北野誠のズバリ

カオスなカフェ「パブレスト百万ドル」で大ボリュームのモーニングを堪能

8月24日放送の『北野誠のズバリサタデー』では、番組工作員こと工作太朗が、愛知県犬山市にある噂のカフェ「パブレスト百万ドル」に潜入取材を行いました。

お店の壁に描かれているのは、チカチカするようなサイケデリックな模様と「愛は流星キラキラ輝く未来」「全国のみなさんありがとう武史」「平和の神」「感謝祭」などの怪しすぎるメッセージの数々。

なんとも近寄りがたい雰囲気の「パブレスト百万ドル」ですが、実は600円でお腹いっぱいに、そしてヒーローになれるカフェだったのです。

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普通に相席

「カランコロンカラーン」

お店の入口をくぐると、そこは土足禁止の空間。
スリッパに履き替えてキョロキョロしていると、1人のおばあちゃんがやってきて奥へと案内してくれました。

平日の15時にもかかわらず、店内は薄暗い夜の雰囲気。

壁や天井には、お客さんと撮影した写真が隙間なく貼られています。

店内は、20~30人ぐらいのおじいちゃんおばあちゃんがカラオケで盛り上がっているところでした。

工作が案内されたのは、おじいちゃんの横の席。
当たり前のように相席です。

おばあちゃんは「もう少ししたら来るから待っててね」という謎の言葉を残し、店内中央にあるモニターに移動、そのままカラオケを熱唱し始めました。

相席のおじいちゃんが「オッ!〇〇ちゃん!」と、そのおばあちゃんに拍手を送ります。

15時のモーニング

「一体感すごいな……」と茫然としていた工作はトントンと肩を叩かれ、違うおばあちゃんからおしぼりを渡されます。

聞くところによると、最初に案内してくれたおばあちゃんは店員さんではなく、お店の常連さん。

おせっかいでお店の案内をしたり、お皿を洗ってくれたりしている人なんだそう。

早速、アイスコーヒー(500円)をオーダーした工作に、おばあちゃんが「モーニング付ける?」の一言。

15時のモーニングに戸惑う工作でしたが、なんとこのお店は「昼もモーニング」なんだとか。

瞬く間に運ばれてきたアイスコーヒーを一口飲むと、今度はテンガロンハットをかぶったカウボーイのようないで立ちのおじいさんが、サンドウィッチと三色団子を運んできました。

「なかなかのボリューミーなモーニングだな!」と感心した工作。

オーナーはウエスタンスタイル

おいしいサンドウィッチを堪能していると、テンガロンハットのおじいさんがバナナとスイカを無言で置いていきます。

「ちょっとお腹一杯になってきたな」と思った頃、工作の席にはおにぎりとアイス、そしてペットボトルのお茶が置かれました。

さらにとどめの、みたらし団子まで!

テンガロンハットをかぶったおじいさんが、実はこのお店のオーナー。

しかしオーナーは料理を運んだ後、おばあちゃんたちの席に深々と着席して楽しんでいる様子。

一体誰がお店の人で誰がお客さんなのかよくわからないような状態でした。

600円で満腹&スターになれる

「せっかくなので歌ってみよう!」と思いついた工作は、お客さんの年齢層に合わせてジュリー(沢田研二)の「勝手にしやがれ」を熱唱しました。

最初はポカンとしていたお客さんでしたが、途中から大盛り上がり。

「裕次郎!」「北島ファミリー!」と、謎の合いの手が入ります。

おそらく「カッコいい!」「上手!」という表現なのだろうと受け入れた工作。

歌い終わった工作に、「うわー触らせて!触らせて!」とおばあちゃんたちが群がります。

一躍おばあちゃんたちのスターになったことで、工作は「僕の居場所はここだな!」と確信を持ってしまいました。

アイスコーヒー+モーニングが500円、カラオケ1曲100円。

「600円でめちゃくちゃ楽しめます。ちやほやされてスターになれます」と、「パブレスト百万ドル」を心からオススメする工作でした。
(minto)
 
北野誠のズバリ
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2019年08月24日11時09分~抜粋

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