのでしょうか。
『M-1』ウォッチャーがズバリ予想!今年の「本命、抑え、穴」は?
非吉本勢が4組!
今年のファイナリストは、インディアンス、真空ジェシカ、モグライダー、ゆにばーす、ロングコートダディ、オズワルド、錦鯉、もも、ランジャタイの9組。
「大会側は、毎年コンセプトを持たせて決勝の人選をしている」と語るタツオさん。
「準決勝に残った25組から、どういう組み合わせで9組を選んでも面白いはずなんですけど、なぜこの9組になったのかということを考えたい」
タツオさんはこう言って、「今年はズバリ、多様性大会なんじゃないかな」と結論づけました。
例年であれば、ファイナリストのほとんどが吉本芸人。しかし今年は、真空ジェシカ、モグライダー、錦鯉、ランジャタイの4組が非吉本勢です。
「これまでに見たことがない人たちが出てきます」と、期待感たっぷりに語るタツオさん。
「大会側は、毎年コンセプトを持たせて決勝の人選をしている」と語るタツオさん。
「準決勝に残った25組から、どういう組み合わせで9組を選んでも面白いはずなんですけど、なぜこの9組になったのかということを考えたい」
タツオさんはこう言って、「今年はズバリ、多様性大会なんじゃないかな」と結論づけました。
例年であれば、ファイナリストのほとんどが吉本芸人。しかし今年は、真空ジェシカ、モグライダー、錦鯉、ランジャタイの4組が非吉本勢です。
「これまでに見たことがない人たちが出てきます」と、期待感たっぷりに語るタツオさん。
2005年以来の「カオス大会」に
昨年の『M-1』では、マジカルラブリーが優勝した直後から「あれは漫才なのかどうか」という“漫才論争”が起こりました。
「今年は、更にそれを加速させる芸風のコンビが登場します。カオス大会といってもいいと思います」とタツオさん。
その強烈度は、南海キャンディーズ、千鳥、POISON GIRL BAND(ポイズンガールバンド)、東京ダイナマイトが出場した「2005年大会」に匹敵するほどだといいます。
タツオさんは、「ボケとツッコミという型を破壊するコンビ、キャラクターのある大きいボケの人が結構出て来ます」と断言しました。
「今年は、更にそれを加速させる芸風のコンビが登場します。カオス大会といってもいいと思います」とタツオさん。
その強烈度は、南海キャンディーズ、千鳥、POISON GIRL BAND(ポイズンガールバンド)、東京ダイナマイトが出場した「2005年大会」に匹敵するほどだといいます。
タツオさんは、「ボケとツッコミという型を破壊するコンビ、キャラクターのある大きいボケの人が結構出て来ます」と断言しました。
ボケツッコミしない初登場組
今回が3回目の出場となるオズワルドは、今年7月に行われた「第42回ABCお笑いグランプリ」で、見事優勝を果たしています。
「M-1とは相性が良くない」といわれている、落ち着いた芸風のコンビですが、「ABCお笑いグランプリ」では史上初の満票を獲得。完全優勝となりました。
実は、オズワルドをずっと追いかけているという北野誠。「最初ね、ゆっくりゆっくり入ってくんねんけど、最後たたみかけてくるのがすごい」と絶賛します。
タツオさんは、初登場の真空ジェシカ、モグライダー、ロングコートダディ、もも、ランジャタイの5組について、「いずれも、『ボケてツッコんで、ボケてツッコんで』という感じではなくて。わりと、ひとつのボケや妄想をどんどんふくらませていって。なんかちょっとよくわからない、ボケとツッコミではない感じ」と解説。
YouTubeで3回戦を観たという北野も、「多いな。特に今年は顕著」と同意します。
「M-1とは相性が良くない」といわれている、落ち着いた芸風のコンビですが、「ABCお笑いグランプリ」では史上初の満票を獲得。完全優勝となりました。
実は、オズワルドをずっと追いかけているという北野誠。「最初ね、ゆっくりゆっくり入ってくんねんけど、最後たたみかけてくるのがすごい」と絶賛します。
タツオさんは、初登場の真空ジェシカ、モグライダー、ロングコートダディ、もも、ランジャタイの5組について、「いずれも、『ボケてツッコんで、ボケてツッコんで』という感じではなくて。わりと、ひとつのボケや妄想をどんどんふくらませていって。なんかちょっとよくわからない、ボケとツッコミではない感じ」と解説。
YouTubeで3回戦を観たという北野も、「多いな。特に今年は顕著」と同意します。
オズワルドは「伝統的な東京漫才」
タツオさんの予想では、「本命」はオズワルド。
「いわゆる、皆さんがイメージする『スピードのあるしゃべくりと大きな声のツッコミ』とは一線を画す芸風で。伝統的な東京の漫才に近いです」とタツオさん。
