8月29日放送『北野誠のズバリ』では、「野菜を食べない愛知県人に、新たな名古屋めしを考案」という話題を取りあげました。
自動車製造のイメージが強い愛知県ですが、意外にも2016年の農業産出額が全国8位と上位に位置しています。
一方で2016年の野菜摂取量は男性が全国最下位、女性がワースト3位ということが、厚生労働省の調査でわかっています。
野菜をたくさん作っているにもかかわらず、地元の人はあまり食べないという状況を改善すべく、名古屋めしに詳しいフリーライターや大学教授、農業従事者、食品会社役員が集まり、『あいち みんなのサラダ』プロジェクトを発足。
野菜がたくさん摂れる「あいちサラダめし」を考案し、今後1年間で、名古屋市内の100店舗でメニューに採用されることを目標に活動するとのことです。
中部地方に1位と最下位が並ぶ
このニュースを受け、北野は「何でこんだけおいしい野菜があるのに、みんな食べてなかったんや?」と疑問を呈しました。
というのも、すごく愛知県の野菜を気に入っているからで、「だって碧南のニンジンとか甘くて。もらった時に、大阪の番組スタッフにあげたら絶賛してた。生でもジュースでもおいしいし!」と絶賛。
串揚げの時に一緒に出てくる野菜スティックでは、塩やマヨネーズの他に、名古屋では味噌が付いてくることが多く、野菜の食べ方もバリエーションがありそうなものですが、なぜ野菜を摂る量が少ないのかはよくわかっていません。
ちなみに1位は隣の長野県ですので、中部地方が特に野菜を採らない土地柄というわけでもなさそうです。
名古屋めしには緑がない
ここで北野が指摘したのが、名古屋めしには野菜があまりないということ。
手羽先、天むす、ひつまぶしはいずれも野菜が全く出てこず、いずれも茶色一色というメニュー。
みそかつは付け合わせのキャベツと食べるかもしれませんが、味噌煮込みうどんには意外と野菜が入っていません。
さらに北野は、「鉄板ナポリタンはまだタマネギ、ピーマンとか、店によってはパプリカとか、まだ入れてる方かなと思うけど」と語りました。
また、定食のようにサラダなどが付いてくることがない、単品料理が名古屋めしに多いのも一因ではないかとも語りました。
北野は番組を通じて6年以上東海3県を訪れている中で、ファーストトマトなど、野菜の美味しさを感じることが多いため、なぜ消費量が少ないのか納得がいかず、「おいしい食べ方がないのか?」と再び疑問を呈しました。
番組でも野菜イベントを開催!?
これだけ愛知産の野菜がおいしいのにもったいないと思う北野はさらにヒートアップし、水曜アシスタントの大橋麻美子が謝罪する事態に。
北野「もったいない!食べず嫌いじゃない?」
大橋「すみません。(愛知県在住として)代表して謝ります……」
北野「番組で野菜を食べようキャンペーンをやってみよう!『あいちサラダめし』に参加しよう、俺ら。
後ろに『ゴーストバスターズ』みたいな感じでタンクを背負って、野菜嫌いの人に味噌やゴマ、ドレッシングをデャーってかけたら。ドレッシングがあれば、何とか食べれるで。まずはそこから行こう!」
番組では定期的に飲み会イベントを開催していますが、そのうち、野菜料理限定のイベントが行われるかもしれません。
(岡本)
北野誠のズバリ
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2018年08月29日13時14分~抜粋