北野誠のズバリ

長生きには出勤前のコレが効く!?寿命に影響する夫婦生活

話題の本の著者にパーソナリティーの北野誠がインタビューする『北野誠のズバリサタデー』の「ズバリこの人に聞きたい」コーナー。

1月18日の放送では、『名医が教える 寿命を延ばす恋愛医学』(扶桑社新書)の著者で、医学博士・医療ジャーナリストの森田豊先生が、恋愛に関する行動が寿命に与える影響について、さまざまな研究結果を紹介しました。

[この番組の画像一覧を見る]

寿命を延ばすのに有効なこと

森田先生の著書『-寿命を延ばす恋愛医学』で、まず北野の目を引いたのは、「出勤前のキスは寿命を延ばす」という項目。

森田先生「キスをしてから家を出るカップルの方が、そうでないカップルに比べて寿命が5年長いというデータがあるんですね。寿命が延びるだけじゃなくて、収入が25%高いし、交通事故にある確率も低くなると」

これはカナダにあるローリエ大学の研究による結果であるため、必ずしも日本人に当てはまらないかもしれません。

森田先生によると、キスをするしないということが大事なのではなく、出勤前や投稿前に幸せな気持ちで出かけることが、仕事や学業のパフォーマンスを上げることにつながるのではないかとのことです。

キスをするのがむしろストレスを感じるというカップルなら、むしろ逆効果かもしれません…。

エッチな男性は長生きする?

寿命が延ばせるのであれば、できるだけ健康に長生きしたいものですが、そこで気になるのが認知症ですが、なんと「認知症予防には性行為が良い」という研究結果も。

これは世界中の研究者が言っており、イギリスでも性行為によって脳の血流が増えるとか、イタリアでも定期的に性行為をする高齢者は認知症になりにくい、という研究結果が出ているそうです。

認知症予防にはデュアルタスク、2つの仕事を同時に行うことが効果的とされていて、森田先生は「汗を書くような有酸素運動と、想像力や記憶力、深く考えるような高次の脳を使うこと。そうすると、どんな性行為か想像がつくと思いますね」と解説しました。

ただ、性行為をするかどうかということが最も大事なのではなく、恋愛する気持ちを持っているかどうかが、認知症予防につながるそうです。

森田先生「918人の男性を10年間調べたところ、エッチなことを考えている男性ほど、死亡率が低いという研究も出ているぐらいですから。

ただ、女性に関しては、エッチなことを考えていると長生きするという研究結果はなかったんですよね。しかし、女性でも性行為をしている人の方が認知症になりにくいという研究はあるので」

女性と男性で、何に対して一番欲を持つのか、内容が違うのかもしれません。

「涙は女の武器」はホント?

男性の性欲に関する研究について、この本で取りあげているものに、「女性の涙は性欲を減退させる」という項目もあります。

森田先生「女性の涙のにおいを嗅いだ男性は、血液中の男性ホルモンの量が減るということがわかったんですね。ですから、女性は泣くことによって男性に襲われなくなる、自分を守る自己防衛力として、涙っていう武器があるのかなと感じましたね」

効果には個人差がありますが、特に気に入っていない男性が狙ってきていると感じたら、泣いてみるのが良さそうですね。

逆に気に入った男性に対しては、香水、特にグレープフルーツの香りが有効で、実年齢より5歳ほど若返らせるそうです。
ただし、効果の持続時間が15分ほどしか持たないそうですので、第一印象を良くするのには使えそうです。
(岡本)
北野誠のズバリ
この記事をで聴く

2020年01月18日10時30分~抜粋

関連記事

あなたにオススメ

番組最新情報