6月6日放送『北野誠のズバリ』では、「白いご飯が苦手な人が増加」という話題を取り上げました。
読売新聞が日本人の米離れが進んでいると報じており、米の1人当たり年間消費量は、昭和37(1962)年度が118kgだったのに対し、平成28(2016)年度は54kgにまで減少しています。
また、最近の若い人の間からは「白いご飯は味が無いので苦手」という声も聞かれ、米離れの原因の1つとなっているようです。
水曜アシスタントの大橋麻美子、特別ゲストコメンテーターの大川興業総裁・大川豊とともに、「米離れ」についてトークを展開しました。
白いご飯には味がない?
チャーハンなどのように、米に味が付いてないと食べられないという若い人は増えてきているようです。
北野「(『北野誠のズバリサタデー』で共演している)酒井直斗くんも前、『誠さん、白いご飯って何がうまいんですか?』って言ってましたよ」
大川「えっ、ご飯でご飯を食べた世代ですよ!今日はコシヒカリで(おかずのように扱って)、普通のお米を食べようっていう……」
大橋「本当にご飯が好きな人は、何もかけたくないですよね」
そんな世代があったのかという気もしますが(笑)、昔はブランド米といって、特に値段が高いお米を重宝する傾向がありました。今は米自体の質が上がり、おいしい品種がたくさんありますね。
北野は「米を食べてて、ずっと噛んでたら甘くなりますからね」と、味がないことには異論を唱えますが、チャーハンやカレーなど、しっかりした味付けでないと食べにくいという人もいるようです。
米離れはマヨネーズで解決!?
ここで大橋が、実際に自分のこどもも白いご飯が苦手だというエピソードを披露します。
大橋「ご飯は下の子が大好きなんですけど、上の子は嫌いなんですよ。ウナギのたれやマヨネーズをかけるとか」
北野「またやもう(笑)。マヨネーズは野菜とかには向いてますけど、カロリー高いですよ」
やはり、味が付いていないと苦手なようです。
大橋「昨日も唐揚げとご飯にかけてたり、お好み焼きでもなんでも」
大川「野菜がないじゃん」
大橋「えっ、お好み焼きの中に(笑)キャベツとか、ネギとか入ってますよ」
北野「お母さーん(笑)」
思わぬことで大橋家の献立でダメ出しを食らってしまっていました。
よく噛まないことが問題
北野「今はご飯・みそ汁・おかずをまんべんなく食べる"三角食べ"をしなくなって、ご飯を残すこどもも増えてるようですよ」
大川「えっ、それって糖質ダイエットじゃないですか!」
もちろん、あえて残しているのではなくて、嫌いだから残しているのですが、現在、糖質ダイエット中の大川にとっては、ご飯を食べられる環境にあるこどもがうらやましいようです。
一方でヘルシー志向の強い中高年の間では、白米どころか玄米や五穀米などを選ぶ人も増えてきており、米の二極化が進んでいるようにも見えます。
そして北野は、「ハンバーグなど柔らかい食べ物が増えて、昔ほど噛まなくなった。ご飯もよく噛まないから甘みが出ない、旨味がわからない」として、本来のご飯のおいしさが伝わっていないのではないかと語りました。
(岡本)
北野誠のズバリ
この記事をで聴く
2018年06月06日13時24分~抜粋