6月8日放送の『北野誠のズバリ』、番組工作員の工作太朗が潜入取材をする「工作太朗の潜入リポート」のコーナーでは、「架空同窓会」を取り上げました。
Twitterで「変わったイベント」を検索していた工作の目に留まったのが、この「架空同窓会」。
初めて会う同級生たちと、存在しない学校の思い出について懐かしく語り合うという、その名の通り「架空」の「同窓会」です。
別人格「工作次朗」として参加した架空同窓会は、一体どのような会になったのでしょうか。
ウソから生まれるストーリー。「架空同窓会」で未知の自分に会える?
空気を読めない男
名古屋市の「ライブシアター金色鮫」で開催された、今回の架空同窓会。
「ちょっと待てよ。扉あけた瞬間から始まるんじゃないの?」
こう考えた工作は、急いで自分の中のスイッチを切り替えました。
慌てて決めたのは、工作太朗ならぬ「工作次朗」という名前のみ。
「馴れ馴れしい態度でタメ語で行く」と気持ちの整理をしてから、いざ乗り込みました。
そこにいたのは、工作よりも年上であろう、年齢がバラバラの男性4人と、女性が1人。
工作は無理やり「これは同窓会だ!」と自分に言い聞かせて、「ウィッスー!」という軽い挨拶と共に部屋の中に入りました。
しかしその場にいた人たちの反応はなく、誰一人目線も合わせてくれません。
永遠にも感じる地獄の数秒間を過ごした工作に、主催者の男性が声をかけてくれました。
「あっ、今はまだ大丈夫ですから。まだ、普通でいいです」
完全に見切り発車だったようです。
「ちょっと待てよ。扉あけた瞬間から始まるんじゃないの?」
こう考えた工作は、急いで自分の中のスイッチを切り替えました。
慌てて決めたのは、工作太朗ならぬ「工作次朗」という名前のみ。
「馴れ馴れしい態度でタメ語で行く」と気持ちの整理をしてから、いざ乗り込みました。
そこにいたのは、工作よりも年上であろう、年齢がバラバラの男性4人と、女性が1人。
工作は無理やり「これは同窓会だ!」と自分に言い聞かせて、「ウィッスー!」という軽い挨拶と共に部屋の中に入りました。
しかしその場にいた人たちの反応はなく、誰一人目線も合わせてくれません。
永遠にも感じる地獄の数秒間を過ごした工作に、主催者の男性が声をかけてくれました。
「あっ、今はまだ大丈夫ですから。まだ、普通でいいです」
完全に見切り発車だったようです。
長男なのになぜか「次朗」
主催者は、40代男性の優(まさる)さん。
「初参加の方なんで、皆さん仲良くしてくださいねー」と、工作を紹介してくれました。
苦笑いで「どうも次朗ですー」と挨拶する工作に、「よろしくお願いします。私も最初はどう接していいかわからなかったんで」と、女性参加者の方が優しくフォローしてくれました。
「人のウソには否定をせずになるべく肯定しましょう」
「言ったことはすべて真実となります」
「女性が嫌がることやセクハラワードはNG」
こういった注意事項の説明があり、いよいよ「架空同窓会」スタートです。
「いやー懐かしいね、久しぶりだね」
手探り状態でなかなか話が進まない中、優さんが「みんな知ってるんだけど、改めて自己紹介とかやってみよっか!」と助け船を出してくれました。
いよいよ工作の出番です。
「俺はみんな知っての通り、あの次朗だよ!あの、『長男なのになぜか次朗』の、あの次朗だよ!」
とっておきの設定を繰り出した工作でしたが、参加者の反応は「ああー」。
残念、全くウケませんでした。
「初参加の方なんで、皆さん仲良くしてくださいねー」と、工作を紹介してくれました。
苦笑いで「どうも次朗ですー」と挨拶する工作に、「よろしくお願いします。私も最初はどう接していいかわからなかったんで」と、女性参加者の方が優しくフォローしてくれました。
「人のウソには否定をせずになるべく肯定しましょう」
「言ったことはすべて真実となります」
「女性が嫌がることやセクハラワードはNG」
こういった注意事項の説明があり、いよいよ「架空同窓会」スタートです。
「いやー懐かしいね、久しぶりだね」
手探り状態でなかなか話が進まない中、優さんが「みんな知ってるんだけど、改めて自己紹介とかやってみよっか!」と助け船を出してくれました。
いよいよ工作の出番です。
「俺はみんな知っての通り、あの次朗だよ!あの、『長男なのになぜか次朗』の、あの次朗だよ!」
とっておきの設定を繰り出した工作でしたが、参加者の反応は「ああー」。
残念、全くウケませんでした。
