どんなに優秀な医師にも若い時代はあり、経験不足による失敗も少なからず経験してきているはず。
その経験こそが、よりよい医者になるためのステップであるということは、皆頭では理解しています。
しかし、その失敗が自分の身に降りかかってくるとなると話は別。
10/26放送の『北野誠のズバリ』に寄せられたのは、大学病院で診てもらった若い女医さんが非常に不安だったというおたより。
このおたよりに共感した北野誠も、自身が体験した奇想天外なエピソードを披露しました。
北野誠、女医さんに検尿のコップで水を飲まされちゃった!
若い女医さん
「今からかなり前になりますが、歯茎の状態が悪く近所の歯科医に通院していましたが、あまり信用ができず紹介状がないまま、某大学病院に行きました。
待合室で長時間待たされてる間、ふと見ると担当医の名札が15~6名ほど上から順に掲示してありました。
多分1番上にかかっているのがベテランの部長級、下に行くほどただの医局員かなんかの新人さんということなんやと思いました。
やっと順番が回ってきた時担当医の名札を見ると、先ほどの名札の一番下に掲示されていた女医さんでした。
『えっ、この人でこれ大丈夫なんやろか?』と思いました。
『歯茎が腫れてるから、痛みがなくなったら切開しますよ』ということで、別の日に行くとその女医さんが、1人で切開しようと待っておられました。
近くを通りかかった看護師さんが『手伝いましょうか?』と声かけしてくれたんですが、『お願いします』と。女医さんおいおい、と思いました」(Aさん)
近所の歯医者さんが信用できないからと、わざわざ行った大学病院の歯科。
しかしAさんは、そこでもなんとなく不安なお医者さんに当たってしまったようです。
待合室で長時間待たされてる間、ふと見ると担当医の名札が15~6名ほど上から順に掲示してありました。
多分1番上にかかっているのがベテランの部長級、下に行くほどただの医局員かなんかの新人さんということなんやと思いました。
やっと順番が回ってきた時担当医の名札を見ると、先ほどの名札の一番下に掲示されていた女医さんでした。
『えっ、この人でこれ大丈夫なんやろか?』と思いました。
『歯茎が腫れてるから、痛みがなくなったら切開しますよ』ということで、別の日に行くとその女医さんが、1人で切開しようと待っておられました。
近くを通りかかった看護師さんが『手伝いましょうか?』と声かけしてくれたんですが、『お願いします』と。女医さんおいおい、と思いました」(Aさん)
近所の歯医者さんが信用できないからと、わざわざ行った大学病院の歯科。
しかしAさんは、そこでもなんとなく不安なお医者さんに当たってしまったようです。
「あっ、やってもうた」
「歯茎を切り始めると、時折『あっ、やってもうた…』。
やってもうた!?切開して予想以上に症状が重かったんでしょうか。
女医さんの姿が急に消えまして、隣の部屋の上司に助言を伺いに行ってる始末。
最後に歯茎を縫い付けるための糸でしょうか、それが袋に入ってしまい、女医さんが袋を思いっきり開けると、糸があたりに散らばってしまいました。
『1つ見つからない!』と探す女医さん。
しばらくすると私の胸辺りにあったようで、『わっこんなところに飛んでたんや!』。
そして私の顔を見た女医さんが何と言ったと思います?
『すいません、汗いっぱいかいてはりますけど、暑いんですか?』
そういうことやないやろ!冷や汗や!怖いねん!俺は。
そんなこと言えず、なんとか我慢してましたが。
なんとか治療は終わりましたが、紹介状がないとどうでもいい患者の扱いされるんですかねぇ」(Aさん)
やってもうた!?切開して予想以上に症状が重かったんでしょうか。
女医さんの姿が急に消えまして、隣の部屋の上司に助言を伺いに行ってる始末。
最後に歯茎を縫い付けるための糸でしょうか、それが袋に入ってしまい、女医さんが袋を思いっきり開けると、糸があたりに散らばってしまいました。
『1つ見つからない!』と探す女医さん。
しばらくすると私の胸辺りにあったようで、『わっこんなところに飛んでたんや!』。
そして私の顔を見た女医さんが何と言ったと思います?
