大好きな芸能人にファンレターを出したことがある方は少なくないと思いますが、直筆の返事をもらったという方はごく少数なのではないでしょうか。
12月9日放送の『北野誠のズバリ』、この日のテーマ「驚いた!」には、あのカリスマミュージシャンからファンレターの返事が届いたというAさんからおたよりが寄せられました。
このAさんの話をきっかけに、北野誠が、ある伝説のミュージシャンとの手紙のやり取りを思い出しました。
ファンレターから2年後のまさか
「高校生の頃、部活を引退して結構暇な時があったので、一日一通芸能人にファンレターを送ろうと思い、その人が出た映画や番組、アルバムを見聞きして感想を送りました。
その数50人、うち返事が来たのは20人ぐらい。
でもそれもハガキで印刷でして、まっこんなもんかと思いましたら、それから2年後。
ある時そのことすら忘れかけていた時に、ポストを開けると封筒が。
差出人を見ると、長渕剛?ええー?これだけでも驚きなのに、開けてみるとなんと3枚の便せんに、びっしり!
返事が遅れたことへのお詫び、近況報告などが書き綴られておりまして、4枚目の便せんには手書きで『俺の曲を真剣に聞いてくれてありがとう』と直筆のサインがしるされており、私が長渕さんのファンになったのは言うまでもありませんが、驚きました」(Aさん)
オークションで売れる?
このおたよりに感心しきりのITジャーナリスト・井上トシユキは「これからは僕らも手書きでやらないと」と、完全に長渕さんの神対応にインスパイアされた様子。
「しかもこれ、後にオークションで売れるからね」と、金勘定も忘れません。
この井上の空気を読まない発言を「売ったらあかんやろ」「誰かわかりますしね」と、いさめる北野と松岡亜矢子。
北野「長渕さん、ほんまにちゃんと手紙書くねんな。すごいね!」
松岡「お忙しいでしょうけどね」
井上「イメージと違うけど、すごいねやっぱり。そりゃ人気ありますよ」
そして、このアーティストからの直筆の手紙というキーワードで、北野があることを思い出します。
「シェケナベイビー」はカタカナ!
「俺、あれ捨てんかったらよかった。もうないと思うけど」と北野が語り出したのは、レジェンドミュージシャン・内田裕也さんからの手紙について。
ある時、内田さんにサングラスをもらった北野は、「本当に今回はいろいろとお世話になりましてありがとうございます」というお礼の手紙を書きました。
この手紙に内田さんは「こちらこそ大事に使ってくれよ!by 内田裕也」と北野に返信。
そして、名前の後ろにはなんと「シェケナベイビー」がカタカナで書かれていたというのです!
「それは売れるね!」と飛びつく井上。
実家大捜索
北野はその時「カタカナなん?」と素朴な疑問を感じたといいます。
井上「そこはポイントやね。重要文化財やね」
北野「多分残ってないやろなー」
井上「いろんな意味でそれは貴重品すぎる!」
「シェケナベイビーって。英語で書いてたらわかるけど、カタカナで右上に上がっていくのはどうなんや?あれはちょっと面白かったけど」
右上がりのシャケナベイビーがとにかく印象的だったという北野。
「大阪の実家探してみよ」と捜索を決意したようです。
無事に発見されることを祈りましょう。
(minto)
北野誠のズバリ
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2019年12月09日15時08分~抜粋