使わなくなった物を売るとなると、かつては質屋でしたが、今はリサイクルショップやネットオークションの台頭して売りやすくなっています。
そんな中、穴場のリサイクルショップがあるそうです。
11月15日放送『北野誠のズバリ』では、「リサイクル店は自治体が穴場」という『日刊ゲンダイ』の記事を元に、パーソナリティーの北野誠と片山淳子がトークを展開しました。
リサイクルショップの利点は?
記事によりますと、一部の自治体ではリサイクルショップを運営していますが、営利目的ではないため、驚くほど安い価格で取引されているそうです。
例えば愛知県刈谷市ではリサイクルプラザ「エコくる」を運営しており、出品は市内の方のみ可能ですが、購入は市外の方でも可能です。
ただ、今はネットオークションがあるのに、なぜリサイクルショップに行くのでしょうか。
北野「ネットは簡単にやる人はやるけど、評価がどうのこうのとか、手間ひまを考えたらめんどくさいと感じる人間なんで」
片山「"早く送らなくっちゃ"って」
北野「早く片付けなあかん、いちいちパッケージに詰めなアカンとか、もうそれ業者やろと」
片山「結構、やり取りをしなければいけないですしね」
早く落札者に連絡しないと、早く送らないと評価が下がるというように考えると、慣れていない方からすれば、手間がかかると思われるかもしれません。
そこで、もし近所にリサイクルショップがあれば、まとめて持ち込めて便利と感じるわけです。
一部の買取業者に注意
家に古い物があって、まとめて売りたい時は出張買取が便利ですが、業者選びには注意が必要です。
北野「おばあちゃんの着物ってどやねん。リサイクルショップで買い取ってくれるんかな」
片山「よくうちの方に電話がかかってきます。『もう着なくなった着物とか帯とか、ぞうりでも構いません。ありませんか』って」
以前問題となったのが、最初に「なんでも買い取ります。こちらから伺います」と言って、出張買い取りという形で訪問。
こちらが用意した品物には目もくれず、貴金属を売るように無理やり脅迫するといった悪徳業者が横行していると問題になりました。
思いきって断捨離!
物を売る時に躊躇するのが、「安く売ってしまって、損をしたらどうしよう」ということ。
子ども服やゲーム機などは、だいたい買取金額の想像がつきますが、昔の物だと、価値がわかる所では意外と高値で買い取ってもらえることもあったりします。もちろん、その逆も……。
北野「山のようにあった革ジャン、『これいくらぐらいしました?』って聞かれて、24万ぐらいって答えたら『今、このブランド人気ないんですよね』って」
片山「価値って変わっていくからね」
北野「儲けようと思わなかったら、(どこで売っても)ええんかもしれんけど」
片山「それしかない!十分自分はその商品に楽しませてもらったと思って、いさぎよくズバッと行ってください!」
お金目的ではなく、「捨てるよりも他の人が喜んで使ってくれる方が良い」と思う気持ちを持って、売ってみた方が良さそうです。
(岡本)
北野誠のズバリ
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2019年11月15日13時14分~抜粋