10月10日放送『北野誠のズバリ』のメッセージテーマは、「めんどくさい」でした。
誰に対してめんどくさいと感じるのか、特に相手を指定せずに募集していたのですが、多かったのはやはり、「妻が夫に対してめんどくさいと感じること」。
そして、その理由も毎日頭を悩ませている「アレ」に関することに集中しましたが、果たして何だったのでしょうか。
北野誠と水曜アシスタントの大橋麻美子がおたよりを紹介しました。
あれこれ聞かれてイライラ
まずは今回の記事を代表するかのようなおたよりを紹介します。
「誠さん、めんどくさいなんて、どこの奥さんも『旦那』に決まってるんちゃう?『旦那』と答える人が、この世の中で軽く75%を超えるんじゃないですか。
酔うとクドくてめんどくさい。休みの日は朝ごはんを食べたばっかりやのに、"昼は何?"、昼ごはんを食べながら"夜は何食べさしてくれんの?"。
私が勝手に出かけようとすると、"どこ行くん?いつ帰ってくんの?何か買ってきてくれるんか?"。お前の存在自体がめんどくさいんじゃ!と思うのは私だけじゃないんでしょうね」(Aさん)
大橋「75%、いい率ですね。いると思います」
北野「定年退職して、ずーっとこれが続くと、もう奥さんが"ウェーッ!"ってなるんですよ」
大橋「暇そうオーラを出してるのが、同居人としては耐えられない気がします」
北野「"お昼何すんの?"って、勝手に食うてこいや!と。男の方も(妻の不満を)気づかないとね」
大橋「奥さんも"ここまで働いてきてご苦労さま"という気持ちもあるけど、"さすがに!"ってなるんでしょうね。"自立してよ"と」
金曜レギュラーの医師・石蔵文信先生が提唱されている「夫源病」(夫が原因で妻がストレスを引き起こし、病気に発展してしまう)の典型例のようなものですが、Aさんの旦那さんもこのまま定年退職を迎えると、危険かもしれません。
晩酌の後に食事!?
妻のイライラを募らせるエピソードは続きます。
「先日、仕事で疲れていたので、お酒のつまみにスーパーで買ったピザとグラタンを旦那に出しました。"これでお腹いっぱいになるやろ"と思ってたら、晩酌を終えた旦那が"おーい、めし!"。
嫌~!もう……。めんどくさいからつまみも兼ねてピザとグラタンやで。腹いっぱいにならんのか!」(Bさん)
北野「ピザ食べてグラタン食べて酒飲んで最後のシメに飯て。かなりの量やで」
大橋「すごい若いですね、ある意味。チーズチーズですね」
完全に居酒屋での食べ方ですね……。
「新婚の頃は、おいしそうな惣菜を旦那が食べたそうにしていた時、悲しみを押し殺して、"買って帰ろうか?おいしそうだね"と言うと、旦那は私に気を遣って、"ううん、Cちゃんの手作りの方がこの世で一番おいしいから"と言ってくれました。
私は幸せでうれしくて、"プロに負けるもんか!"とはりきっていましたが、それも若い頃だけ……。
今?超めんどくさい!"今夜はごめんね。外食してくる"という連絡が来れば、天にも昇る喜びが!」(Cさん)
家計の都合もあるかもしれませんが、1週間に1日以上は妻のお休みということで、外食をお願いしたいところです。
家庭内で献立戦争がぼっ発!
夕食を作るのがめんどくさいと思う原因として、献立を考えなければならないこと以上に、夫のみならず、家族のリアクションが悪いというのがあります。
「毎日の食事のメニュー、うんざりです。何で考えなアカンのですか。家族の好み、それに予算。手抜き料理したい。すると、"また昨日と同じメニューや!"。
スーパーに行くのもめんどくさい。"私、更年期やねん!"」(Dさん)
「うちの26歳の息子は、肉しか食べません。なので夕食も1人別メニューです。
月曜はしょうが焼き、火曜すき焼き、水曜はミートスパとピザ、木曜ハンバーグ、金曜から揚げ、土曜カツ丼。小学校時代は超肥満児で、中高は柔道部に所属してビックリするほどスリムになりましたが、就職して運動不足となり、今度はメタボに。肉以外のメニューが出た時は、必ず『はあ?』と言われる始末です」(Eさん)
大橋「それなんですよ!その"はあ?"がお母さん、ストレスなんですって。それで言われたくないから、文句を言われないメニューに」
北野「ああ……と思っちゃいますからね」
大橋「献立を考えること自体がストレスでしょう?それに対して家族からテンション下がる言い方されたら、『はあ?』ですよ!こっちが!(笑)」
「黙って食え!」と言いたくなるところですが、「晩ごはんを考えるのが嫌だ!」と感じている人は、90%を超えているかも知れません。
(岡本)
北野誠のズバリ
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2018年10月10日14時21分~抜粋