松原タニシ原作の映画『事故物件 恐い間取り』が、公開から10日間で興行収入10億円を突破と、波に乗っています。
9月8日放送の『北野誠のズバリ』では、松原が登壇した映画の舞台挨拶で起こった謎の現象の数々について語りました。
顔面蒼白?の亀梨和也
最初の舞台挨拶は、公開前日の8月27日(木)に丸の内ピカデリーで開催された「公開前夜祭舞台挨拶"事故物件NIGHT"」。
亀梨和也さん、奈緒さん、瀬戸康史さん、中田秀夫監督、松原タニシの豪華メンバーが集結し、お楽しみコーナーでは、各キャストが持参した閲覧注意の写真を披露しました。
亀梨さんが持参したのは、松原が「寿命5年」と診断された「顔が黒くうつった写真」にちなんで、亀梨さんの顔が白くなってしまった写真。
それは実は、亀梨さんが真っ白いパックをしている写真でした。
そこで、映画の中で亀梨さんの相方役を務める瀬戸さんがすかさず「それパックじゃん!」と華麗にツッコミを入れます。
「オーブじゃないんですか?」
それでも「僕の顔にオーブが映ってる」と、まだまだ諦めない亀梨さん。
よく見ると、それはパックの気泡。
瀬戸さんと亀梨さんの間で再度、「それ気泡ですよ!」「オーブじゃないんですか!」という心霊ボケが繰り広げられました。
松原が披露したのは、著書『恐い間取り』にも掲載した、インターフォンの履歴に残っていたおじいちゃんの写真。
目が真っ黒のスキンヘッドの謎のおじいちゃんです。
大スクリーンに映し出されるおじいちゃんに引き気味の観客をよそに、中田監督はなぜか「この写真が大好き」とコメント。
なんでも、このおじいちゃんが「ペンシルバニア州立大学という名門大学のトレーナーを着ているところに興味を持った」んだとか。
ドッキリを上回るドッキリ
おかしな現象が起こりだしたのは公開2日目の8月29日(土)、丸の内ピカデリーでの「公開記念全国ライブビューイング舞台挨拶」から。
この時は松原以外の4人が登壇し、松原がサプライズ出演するというシナリオ。
「僕もライブビューイングで見てます」という電話をかけるものの、「実は会場に来ていました!」というドッキリを行う予定でした。
「電話が途中で切れる」という演出のはずが、演出前にもかかわらず電話にノイズが入ってしまう始末。
さらには亀梨さんのマイクも入らなくなり、舞台上はすっかりおかしな空気に。
仕方なくそのまま松原が登場すると、亀梨さんは「いるじゃないですか!タニシさんのせいじゃないですか、このマイクも!」と、この不思議現象に納得がいった様子だったといいます。
電気系統のトラブル続出
9月4日(金)は、大阪のなんばパークスシネマで上映後に森脇健児さんとのトークイベント。
イベント開始前に亀梨さんからの2分間のメッセージVTRが流れる予定だったのに、流れず。
映像が映らないまま亀梨さんの声だけが流れている状態で、結局途中でブツっと切れてしまい、最初からやり直すという前代未聞の状況に。
松原と森脇さんが登場するも、お客さんはこの異様な雰囲気に微妙な空気のまま。
この後、お客さんを盛り上げるのはかなり大変だったんだとか。
9月5日(土)に開催された大阪のMOVIX八尾の舞台挨拶では、松原のマイクに音が入らなくなり、結局地声で話すはめに。
このMOVIX八尾では、公開初日の初回上映中にもトラブルがあり、中断するという考えられない事態が勃発していたのです。
霊現象より恐いもの。それは…
しかし、松原にとって電気系統の異常は日常茶飯事。いずれもとるに足らないことです。
そんな松原がもっとも恐怖を感じたのは「MOVIXあまがさき」でのできごとでした。
こちらでのトークショーに登壇したのは、松原美穂さん。そう、松原の実の姉です。
舞台上で、美穂さんはなぜか自身のデビュー曲を披露するという強心臓ぶりを発揮!
映画の宣伝部の人は「団地のおばちゃん役の人が、あんなセクシーな衣装で歌うんだ」と驚いていたといいます。
「真っ赤なドレスでデビュー曲を歌いきるっていう。それが一番恐かった」と静かに語る松原でした。
『事故物件 恐い間取り』、まだまだ絶賛公開中です。
(minto)
北野誠のズバリ
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2020年09月08日15時20分~抜粋