4月27日放送の『北野誠のズバリサタデー』、「工作太朗の工作員潜入レポート」では「ツーショットダイヤルにはまる男性」を取り上げました。
ツーショットダイヤルとは、事前にプリペイドカードを購入した男性が、その金額の分だけ登録している女性と話ができるという魅惑のダイヤルのこと。
1年間のツーショットダイヤル経験で、女性を落とすトークスキルが身に付いたと豪語する知人・Kさん(33歳)の体験談を、工作が語ります。
5分で女性を落とす?
「テレフォンレディ」という"さくら"が多いということで知られているツーショットダイヤル。
北野誠も、ズバリリスナーの中にこのテレフォンレディの仕事で家を建てた人がいると思い出します。
離婚後に「こんなのできるかしら…」と思って飛び込んだものの、蓋を開けてみれば本業よりも稼ぐ結果になったというのです。
この話に、「男って切ないなぁ」と思わずしみじみしてしまう工作。
今回工作がインタビューしたのは、休日をツーショットダイヤルに費やしているというフリーターのKさん。
ツーショットダイヤルを始めるにあたり、Kさんはまず「無料お試しカード」(500円分・通話時間にして3~4分)で、1か月間トークを練習しました。
これを繰り返した結果、なんと「5分あれば女性を落とせるほどの力」を身につけることができたというのです。
「おお~5分で!」「素晴らしい」と、俄然興味が湧いてきた大川興業総裁・大川豊と北野。
5分で連絡先がもらえる?
「どうやったら女性を5分で落とすことができるんですか?」と尋ねた工作に、Kさんの口から驚きの言葉が飛び出します。
「まあ、5分で落とすっていうか、5分で女性の連絡先がもらえるってことなんですよ」
あれっ?急激なトーンダウン。
北野「でもまあ、もらえるんですよね」
大川「連絡先もらえるだけでもたいしたもんだよ」
落すまでとはいかないものの、5分で女性の連絡先をゲットできると聞いて、まだまだ感心している2人。
その極意を知りたいと懇願する工作に、Kさんがその方法の一部を教えてくれました。
とっておきの決め台詞
まずは、早めに恋愛トークに持ち込むということ。
例えば、お互いが元カレ・元カノとなぜ別れてしまったのかと腹を割って話すことで、ぐっと距離感が縮まるというのです。
そこで相手の共感を得ることができれば、「お姉さんだったら、僕のことはわかってくれそうだな」という会話につなげられるんだとか。
しかし、いたずらに長く話してもお金がかかるばかり。
会話が5分を経過したあたりで、とっておきの決め台詞を吐きます。
「あっ、ちょっと残り時間が少ないんだよ。こんないい出会いなのにこれで終わりなんか最悪だなぁ。連絡先とか教えてよ」
これでも無理な場合は「自分の電話番号を相手に伝える」という方法を取るそうです。
北野「えっ…もらえるんじゃないの?」
大川「連絡先交換じゃないの?一方的にあげんの?」
訝しがる北野と大川。
雲行きがどんどん怪しくなります。
ボーリング熟女
「このやり方で実際に女性に会ったから!間違いないんだ!」
どうも話が違うなと思いつつも、こう自信満々のKさんにもう少し話を聞くことにした工作。
今から半年前にKさんが実際に会ったのは、近所に住む48歳の熟女。
「いいねぇ、来たね!」と、大川の期待も高まります。
2人は近くのボーリング場でデートをする流れとなりました。
しかしここに思いもよらぬ落とし穴が!
和気あいあい楽しもうと考えていたKさんでしたが、なんとその相手は200越えのスコアをバンバン出す、玄人はだしの人だったのです。
途中から「重心が高い」「手が斜めになってる」とダメ出しが始まり、挙句の果てに「もっとうまい人のプレーを見ないといけないよ」と怒り、熟女は帰ってしまいました。
そこから熟女とは一切音信不通に。
「全然うらやましくない!」と思った工作でしたが、「会ったという事実に間違いはないから」と、どこまでもポジティブなKさん。
狙いは代金?
Kさんが他に会うことのできた女性はおらず、なんとそのボーリング熟女1人のみ。
「えっ、1人だけですか?1人だけで『5分で落せる』とか言ってたの?」と、衝撃を隠し切れない工作。
一方、Kさんはこのたった1回の成功?が頭にちらついて離れないようで、「次うまくいくかもしれない」と、ツーショットダイヤルのカードにお金を使う日々が続いているといいます。
この話に「ボーリング代払ってもらう作戦の女の人だったのでは?」と考えた大川。
大川「毎回ボーリング代払ってもらって、どんどんうまくなる」
北野「お金払ってもらって、アベレージをあげていく」
工作「これじゃ、おごってもらえなかったから怒ってたのかもしれない」
ボーリング代は割り勘だったと聞いて、3人の想像が膨らみます。
大川「『こんなに指導したのに!』って思ってますよ」
工作「『レッスン代払えよ』と。Kさん全然わかってないなぁ」
クソの役にも立たなかった
「次はいけるかも」という淡い期待だけで、1年ツーショットダイヤルを続けてきてしまっているKさんの切ないお話でした。
結局のところ、「電話だけで女性と出会うっていうのは、なかなか難しいことだな」と気づいた工作。
「女性のさくらやってる方が家が建つぐらいですから。男性の皆さんは適度にその辺は楽しんでいただいて。やっぱり普通の出会いを大切にした方がいいんじゃないかと」
こう優等生的にまとめた工作でしたが、大川は納得しません。
「いやいや、だって10連休だからやってもらわないと!10連休バージョン知りたいよ、俺」
Kさんの「ツーショットダイヤルGWバージョン」が気になるという大川ですが、「また誰かの家が建ちますし、誰かのボーリングの腕が上がることになります」と、工作はすっかりあきらめた様子。
北野いわく「クソの役にも立たなかった」、工作太朗の潜入レポートでした。
(minto)
北野誠のズバリ
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2019年04月27日11時08分~抜粋