「あのアーティストのあの曲から、"霊の声"が聞こえてくる」。
そんな楽曲が、世の中には数多く存在しています。
10月22日放送の『北野誠のズバリ』では、「松原タニシの霊的ソング特集」と題して、事故物件芸人・松原タニシが「幽霊の声が入っている」とされている曲を紹介しました。
不気味に響く女性の声
最近ではこういった「霊の声入り」の曲の話を耳にすることはありません。
しかし松原がこどもの頃は、あの『笑っていいとも!』(フジテレビ系)で、ウッチャンナンチャンがB'zの「RISKY」に起こる霊現象を生検証したりと、霊的ソングは多く存在していました。
数ある霊的ソングの中でも「一番有名」として松原が最初に紹介したのは、ロックバンド・レベッカの「MOON」という曲。
2番のBメロの途中に、「せんぱ~い」という女性の声が入っているとして、当時大変な話題となった曲です。
この「MOON」から聞こえる不思議な声については、漫画『幽☆遊☆白書』(集英社)の1巻でも取り上げられています。
「気づかないわけがない!」
歌を録音した時には入っていなかったはずの声が、CDとして発売された後に発覚するというのが霊的ソングの特徴です。
「レコーディングをしてからミックスという作業があるんですけど、私も自分のCD、ミックスの時に死ぬほど聞くんですよ!」と、佐藤実絵子。
「もうめちゃくちゃ聞いて、自分しか気づかないような音の調整をしていくんですよ。だから、気づかないわけがないんですよ!その後さらにマスタリングとかでも聞くのに」
謎の声が紛れ込むはずもなく、万が一紛れ込んでしまったとしても必ず気づくはずと断言します。
松原「でもCDを買ったリスナーが聴くと、入っているという」
佐藤「不思議ですねぇ」
先輩に恨みを持った後輩の女性の霊ではないかと言われている、「MOON」から聞こえる女性の声。
ですが、この奇妙な声については『奇跡体験!アンビリバボー』(フジテレビ系)で検証され、「フェイクを間違えたNOKKOさん(レベッカのボーカル)の声」という結論が出されました。
「アァハァァー」=「せんぱい」?
フェイクがわからないという松原に、「『アァハァァー』みたいな」と、歌ってみせる佐藤。
しかし松原は、「それ、『先輩』になります?」と疑問を呈します。
「これご存じの方、確実に『せんぱ~い』って言ってるんですよね。『アァハハー、ウゥイエー』じゃないんですよ!」と食い下がる松原。
松原は「悪い噂が立たないように、もしかしたらそういうことにした可能性もあるんじゃないかと思いますけどね」と、番組側とレベッカサイドに、なんらかの忖度があったのではないかと疑っている様子。
ここで早速、その「MOON」が流れます。
曲が終わるや否や、「やっぱ言うてましたね、『せんぱ~い!』って言うてましたね」と確信を持った北野誠。
「言ってました。ただ、意外とメロディーに乗ってるんだなと思いましたね」と、謎の声がしっかりとメロディーラインに沿っていたと、シンガーらしく感心する佐藤でした。
(minto)
北野誠のズバリ
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2019年10月22日13時34分~抜粋