「そうそうそう、僕ネジ部だった」
すっかりモジモジしてしまった工作に、シンヤさんという男性が起死回生の一言を放ちます。
「次朗、お前、確か変な部活入ってたよね」
話題を繋いでくれたと感謝する一方、「変な部活」というワードに一瞬ひるむ工作。
しかし、たまたま目に入った壁のボルトに助けられ、「そうそうそうそう、僕ネジ部だった」と設定を思いつきました。
みんなから質問攻めにあった工作がひねり出したストーリーはこうです。
「『ネジ部』とは、コレクションのネジをただただ眺めたり、ネジについて語り合う部活」
「工作次朗は、ネジ部部長」
「ネジ部のおかげで、現在はネジ工場の社長をしている」
このように、どんどん架空のネジ話を広げていきます。
「次朗、お前、確か変な部活入ってたよね」
話題を繋いでくれたと感謝する一方、「変な部活」というワードに一瞬ひるむ工作。
しかし、たまたま目に入った壁のボルトに助けられ、「そうそうそうそう、僕ネジ部だった」と設定を思いつきました。
みんなから質問攻めにあった工作がひねり出したストーリーはこうです。
「『ネジ部』とは、コレクションのネジをただただ眺めたり、ネジについて語り合う部活」
「工作次朗は、ネジ部部長」
「ネジ部のおかげで、現在はネジ工場の社長をしている」
このように、どんどん架空のネジ話を広げていきます。
「限定3色のもんじゃ焼きパンが学校で人気だった」
「ぬいぐるみの気持ちを理解するために、ぬいぐるみになりきる『ぬいぐるみ部』があった」
架空の会話が盛り上がるにつれて、どんどん楽しくなってきた工作。
「みんな否定しないし乗ってくるから、楽しくてしょうがない」
「架空の文集」や「架空のタイムカプセル」という架空の設定がまだまだ続きます。
工作は、このようなファンタジーの世界を経て、自分が「工作太朗」ではなく本当に「工作次朗」になっていくような感覚を覚えたといいます。
せっかく乗ってきた工作でしたが、「リアル太朗」の仕事の時間が来てしまい残念ながらここでタイムアップ。
「ネジ工場でトラブル発生」という架空の電話を受け、「また集まろうね!」とその場を後にしました。
「ぬいぐるみの気持ちを理解するために、ぬいぐるみになりきる『ぬいぐるみ部』があった」
架空の会話が盛り上がるにつれて、どんどん楽しくなってきた工作。
「みんな否定しないし乗ってくるから、楽しくてしょうがない」
「架空の文集」や「架空のタイムカプセル」という架空の設定がまだまだ続きます。
工作は、このようなファンタジーの世界を経て、自分が「工作太朗」ではなく本当に「工作次朗」になっていくような感覚を覚えたといいます。
せっかく乗ってきた工作でしたが、「リアル太朗」の仕事の時間が来てしまい残念ながらここでタイムアップ。
「ネジ工場でトラブル発生」という架空の電話を受け、「また集まろうね!」とその場を後にしました。
架空同窓会について、「非常に楽しかったんですよ」と感想を述べる工作。
「逆に芸人というのがアダとなって力みすぎたな」という反省はありつつも、「ナチュラルな姿勢で臨めばハードルは低いもので。みんな本当に乗ってくれる」と語りました。
「聞いてて俺、自分で向いてると思った」というのは、ITジャーナリスト・井上トシユキ。
工作「お友達めっちゃできると思います」
加藤「ダジャレ言っても否定されないんでしょ!いいじゃないですかー」
工作「『お前は変わんねーな』って言ってもらえます」
井上の執拗なダジャレを好意的に受け止めてくれる、初めての場所が見つかったかもしれません。
次回の架空同窓会は8月3日(土)15時~。
井上の参加にも乞うご期待?
(minto)
「逆に芸人というのがアダとなって力みすぎたな」という反省はありつつも、「ナチュラルな姿勢で臨めばハードルは低いもので。みんな本当に乗ってくれる」と語りました。
「聞いてて俺、自分で向いてると思った」というのは、ITジャーナリスト・井上トシユキ。
工作「お友達めっちゃできると思います」
加藤「ダジャレ言っても否定されないんでしょ!いいじゃないですかー」
工作「『お前は変わんねーな』って言ってもらえます」
井上の執拗なダジャレを好意的に受け止めてくれる、初めての場所が見つかったかもしれません。
次回の架空同窓会は8月3日(土)15時~。
井上の参加にも乞うご期待?
(minto)
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