いくつになっても若い女性にモテたいというのが男のサガのようです。7月4日の『北野誠のズバリ』おたよりのテーマは「困ったな」。尿管結石で「困った」というおたよりがいくつかある中、50代の男性2人から、若い女性にモテたいというおたよりが届きました。
しかし、北野誠はこれに「待った」をかけます。アシスタントの小川恵理子も女性の側から同感のようです。
わくわくします
「困ったなと言いますと、最近我が社の事務所にかわいい女性社員が非常に増えてきています。正規社員もですが、派遣の女の子もかわいい子が増えています。
もうどの子と仲良くなろうかと考えるとわくわくします。
でも、挨拶してくれるだけで、まったく相手にしてもらってませんけどね、50なんでね」(Aさん)
小川は「私と同じ年ですね」と、しみじみ。
北野は「50歳、若い子はもう無理でしょう。
40歳くらいでも22、23歳の子にまだモテるって思っている方が俺には不思議」とバッサリ。
"ちょい悪オヤジ"はいない
小川はAさんに同情的です。
「いまそういう方多いらしいですけどね、若い方がオトナを大好きとか」
しかし、そんな小川を注意する北野。
「そんなことあまり言うなって。ラジオでそういうこと言うと、また一縷の希望を持つねん!
こういうのは、希望を持ってなくて、たまたま『あの子やたら俺に優しいけど、ひょっとしたら俺に気があるのかな?』とか思っている方がいいねん。
一番あかんのが、ラジオで『25くらいの子が40歳くらいを好きらしい』と言うとったからと、上から目線で"俺イケてるやん"とアプローチすること。それは絶対嫌われます!」
これには小川も「地獄を見ますね」と、同意。
北野「俺はあんまりこのラジオで40、50の人に希望的なことは言いたくない。根拠のない楽観的な観測。空想、幻想、妄想の世界に浸るのはやめて欲しいから。
たまたまそんな子はおる。24、25でも『40歳くらいの人がかっこいい』『50歳くらいがダンディ』とか。
"ちょい悪オヤジ"って流行ったやん?ジローラモさんとか。現実にはおらんって。
たいがいホントに悪なってるから」
小川「ホントにね、いろんな部分が悪くなってる」
北野「尿管結石とか、血圧とか、だいぶ悪なってる。"だいぶ悪オヤジ"や」
北野は「何気なく、控え目で謙虚におる時にモテたら一番」と明言します。
モヤモヤしてます
次も50代の男性からのおたよりです。
「きれいな女性を誘って、某アーティストのライブに行きました。ライブは超盛り上がり、僕も彼女も大満足。
さぁ、おしゃれなお店で二人で食事しようとしたら、偶然同じライブに来ていた彼女の会社の後輩男子にバッタリ。彼も食事を一緒にしたいとのこと。
困った~。
この超盛り上がった雰囲気で口説きにかかろうと思ったのに。今日は遠慮して欲しい、なんてことを、初対面の僕の口から言えません。
そこで結局三人で食事。そこそこ盛り上がった。
そしてまた困った。
彼女と二人だけなら当然会計は僕が支払うが、知らない初対面後輩男子におごらなあかんの?
結局、年長者の僕が全部払ったけど、いまだにモヤモヤしている。これでよかったのか」(Bさん)
北野と小川は、二人で「よかった!」と即答。
懐の深い男を目指せ
北野「災い転じて福となす。自分の会社の後輩男子にお金出してくれた、やっぱり違うわ、ダンディやわ、と彼女は思う」
小川「懐深いわ、オトナはいい、と」
北野「彼女のメンツも保たれて、すごく株上がるから、モヤモヤせんでええよ。絶対これで大丈夫やと思いますよ。
それでLINEで向こうから『ありがとうございました』と言ってこなかったらちょっとむかつくけどねー。言ってもらったら、懐の深い男になる」
北野は、たとえ尿管が細くても、懐の深い男になることを目指せとアドバイスしました。
50代でモテるにはあまりガツガツしないで、ちょっと余裕を装うくらいがいいようです。50代でも、尿管結石でも、頑張ってください。
(みず)
北野誠のズバリ
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2019年07月04日14時27分~抜粋