前日の日曜日、CBC賞で中京競馬場を訪れていた北野誠でしたが、全く馬券が当たらず結果は散々。
最終レース。
「1番、エンゲージリング。やったぁー!3番、フレンチイデアル。やったぁー!」と、舞い上がる北野。
ところが2着が「ウサギノダンス」。
「買っとらへん。多分ね、名前見て買ってなかったんだと思います…」
BGMには、そんな北野をあざわらうかのように童謡「うさぎのダンス」が流れてきました。
北野、かわいらしい名前に惑わされて敗北を喫してしまったようです。
という訳で7/2放送の『北野誠のズバリ』、この日のテーマは「くやしいです!」
億万長者になれたのに
まずは北野が「こんなんあるんですね」と唖然とした話から。
「僕のアームレスリングの後輩のオノダ君なんですが、ロト6を10年間1口200円ずつ、ずっと買い続けていました。しかし夢を買う宝くじであります。ロト6の1等の当選確率は約610万分の1。一生買い続けても当たらなくても何もおかしくも不思議でもございません。
そこでオノダ君もついにアホらしくなってきて、買うのをやめたんです。ところがそういうもんなんですね。買うのをやめて半年後ぐらいのことです。なななんと、オノダ君が買い続けてきた1口の番号、ロト6の1等が出ました…。
オノダ君、買うのをやめてからも当選番号ずーっとチェックしていたらしく、泣きそうな顔をしながら『ダイスケさん、僕は買ってた番号で1等がとうとう思いっきり出よったんです。2億5千800万ですよ』と。『はー、まじかそれ。すげぇな!』『あーもうずっと買っとけばよかったです。ずっと買っとけば』と、言いながら。私も『まあまあ、そんなもんやろみんな』と、よくわからない慰め方しかできませんでした。
『ダイスケさん、僕もう無理です。アームレスリングも筋トレも、プロテイン飲むのも止めます。リーダーのリュウさんにそうお伝えください』と、ひどく落ち込んでいたオノダ君は、それからしばらくたってから音信不通になってしまいました。これは確かに悔しいのはよくわかります。なかなか立ち直れませんもんね。僕もロト6、昔1年間ぐらい同じ数字買い続けましたが、もしその数字が1等が出たらやっぱり愕然としますもんね。
同情します。本当に610万分の1でも当たることあるんですね。1口を1回だけ買っても当たる人は当たるっちゅうということですよねぇ」(Aさん)
千円も積もれば9億となる?
「610万分の1がいつ来るかだけの話やからね」と、納得するのはITジャーナリスト・井上トシユキ。
「かといって、好きなこと2つもやめちゃったんですよね、この方は。かわいそう」と松岡亜矢子も同情します。
アームレスリングも筋トレもプロテインもやめてしまったというオノダ君。
落ち込みすぎて全てのやる気をなくしてしまったよう。
「ロト7とか見てたらさぁ、前の数字結構、2つぐらい同じ数字が出てんのよねぇ」と北野。
「あれ不思議やねん。なんやろ、こんだけ数字あるのに。なぜかわからないけど、前の数字が2つぐらい残ってたりしますからね」
北野は最近、ずっとロト7を買い続けているといいます。
北野「1,000円ずつなんとなく当たってます」
松岡「まあねーどうなんだろう、それが凝縮して当たるか」
北野「いやや。だって、1,000円ずっと当たり続けるより1回9億でええねん」
1,000円ずつの当選金で9億を目指すのは果てしなすぎます。
嫁の足裏最強説
そして、奥さんの意外な部分に負けたというBさん。
「ずーっと育児と家事のフォローで格闘技の練習ができずにおります。周りの、僕と一緒に練習している選手は、どんどん強くなっていて焦りますが、僕も腐らず今できることをやろうと筋トレを少しの合間を使いながらやってきました。
そのおかげか少しずつ体型が変わってきて、これはこれで楽しんでやれてきて、キチンといつも続けられるように、ケガに気を付けて風邪にも気を付けて健康そのものでございました。
週末、晩酌して気持ちよく酔ってる時に嫁さんが『かかとから足の裏が疲れて気持ち悪いから、揉んでよ』と言ってきました。いつもは少し力を入れて揉むと、『痛った、痛った。もう加減してよ、力馬鹿!』と怒鳴られるんで、加減して揉んでると、『えっ?もっと力入れんの?あんた。その筋肉ハリボテ?』とバカにされました。カチンと来て、指に胸と肩の力をフルパワーで乗っけて、嫁の足をググーっと押してやりました。
『バリッ!』という音とともに、僕の親指が脱臼しました」(Bさん)
井上「嫁はんが勝つのや、ハハハハハ!!!!」
北野「嫁はんの足裏の勝ちやね」
井上「アハハハハハハ!」
意外な展開に笑いが止まらない井上。
青コーナー「足裏・硬」
「『痛った、痛ったー』と親指を抱えて悶絶している僕を見て、嫁はんは『へーぇ』となにごともなかったように去っていきました。カッコ悪すぎます。日々筋トレやってた私の指が、嫁の足の裏に負けました。悔しいです、悔しいです」(Bさん)
井上「ナイスファイトや!ナイスファイト」
北野「かかとのとこって硬いからね」
井上「硬いけれどもや!」
北野「男の親指でグーっと押して、脱臼」
井上「ナイスファイト!」
北野「旦那の方が脱臼して、試合が止まったいうことやね」
井上「ドクターストップですよ」
北野「カンカンカンカンカンカンカン」
井上「富家(孝)さん上がってくる、富家さん」
北野「新日本プロレスの富家元リングドクターが。『これ脱臼やねー』って。『嫁はんのかかとの方が強かったっていうことだね』」
「ミスター高橋が嫁の足の裏を上げるということですね。『勝者、嫁の足の裏!(エコー)」
北野のコールに、呼吸困難になるほど笑い転げる井上。
「ターンターター、タタータター(エコー)」
おなじみのアントニオ猪木テーマ曲 「炎のファイター INOKI-BOM-BA-YE」のサビを歌い出す北野。
番組終盤には、Bさんの悲劇をさらに盛り上げるおたよりが寄せられました。
「旦那さんの親指を脱臼させた奥さんのリングネームを考えたんですけど、『阿修羅・原』をもじって、『足裏・硬』っていうのはどうでしょう」(Cさん)
「これはうまい。『青コーナー、足裏・硬の登場です!(エコー)』」
なんともごきげんな北野でした。
(minto)
北野誠のズバリ
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2018年07月02日14時56分~抜粋