北野誠のズバリ

森脇健児、自作のラジオ番組を好きな子にプレゼントした過去

2月1日放送の『北野誠のズバリ radiko 1 DAY スペシャル』(CBCラジオ)では、「ラジオと私」をテーマに、北野誠が著名人やラジオパーソナリティーなどの電話ゲストから、ラジオへの想いをインタビューしました。

一人目のゲストは、以前『ヤングタウン』(MBSラジオ)や『ごごイチ』(CBCラジオ)を担当し、現在はお昼のワイド番組『森脇健児のケンケン・ゴウゴウ!』(ABCラジオ)などのパーソナリティを務めている、芸人の森脇健児さん。

少年時代の恋とラジオについて語りました。

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スピーカーの向こうにヒーローがいた

森脇さんは開口一番「やる気!元気!森脇!」と元気に登場。

まずは北野から「おもしろいと思って聴いていたラジオ番組」を尋ねられて、「関西ですから『ヤングタウン』(MBS)『ハイヤングKYOTO』(KBS)このあたりですね」と森脇さん。

中でもよく覚えている人として、「島田紳助さん、つボイノリオさん、桂文珍さん、明石家さんまさん、笑福亭鶴瓶さん、原田伸郎さん、西川のりおさん」の名前が挙がりました。

1967年生まれの森脇さんが小学校の高学年の頃、1970年代後半はラジオの深夜番組が盛り上がっていた時代。

「ラジオでパーソナリティーからいろんなことを教えてもらいましたね。例えば恋愛のこと、シモネタのこと。島田紳助さんが言ってた、『夢を語る』っていうこと。その夢を徐々に実現していく、それを僕はリアルタイムで見ているみたいな」と森脇さん。

森脇さんは自身とラジオとの関係を、「ラジオのスピーカーの向こうに僕のヒーローがいましたね」と振り返ります。
 

自作ラジオ番組「愛のテープ」

深夜ラジオのパーソナリティーから、笑わせ方やセンスを学んだと語る森脇さん。

小学校高学年の頃には、「ラジオのパーソナリティーになりたい」という夢を持っていたという森脇さんは、なんとラジカセで自分の番組を作っていたといいます。

「コマーシャルを録音したやつを流してね。『昨日学校でこんなことありまして』言うてレコードをかけて、それを録音して。自分でラジオの番組を作るという“radikoごっこ”をやってました!」

当時すでに「ラジオパーソナリティーごっこ」をして遊んでいたという森脇さん。

森脇「中学校の時に好きな女の子ができて。その子の誕生日に90分テープで僕、喋りまくってるラジオ番組をプレゼントしました。森脇健児が」
北野「ギャハハハ!」

森脇「『ともみちゃんに送る愛のテープ』いうて」
北野「そんなラジオ番組を作って渡してたんや(笑)」

森脇少年の幼い恋を想像して、思わず笑ってしまう北野。
 

まさかの「旦那さんNG」

当時から「将来はタレントになる」と決めていた森脇さんは、初恋の人と再会する番組に出演している自分の姿がこの時すでに見えていたといいます。

森脇「カーテンが開いたらその子がテープを持って立っていて、それを流すと。僕はスタジオを駆け巡って、『やめてくれー恥ずかしいー!』っていう絵が中学2年生でできてましたから」
北野「ちょっと待って、その女の子がそのテープをずっと持ってるっていうのが面白いよな。なんで思い込んでた?自分の都合のええように(笑)」

世の中そんなにうまくいかないと思いきや、無事タレントとなった森脇さんに、なんとこの番組から実際にオファーが!

森脇さんがその子を指名するとスタッフも「面白い!」とノリノリ。
さらに、その子は森脇さんのカセットテープをまだ持っていてくれていたのです!

しかし、旦那さんNGで結局出演に至らず…
森脇少年が描いていたような展開にはなりませんでした。
 

「バラまいとったらよかったな」

「森脇の貴重なテープ、持ってるのやったら出てくれよな」と残念がる北野に、「僕も失敗したのがね。何人かも女の子にバラまいとったらよかったなと思ってね」と森脇さん。

北野「ダビングしといて6~7人に渡しておいたら、一人ぐらいはな。出てくれたよな」
森脇「出てくるでしょう!全国ネットのテレビの番組でしたからね」

森脇少年の詰めの甘さを残念がる2人。

「そんなことを好きな女の子にやってました、僕。ラジオを真似してね」と、ラジオにまつわる少年時代の恋をしみじみと振り返る森脇さんでした。
(minto)
 
北野誠のズバリ
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2020年02月01日11時08分~抜粋

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