地下アイドルと付き合いたい
「すごい記事を出してきましたね」と笑う佐藤実絵子と、「Kディレクター興味あんのやろ、だからこの記事選んできたんやろ」と番組スタッフに詰め寄る北野誠。
「CBCラジオのスタッフ独身20代は、地下アイドルとどうやって付き合うかを真剣に考えてます。放送局の力を利用して、なんとか地下アイドルと付き合えないかなと思ってる」と北野から暴露されてしまう始末。
「実絵子ちゃんの場合はSKEだったんで、地下ではないんですけれども。上から目線でアイドルと付き合えるとか。そういうヤツもおったと思うんで。結構アイドルって常にその辺が。晒されますからね」と、アイドルの大変さをおもんばかる北野。
ここで、元々大学の同級生であった男性と結婚した佐藤から、衝撃の発言が飛び出します。
「はっきり言うと、アイドルと付き合うことは…可能です」
一瞬でフンッ!
続けて佐藤は、ある重要なポイントを教えてくれました。
「『地下アイドルだったら付き合えるんちゃう?』っていう考えを持っている人は、一瞬で見抜けます」
つまり、地下アイドルを上から目線で見ているような男性は、絶対に付き合うことはできないというのです。
お酒の席で「地下アイドルなら俺、付き合える」と豪語していたというスタッフ、「ああもう、最低ですよね!」と佐藤からバッサリ切り捨てられます。
佐藤自身もSKE時代、あまりメジャーではないスポーツ選手から『SKEだったらいけるんちゃうん?』みたいな空気を出してこられたことがあったといいます。
「そういうのって女の子は絶対わかりますから!絶対わかりますから!もう、一瞬でフンッてされますよ。それは絶対わかります」
実体験に基づいた、貴重な話を聞かせてくれた佐藤。
夢が叶った芸人
「上から目線でモノを言う男は大体嫌われる」という話の流れで、「地下アイドルから嫌われた人は、女芸人に行くんですよ。女芸人、もっと大変ですよ」と、芸人目線で語る松原タニシ。
なんにせよ、「ちょっと俺イケてるから行けるんちゃうん?」と思ってるような男性は、地下アイドルに限らずすぐに女性に見抜かれて、痛い目にあうという結論に至りました。
「アイドルと本当に付き合いたかったら、本当に純粋に一途に想い続けて、チャンスを待つしかないですね」
佐藤から、アイドルと付き合えるかもしれない極意が授けられました。
「純粋にあるアイドルが好きで好きで、応援し続けて、結婚までこぎつけたという若手芸人もいる」と、身近に起こった例を思い出した松原。
「アイドル側もすごく人気だった子ですからね。とてもとても人気のあった子です」と佐藤。
当時のファンの憤りはいかばかりのものであったでしょうか。
結果この芸人は、「夢が叶った」と芸人を辞めてしまったとのこと。
「何のためにお前は芸人になったんや…出て行け、そんなヤツは業界から!」と怒りが静まらない北野に「もう出て行ってます、誠さん」とツッコむ松原。
男の「空想と幻想と妄想」
「地下アイドルであったら、とか。そういう発想で思ってる男性はまず付き合えないです」
原点に立ち返った北野。
「男はね、好きなんですよ、記号が。アイドルとか、アナウンサーとか。こういうの大好きやから。俺が言うた、『空想と幻想と妄想』ってね、男のね本当にバカを3つ表した言葉なんです(参照:
新明解ズバリ国語辞典【空想幻想妄想】)」
北野「女子アナはこうだ。『女子アナってそんな気の強い人いないじゃん、控えめで男立ててくれてるじゃん』思てるやろ、大きな間違いやで」
佐藤「ねー」
北野「大体僕らの業界目指してきてるってことは、基本女性もほぼ男ですから。人を押しのけてまで、仕事を奪い取っていくという気合なかったら、そんなんダメなんですよ」
「女子アナが優しい」というのは大間違いで、飲みに行ったら大体分かる。
「そんなもん気性男ですって、やっぱり」と北野。
「アイドルも皆さんの前ではニコニコしますよ。ファンの人にニコニコするのは当たり前じゃないですか。なじんだマコ酒RUNぐらいですよ、俺がリスナーを叱り飛ばすのは。その代り、向こうも俺に文句言いますけどね」
とにかくこの話題の結論はこうです。
「上から目線では、どんな女性でも相手されませんよ。K君、よく聞きましたか。お前には無理だ!」
北野から完全にノックアウトされてしまった、Kディレクターでした。
(minto)