こどもの初めてのおつかいでは、ハプニングでほっこりすることも多いもの。しかし、これが夫婦間や職場などになると、買ってくるものを勝手に変える、勘違いしたものを買ってくるなど、困った人たちも多いようです。
12月3日放送の『北野誠のズバリ』では、『マネーポストWEB』の記事から、「大人のおつかいで失敗する人たち」について取り上げました。
「特濃やで!4.2やで!」
「『大人のおつかい』という番組をやったら、それなりにウケると思いますよ。特におっさんの」と北野誠。
北野は「おつかいは、買い物を普段やり慣れてないやつがやると、ろくでもない結果になるっていうことなんですよ」と、早くも結論づけます。
妻が夫におつかいを頼むときには「牛乳買ってきて」だけではなく、「どこのメーカーの、どの牛乳か」まで、しっかりと伝えなければいけません。
普段はコンビニにしか行かない、牛乳の銘柄など気にしたことのない夫。そんな夫は、いざ妻からおつかいを頼まれたときに、間違いをおかしがち。
「『特濃やで!4.2やで!』『カルシウムと鉄分、多いらしいで!』と、高い牛乳を得意気に買ってきたりしてしまう」と、意見が一致する北野と片山淳子。
これこそが、一般的なお父さんの姿なのです。
「買い物はセンス」
「パッケージの色、メーカーをしっかり伝えないと、このような行き違いが起こってしまう」と北野。
「嫁が買ってきたものを使う、そこにまるで興味はない。そんな人間におつかい頼んでも。小学生の方がちゃんと買ってきますよ」と北野。
つまり妻がすべきは、夫が買ってきたものを「否定する」のではなく、最初から買うものを「指定する」ことのようです。
北野いわく、「買い物はセンス」。
「大人のおつかいは具体的に。言わないと男は絶対に自分のセンスを発揮して、大体嫁に怒られます。私もそういう失敗で嫁に怒られてきてるんで」
実は、北野も経験者だったようです。
食パンの銘柄と枚数が違う!
この話題に、リスナーから反響が寄せられました。
「妻に『食パン買ってきて』と言われて、超熟の6枚入りを買ったら、『あんたさぁ、いつも本仕込の5枚入り食べてるでしょ。なんにも見てないなぁ』と、ため息をつかれました。
食パンでもいろいろな商品と枚数があるので、誠さんが言うように、具体的に言ってくれないとどれを買えばいいのか全然わかりません」(Aさん)
以来、おつかいを頼まれたときは値段とサイズ、肉なら何グラムでいくらなど妻にLINEで逐一確認し、どうしても不安なときには電話で聞きながら買い物をしているそうです。
「それからは妻が求めている物以外、買うことはなくなりました。夫の皆さん、良かれと思って買ったものほど、怒られますねぇ」(Aさん)
このおたよりに、北野は「正しいです」と一言。
片山「近頃確かに、男の人でスマホを見ながら買い物をしている人、見かけます」
北野「あれは、奥さんに何度か叱られて学習したんですよ」
ポイント・クーポンという新たな問題
「自分も妻に『違う!』と言われたことがあります。面倒くさいですね。最初はメーカーや成分、生産地など、妻のこだわり以外のものを買ってきて、思いっきりお叱りを受けていました」(Bさん)
次第におつかいにも慣れ、「買い物上手になってきた!」と自信が付いた頃、Bさんは新たな問題に直面したのです。
「『この商品にはポイントが付くけど、この商品は付かない。この商品はポイント〇倍』などと考えることが増え、最終的に何かひとつ忘れていたり、普段使いなれないクーポンを使い忘れたりと、わけがわからなくなります」(Bさん)
ポイントやクーポンのシステムが、男のおつかいを、より複雑にしているようです。
「5%引きクーポンとか『1回ぐらい使い忘れてもいいだろう』と思っていたのですが、妻にしてみれば大きいんですね…買い物は本当に何回も行かないと全然わかりません」(Bさん)
夫にとって妻のおつかいは、途方もない無理難題であるようです。
(minto)
北野誠のズバリ
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2021年12月03日13時15分~抜粋