7月20日放送の『北野誠のズバリ』では、番組工作員こと工作太朗が話題の「仮面バー」に潜入取材を行いました。
最近リニューアルオープンしたばかりのお店「仮面EnjoyBar-Climax-」は、仮面で素顔を隠した人々が交流しあう場です。
「ここ最近パッとした出会いがない」と嘆く工作。
立て看板の「非日常的空間で楽しみませんか?」という魅惑的な文言に惹かれ、新たな出会いを期待して仮面バーへと足を踏み入れました。
ツタンカーメン風の仮面を装着
ビルの8階にある「仮面EnjoyBar-Climax-」。
お店のドアを開けると「一つ好きなのを選んでいってください」の言葉と共に、様々なタイプの仮面が置かれていました。
『オペラ座の怪人』のような白い仮面、キラキラのラメが付いた仮面などの中から、工作が選んだのはツタンカーメン風の黄色い大きな仮面。
クラブミュージックがかかる薄暗い店内は、ガラスの仮面など仮面モチーフの置物が置かれ、雰囲気十分です。
やはり仮面を装着した店員さんに1,500円を支払い、工作は早速ゲームに参加することになりました。
「フー」当てゲーム
店内には20代~40代くらいの女性5人と、30代のサラリーマン風の男性が2人。
どんな怪しいゲームなのだろうかと期待した工作でしたが、その時行われていたのは「今の『フー』は、疲れた時の『フー』でしょうか、楽しい時の『フー』でしょうか」というコンパ乗りのゲームでした。
「それはダウンタウンの幻のネタだな!」とツッコミを入れるITジャーナリスト・井上トシユキに、「そう!『あ』のネタ、わかる人はわかる」と工作。
ダウンタウンの往年の漫才「『あ』研究家」に似たゲームだといいます。
「勝った人がショットで飲む。負けた人がおごる」というシステムです。
仮面で美男美女率アップ!
「仮面を付けているせいか、女性の目鼻立ちがくっきりしてすっごい綺麗に見える」と工作。
井上「スキー場で女子30%アップと同じだな!」
工作「仮面だと60%アップ!本当綺麗に見えるし、かっこよく見える」
しかし、ここに落とし穴があるようです。
その時、工作を含む8人の集団の会話を回していたのは30代サラリーマンの風の人。
「お兄さんおもしろいですね」と周りも盛り上げ、ゲームも楽しく進んでいたところで「楽しいな、暑いな」と、その男性は「仮面を外す」という禁断の行為に及んでしまったのです。
禁断の仮面外し
「30代に見えていたその人は、明らかに50代に近い40代。結構しわも深くて、ひげも」と振り返る工作に、「やっぱようできてるんな、仮面って」と感心する北野誠。
仮面で綺麗に美少年に見えていたというその男性が素顔になった途端、場の空気が一遍。
女性たちは2,3秒の間を置いて、「あっでも、お兄さんおもしろいですもんね」と気を遣いだしました。
「取ったらあかんな!」と仮面バーの真理に気づいた北野と、「最後までかぶり続けてくれないと」と願望を述べる加藤由香。
顔が隠れる仮面でハードルが上がってしまっていたと工作。
「取る時は、しっかり信頼関係ができてからの方がいいのかな」と、身につまされたようです。
その後、他のメンバーは決して仮面を外しませんでした。
大胆になれる仮面バー
最後は仮面置き場に仮面を返し、日常に戻ります。
お互いに素顔はわからないまま。
自己紹介も連絡先の交換もしていないため、「あの人よかったなと思っても、『何だったんだろうあの人。また行くしかねぇか』」と振り返る工作。
追いかけて素顔を見ようと思えば見れるという指摘にも、「そこでまた、微妙な空気になるかもしれないですけどね」とすっかり慎重な様子。
北野「仮面て七難隠すねんなー」
工作「だからこそ逆に、見た目に自信がない人も大胆になれて」
40代ぐらいの女性から「お兄ちゃんかわいいねー」と肩を組まれたりなど、強めのアプローチを受けたという工作。
工作「多分、普段は真面目な感じだと思います」
北野「仮面をかぶってるからそれができるんやね」
「引っ込み思案な方もここのお店だったら、ゲームにすぐ入れてくれるんで。ぜひ行ってみてください!」と、仮面バーをおすすめする工作でした。
(minto)
北野誠のズバリ
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2019年07月20日11時08分~抜粋