かつてのおぎやはぎや、POISON GIRL BANDを例えに、「まったりしゃべるところからのスタートは分が悪い」としつつも、「鍋がぐつぐつ煮えてくる感じでヒートアップしていくのが見所」と、オズワルドの漫才の特徴を語りました。
北野いわく、オズワルドの漫才は「かまいたちに近い、俺の好きな漫才の形」なんだそう。
「短い時間の中で、2人の関係が少しずつ変化していくというのが、本当に伝統的な漫才」というタツオさんに、「伝統的な漫才が好きな人は、オズワルド好きやと思うよ」と北野。
昨年も本命視されていたオズワルドでしたが、最終決戦の3組に残ることはできませんでした。
「やっぱり最初からたたみかけないと、勝ちきれない大会なのかなというところもある」とタツオさん。
「いわゆる、皆さんがイメージする『スピードのあるしゃべくりと大きな声のツッコミ』とは一線を画す芸風で。伝統的な東京の漫才に近いです」とタツオさん。
かつてのおぎやはぎや、POISON GIRL BANDを例えに、「まったりしゃべるところからのスタートは分が悪い」としつつも、「鍋がぐつぐつ煮えてくる感じでヒートアップしていくのが見所」と、オズワルドの漫才の特徴を語りました。
北野いわく、オズワルドの漫才は「かまいたちに近い、俺の好きな漫才の形」なんだそう。
「短い時間の中で、2人の関係が少しずつ変化していくというのが、本当に伝統的な漫才」というタツオさんに、「伝統的な漫才が好きな人は、オズワルド好きやと思うよ」と北野。
昨年も本命視されていたオズワルドでしたが、最終決戦の3組に残ることはできませんでした。
「やっぱり最初からたたみかけないと、勝ちきれない大会なのかなというところもある」とタツオさん。
ももの「ダブルツッコミ」
タツオさんが「抑え」で注目しているのは、非吉本勢の一組・もも。いわく「笑い飯の進化系。ダブルボケならぬ、ダブルツッコミ」なんだそう。
「お互いのキャラクターをツッコんでいくんですけど、たたみかける笑いがすごいので、ハマったら大変なことになるだろう」と予想するタツオさん。
そして「今年1番物議をかもすであろう存在はランジャタイ」とのこと。こちらも非吉本勢です。
ランジャタイは、タツオさんが以前所属していた事務所の後輩。
当時から、アンケートに「こんなの漫才じゃない」「もっとちゃんとやれ」「何がおもしろいかわからない」と書かれていたそうです。
「それも計算のうち。とにかくいい加減なんですよね(笑)。この2人が、どれだけウケるかによって、前後の人たちの点数も大きく変わるんじゃないかな」と想像します。
「お互いのキャラクターをツッコんでいくんですけど、たたみかける笑いがすごいので、ハマったら大変なことになるだろう」と予想するタツオさん。
そして「今年1番物議をかもすであろう存在はランジャタイ」とのこと。こちらも非吉本勢です。
ランジャタイは、タツオさんが以前所属していた事務所の後輩。
当時から、アンケートに「こんなの漫才じゃない」「もっとちゃんとやれ」「何がおもしろいかわからない」と書かれていたそうです。
「それも計算のうち。とにかくいい加減なんですよね(笑)。この2人が、どれだけウケるかによって、前後の人たちの点数も大きく変わるんじゃないかな」と想像します。
「ランジャタイ基準」は審査員泣かせ
ファイナリスト経験者の錦鯉とインディアンスについては、「キャラクターが大きいものの、キャラクターや手の内がわかってる状態での戦いになるので。期待値を大きく上回る出来でないと、優勝には届かないのかな」と厳しい予想。
北野が不安なのは「ランジャタイが何番目に出るか」ということ。「ランジャタイがトップバッターだったら、ランジャタイが基準になるやんか。審査員悩ますと思うよ」と危惧します。
「そう考えると、ランジャタイはホームランか三振、どっちかしかない」とタツオさん。かなり注目のコンビです。
というわけで、タツオさんの予想は、「大本命」オズワルド、「抑え」もも、「穴」ランジャタイでした。
19日が楽しみです!
(minto)
北野が不安なのは「ランジャタイが何番目に出るか」ということ。「ランジャタイがトップバッターだったら、ランジャタイが基準になるやんか。審査員悩ますと思うよ」と危惧します。
「そう考えると、ランジャタイはホームランか三振、どっちかしかない」とタツオさん。かなり注目のコンビです。
というわけで、タツオさんの予想は、「大本命」オズワルド、「抑え」もも、「穴」ランジャタイでした。
19日が楽しみです!
(minto)
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