お金持ちの家のパーティーで出る食事で思い浮かぶものといえば、クラッカーにいろんなものを乗せて楽しむパーティー。かつて沢口靖子さんを起用したCMから「リッツパーティー」を連想される方も多いはず。
しかし、こうしたパーティー参加したことがあるという方は、実際にどれぐらいいるのでしょうか?
2月9日放送『北野誠のズバリ』では、リスナーからの素朴な疑問をパーソナリティの北野誠と佐藤実絵子、事故物件住みます芸人の松原タニシが紹介していますが、今回は「リッツパーティー」が話題となりました。
どこで見かける?
話題のきっかけとなったのは、次のおたよりです。
「私の昔からの素朴な疑問なんですが、CMやパッケージの写真にある、チーズか何かを乗せオードブルにして『リッツパーティー』をやったことがある人、参加したことがある人はいるんでしょうか。
私自身は何も乗せずにそのまま食べる派であり、催したことも参加したこともありません。
私の周りに聞いても、周囲にもそんな方はおりません」(Aさん)
「オードブル」という言葉がすでに日常生活から離れていますが、北野は「オシャレなホテルのバーでチョウザメを頼むと、横にリッツが付いてくる」と説明、やっぱり高級感があります。
リッツとルヴァン
リッツは、1934年11月21日にアメリカのナビスコが製造しており、日本では1971年から2016年までヤマザキナビスコによって製造・販売されていました。
一般家庭では単なるクラッカーとして食べられているだけ…と思いきや、佐藤は「わが家はクラッカーに乗せてっていうのは、意外とやってました」と発言。
松原「沢口靖子さんと佐藤実絵子だけや!」
これだけで北野と松原は、佐藤の家を金持ち認定しました。
ちなみ2016年に「リッツ」のライセンス契約が切れた現在は、ヤマザキビスケットが後継商品として「ルヴァン」として製造。
かつて「リッツパーティー」のCMで一世を風靡した沢口靖子さんもそちらのCMに出演し、「ルヴァンパーティー」を開かれています。
一方の「リッツ」は現在もアメリカやカナダなどでも製造されており、日本においてはナビスコブランドの日本法人、モンデリーズ・ジャパンから販売されています。
双方の味の違いなどを楽しむのも一興でしょう。
パーティーは実在した
この話を受けて「リッツパーティー」に関するおたよりが何通か届きました。
「ウチの娘はリッツパーティー、やってましたよ。大学時代、ゼミの教授が『よし、明日はリッツパーティーだ』の雄たけびの下、学生十数人でパーティーをしました。
乗せたいものを持ち寄って、いろいろ食べておいしかったらしいです」(Bさん)
「リッツパーティーやりますよ、おさしみなどお寿司みたいに。チーズを乗せてピザみたいにもできますし、デザートのレアチーズケーキの台とかにも使いますよ。
砕いて野菜と混ぜて、サラダにもできます」(Cさん)
パーティーの場でも活用されているようです。
合うものに共通点が
「父が大好きだったので、こどもの頃常にあったんですが、私は父のマネをしてたくあんを乗せて食べるのが大好きな子でした」(Eさん)
北野「塩気のあるもんと合うってことやろ?だってキャビアも塩気が高いもん」
佐藤「キャビアとたくあんはちょっと違うような(笑)」
最後に紹介するのは、リッツから外れてはいますが、こんな食べ方も……。
「リッツパーティーをやったことはあるわけがないんですが、死んだばあちゃんが生きていた時に、3時のおやつにしょうゆせんべいにだいこんの漬け物を乗せて、それをバリバリ食べた後に緑茶で流し込んでました。
小学校から帰ってきた時に、無理やり食べさせようとされました。あれもリッツパーティーなんですかね?」(Fさん)
和製リッツとでもいうべきものでしょうか、こちらも塩気のものが合うようです。
(岡本)
北野誠のズバリ
この記事をで聴く
2021年02月09日14時53分~抜粋