度々論議の的となる、「ご飯にシチュー問題」。
「シチューとご飯は分けて食べる」「カレーと同じでもちろんかける」など、双方の言い分は真っ二つ。
さらには、「そもそもシチューにはパン」という派閥もあるようです。
12月17日放送の『北野誠のズバリ』では、リスナーからのおたよりをきっかけに、ホワイトシチュー論争が繰り広げられました。
シチューにはパンが基本?
「先日ママ友たちと話をしていた時、一人が『昨日おいしいパンもらったから、シチュー作った』と言いました。私が『えっ?家でシチュー食べる時ってパン?ウチご飯だよ』というと、他のママ友も『基本パンやと思うけど?白米にシチュー変じゃない?』と言われました。
知りませんでした。世間はシチューの時にパン食べんの?白米食べないの?
だってウチの旦那、ホワイトシチューやビーフシチュー、ご飯にかけて食べてますけど」(Aさん)
「いますいます、そういう人もいます」と納得する松原タニシと、「別に、好きにしてもらったら」と、食べたいように食べればいいと北野誠。
しかし、「おかしくはないですよね」とAさんをフォローする佐藤実絵子を、北野は「いや、おかしいですよ」とバッサリ。
ご飯があわない理由
松原の実家でもシチューの時はご飯が出てくるものの、なかなか進まないと嘆きます。
これに、「特にホワイトシチュー進まないですよね!」と賛同する佐藤。
どうやら3人はシチューにパン派であるよう。
北野「ホワイトシチューとご飯って、なんか違うよね」
松原「どっちも白いしな」
佐藤「おかずになってないっていうか。何かいりますよね」
シチューとご飯があわない理由について、「甘いから?」「牛乳だから?」と理由を考える北野。
北野「牛乳とご飯と考えると、やっぱりパンやんな」
佐藤「日本人の味覚とは違うんでしょうね」
食べられないわけではないものの、ご飯が進まないと口を揃える3人。
ドリアはいいの?
しかし北野には懸念材料がありました。
「反論、絶対来ると思うけど、『ドリアどやねん』と」
「ご飯」に「ホワイトクリーム」という、同じ組み合わせにもかかわらず、確固とした地位を築いているドリアについてリスナーから指摘されるのではないかと考えたのです。
「マカロニとかグラタンと一緒で、やっぱチーズが肝なんじゃないですか?」
佐藤は、ご飯とホワイトクリームをつなぐ、「チーズ」の有無の差ではないかと結論付けました。
白&白がダメ?ご飯の水分がダメ?
「怒ってはんなぁ」と呟く北野。
この「シチューにご飯は合わない問題」に、反論のおたよりが多く寄せられたようです。
「シチューで白米が進まないのは、白・白の色が悪いのではないでしょうか。
私はシチューの日には、すりおろした人参とコンソメ、バターで炊いたご飯にしています。オレンジ色で味のついたご飯なら、クリームシチューのおともでも気になりません。これならシチューかけてもおいしいですよ」(Bさん)
この提案に「かしこい!今度本当にやります」と感激した様子の佐藤。
「ホワイトシチューにご飯、自分の実家でもよく出ました。当時実家でパンはハイカラな食べ物だったので、逆にそれが当たり前でした。自分はホワイトシチューにご飯はあまり好きではなかったので、母親に文句をいうと、ホワイトシチューに大量の福神漬けを乗せられ、微妙な味になりました。
ちなみに、ドリアはなぜご飯なのに違和感がないのかというと、バターライスやケチャップライスのような、水分の少ないピラフになってるからだと思います」(Cさん)
シェフであるCさんのこの意見に、納得の3人。
「シチューにパン派」は本当に多いの?
「シチューにご飯は当たり前。ご飯にシチューをかけてカレーみたいに食べるの大好きです。ホワイトクリームとご飯が絶妙のハーモニーだと思います」(Dさん)
「ウチは普通に白米ですし、主人もご飯にシチューをかけて食べるの大好きですよ。本当にシチューの時にパンという方多いんですか?」(Eさん)
このEさんの問いかけに、「シチューにパンを付けるという家はそんなに多くないとは思いますが、ただ外で食べる時は大体パンです」と断言する北野。
「家のお父さん、ビーフシチューの日にパンがないと、めちゃブチ切れてましたよ」と佐藤が話すように、絶対にパンじゃないと許せないという人もいるようです。
北野「要は、しっとりしてない。乾いてるほうがしみ込んでちょうどよくなる」
松原「ご飯もっちりしてるもんな」
北野「日本の白米はそれだけで十分おいしいですから」
「カレーを別々に食べたい人もいるし。奥が深いですね」と、この激論を終結させた北野でした。
食の好みは人それぞれ。
「みんなちがって、みんないい」ということかもしれません。
(minto)
北野誠のズバリ
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2019年12月17日14時24分~抜粋