『すいません、汗いっぱいかいてはりますけど、暑いんですか?』
そういうことやないやろ!冷や汗や!怖いねん!俺は。
そんなこと言えず、なんとか我慢してましたが。
なんとか治療は終わりましたが、紹介状がないとどうでもいい患者の扱いされるんですかねぇ」(Aさん)
「心臓動いとんねん!」
「でもこうやってね、研修医の方もいろんな方にあたりながら。それでだんだん経験積んでうまなっていくわけですから」と若手の医師に対してやけに理解ある北野に、「って思うけど、自分が患者で行くとさ…」と、本音をぶつける氏田朋子。
北野「そらそや、そらそや」
氏田「えー!ってなりますよね」
結局北野も頭ではわかっていても、自分が実験台になるのは嫌とのこと。
「救急病院のお休みの日って、研修医の方多いんで。もうほんっとうに大変でした、前」
この氏田の一言で、「救急病院アカンよ、アカン」と北野も自身の身に起こったある辛い経験を語り始めます。
「ノロウイルスに感染したかもしれない」と、救急病院へ行った北野。
症状が重く病院のソファで寝ていると、現れたのはとても若い女医さん。
「吐いて下して、吐いて下して。ノロの検査してもらえませんか?」とお願いした北野でしたが、その女医さんの口から出てきた言葉は「まずちょっと心電図から行きます」という無情なものでした。
「なんで心電図やねん、もうええねん!動いとんねん、心臓動いとんねん!」
北野、心の叫び。
北野「そらそや、そらそや」
氏田「えー!ってなりますよね」
結局北野も頭ではわかっていても、自分が実験台になるのは嫌とのこと。
「救急病院のお休みの日って、研修医の方多いんで。もうほんっとうに大変でした、前」
この氏田の一言で、「救急病院アカンよ、アカン」と北野も自身の身に起こったある辛い経験を語り始めます。
「ノロウイルスに感染したかもしれない」と、救急病院へ行った北野。
症状が重く病院のソファで寝ていると、現れたのはとても若い女医さん。
「吐いて下して、吐いて下して。ノロの検査してもらえませんか?」とお願いした北野でしたが、その女医さんの口から出てきた言葉は「まずちょっと心電図から行きます」という無情なものでした。
「なんで心電図やねん、もうええねん!動いとんねん、心臓動いとんねん!」
北野、心の叫び。
「新しいコップですよ」
吐き止めの点滴を受けている最中、あまりにも喉が渇いた北野は水をお願いしました。
「これしかないんですけど」と言ってその女医さんが差し出したのは、なんと「検尿のコップ」!
「ホンマに検尿のコップやってん。もうこれでええわと思って」と涙声の北野。
「しょうがないわな。しょうがない。そらもうしょうがない。俺を糧にして、ちゃんといってしてくれはったらええわ」
何度も何度も自分に言い聞かせます。
「Aさんも歯茎の1つや2つ。差し出す覚悟で」と、無茶を言う北野。
ちなみにその女医さん、検尿のコップを見て「えっ?」という表情の北野に放った一言が、まさかの
「新しいコップですよ」
だったとのこと。
「あのめっちゃくちゃ苦しかった時に、ちょっとだけワロタわ。そりゃそやろ」
辛い状況の北野に思いがけず舞い降りた、ひと時の笑いでした。
(minto)
「これしかないんですけど」と言ってその女医さんが差し出したのは、なんと「検尿のコップ」!
「ホンマに検尿のコップやってん。もうこれでええわと思って」と涙声の北野。
「しょうがないわな。しょうがない。そらもうしょうがない。俺を糧にして、ちゃんといってしてくれはったらええわ」
何度も何度も自分に言い聞かせます。
「Aさんも歯茎の1つや2つ。差し出す覚悟で」と、無茶を言う北野。
ちなみにその女医さん、検尿のコップを見て「えっ?」という表情の北野に放った一言が、まさかの
「新しいコップですよ」
だったとのこと。
「あのめっちゃくちゃ苦しかった時に、ちょっとだけワロタわ。そりゃそやろ」
辛い状況の北野に思いがけず舞い降りた、ひと時の笑いでした。
(minto)
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