6月10日放送の『北野誠のズバリ』「大人電話相談室」のコーナーには、「タイプの女性とエッチできそうなのに、股間に自信がない」というAさん(29歳)から相談が寄せられました。
まだ20代だというのに、股間の打率が2割を切ってしまっていると悩むAさん。北野誠がその理由を探り、解決方法を伝授します。
まさにドンピシャな女性
年上のお姉さんがタイプだというAさん。1か月前、先輩に誘われて行ったゴルフで、フリーアナウンサーの田中みな実さんに似た、「まさにドンピシャ」な女性と出会いました。
彼女は3歳年上の32歳。その日盛り上げ役に徹していたAさんの言動がツボに入ったようで、ずっと笑ってくれていたそうです。
そして先輩から、「この前の子が、お前のこと気に入ってるからもう1回ゴルフ行こうよ」と嬉しい連絡が!
2回目のゴルフで会話が弾んだAさんと彼女。連絡先を交換することに成功し、来週2人でご飯に行く約束も取り付けました。
順風満帆のAさんに「とんとん拍子や。何が悩みや?」と尋ねる北野誠。実はAさん、股間に大きな問題を抱えていたのです。
「勃たないのか!」
デートの日、「彼女とホテル街を歩くこともあるかもしれない」と想定しているAさん。しかしAさんは、21歳の頃から「性行為に自信を喪失している。単純にムスコが勃たない」状態だというのです。
「勃たないのか!」と、驚きのあまり大声を出す北野。
特にワンナイトの女性には勃たないことも多く、勃つか勃たないかはまさに時の運。その打率は1割9分8厘と、なんと2割に届きません。
「えー根尾君でも2割に乗ったのに」と哀れむ北野に、「清宮選手ぐらいです」と返すAさん。
「朝勃ちはちゃんとしている」というAさんに、北野はピンと来ました。
「多分やけど、エッチする時にかつてトラウマになったことなかった?」
そうです、Aさんには思い当たる節があったのです。
2時間攻められても勃たず
21歳の頃、Aさんはクラブでナンパした女の子と夜と共にしました。
お互いベロベロに酔っていたため、その夜は何もせず。翌朝、お酒が抜けた状態でエッチに及んだものの、Aさんのムスコは反応しませんでした。朝9時からチェックアウトの11時まで、攻められ続けたにもかかわらず…です。
女の子から「ごめんね」と謝られてしまって、「お酒のせいじゃないじゃん。ヤバイかも」と感じたAさん。
北野は「それがトラウマ体験になって。自分の中で、常に『できるかどうかが分からない状態』なんやな」と理解した様子。
「そうなんですよ!」というAさんに、「あーそれは困ったね」と同情する北野。
自信を取り戻さないと!
このAさんの状況に、北野は「確実にどこかで一度、男として『ちゃんと勃つ』っていうこの自信を取り戻さないと!」とアドバイスを送ります。
「女の人誤解してるけど、男の股間ってほんとメンタルに弱いから」という北野に、「いやー間違いないです!」と大共感するAさん。「女性が思ってる以上に、男の股間はナイーブ」と分かり合います。
北野は、Aさんが女性とエッチをするたびに「ひょっとしたら今回もダメかも」と重荷に感じていると分析しました。
来週のデートでも、田中みな実似のお姉さんと話が弾めば弾むほど、心の奥底で「今日勃たなかったらどうしよう」と考えてしまうだろうというのです。
「いつも思ってます。自分からグイグイいけなくなりました」と嘆くAさん。
名言「男の股間は心のアンテナ」
そんな北野が出した結論は、「薬の力を頼るしかない」ということ。「EDの薬を飲んで、一度ちゃんと女の人と合体しておかないと、ずっと引きずるよ」と、Aさんを真剣に諭します。
今回また失敗してしまった場合、メンタルを取り戻すのが大変だろうというのです。
これまでは、年下の女性との付き合いが多かったAさん。勃たなくても「ごめんな」と、ごまかしてきたといいます。
そんなAさんに、「お前、自分と向き合ってなかったな。絶対逃げてる」とズバリ指摘する北野。
ここまでじっと話を聞いていたお笑い芸人の阿曽山大噴火から、「男の股間は心のアンテナ」という名言が飛び出しました。
「どちらの方向に向けましょう! 違う違う」とふざける北野に、「電波いいですね!」とノリノリのAさん。
己の股間と向き合おう
「ちゃんと医者に行って、EDの薬をもらったほうがいい。ちゃんとしないと、心のアンテナがあっちゃこっちゃ向いたままやから」と、再度真剣に助言する北野。
「これがずっと続いたら、薬も効かなくなるよ。薬って物理的なものやけど、メンタルが勝つからね。心が折れたら、絶対無理」という北野に、「そこまで行ったら終わりですね…」とAさんも神妙な様子。
「自分と向き合おう。股間と向き合おう、己の。ごまかすな」と、厳しくも愛のあるアドバイスを送った北野でした。
(minto)
北野誠のズバリ
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2021年06月10日14時11分~抜粋