ネットでいろんな情報が手に入る現代ですが、それでも日常生活では、知らなかったことに出くわすことは多々あります。
12月18日放送『北野誠のズバリ』のメッセージテーマは、「知りませんでした」。
個人的なことから世間一般の常識まで、「今まで自分は知らなかった」ということをおたよりでカミングアウト。
パーソナリティーの北野誠と大橋麻美子が紹介しましたが、ここでは一般的な内容について、ピックアップしてみました。
正月に出る「オガミイワシ」って何?
まずは今の季節にピッタリな話題からです。
「高校の冬休みに、スーパーで店頭販売のアルバイトをしていました。数の子、するめ、いわしを売っていたのですが、"数の子、するめはわかるけど、なんでイワシ?"と思って店長に聞くと、『縁起もんや!大きな声で『オガミイワシ』って言っとけば売れるから、がんばれ!』と言われて、オガミイワシが何か知らないまま、『オガミイワシありますよ~』と言って、売っていました。
完売したのですが、後で調べたら、イワシって縁起物というよりも、魔除けだったんですね。知りませんでした」(Aさん)
大橋「節分とかでね」
北野「昔は恵方巻なんてなかったですから。本来なら節分はヒイラギとイワシの頭が正当ですからね」
ちなみに拝みイワシは、本当にイワシに向かって拝むものであって、食べない場合もあるそうです。
農家はある時期で暇になると思いきや
次は、農家の方でないとわからない常識です。
「農家に嫁いだ時、『晴耕雨読』(晴れの日だけ忙しい)と思っていました。農閑期にお休みがあるものと思っていましたが、ハウス農家は雨が降ろうが仕事です。
わが家はイチゴ農家。夏は苗作りで、真夏のハウスでお仕事待ってます。夏の終わりに植え付けで、秋には収穫があり、初夏まで続きます。そして片付き、また苗作り……。
休みがない。いつでも休めそうでいつも休めない。
知らんかったわ~、イチゴってこんなに忙しいんや。クリスマスと春先だけとカン違いしてました。こんなにしんどいとは思いませんでした…」(Bさん)
北野「イチゴってもともと、初夏のモンじゃなかった?それがクリスマスになんでこんなようさん出てくんねんやろと」
大橋「ケーキに合わせてると」
昔は冬にケーキを買うと、正直あまりおいしくない外国のイチゴが乗っていることもありましたが、今は年中食べることができるようになりましたので、イチゴ農家の方に感謝しなければいけませんね。
婚姻届で気になる記入欄
最後は、独身の方はご存じないかもしれない常識です。
「番組の婚活イベントで知り合った彼女が、記入済みの婚姻届を持ってきました。四半世紀ぶりに記入していると、保証人の欄がありました。
『えっ、保証人?結婚するのに保証人って必要なの?』こんな記入欄があるとは知りませんでした。ほとんど意味のない項目やと思うんですが、致し方ありません。
誠さんにお願いしようかという僕に『タレントさんに自宅の住所を書かせる気か!』と思いっきり彼女に叱られました。そこで、僕の知る限り数少ない円満そうなご家庭を持つCさん(番組のリスナー)に、保証人になってもらおうと思いました。
すぐLINEで『お願いがあるんやけど、保証人になってくれる?』と連絡しましたが、(結婚の保証人とは書いていなかったため)Cさんはかなりビビっておられました」(Cさん)
保証人といえば、だいたいが借金やローンの類です。
北野「"連帯"付けとかないと(笑)」
大橋「もっと怖い怖い(笑)」
婚姻届の保証人になったからといって、離婚時に何か責任を負わされるというわけではありません。
離婚届を出すことになったら、礼儀として事前に言っておいた方が良いというのはあるかもしれませんが。
北野も「すごい反社的な人が『○○ちゃんが離婚してんけど、アンタら保証人やろ?』ってやってくるわけやないので」と語っていました。
(岡本)
北野誠のズバリ
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2019年12月18日13時32分~抜粋