ここ最近、番組内で何度も話題にのぼっている雑誌があります。
それが「熟年から始める快適SEXライフ 後悔したまま死んでたまるか」というストレートなキャッチフレーズの『みなぎり』(鉄人社)。
この、シニア世代の欲望追究マガジン『みなぎり』で特集されていたのは「60歳の男性に聞く、あなたが若き日の自分に教えてあげたい人生の真実とは?」というものでした。
この特集にちなんで、4/28のトークテーマは「今の自分がハタチの自分に教えてあげたいこと」。
身体のこと、パートナーのこと、ちょっとエッチなことなどなど、かつての自分自身へ贈る金言や戒めが多く寄せられました。
薄毛は母方のDNA
『みなぎり』では、「40以上の地味女は拝み倒すと大概ヤレる」(60代自営業)、「金目当ての女も遠ざけずありがたくいただけ」(60代無職)などのディープな内容が繰り広げられていましたが、ズバリリスナーの想いはいかに?
「ハタチの自分へ、モテすぎて身体が持たないから、早くハゲてカッコ悪くなりたいと思ってるみたいだけど大丈夫!全くモテなかったし、モテないまま頭髪薄くなりましたから。残念!」(Aさん)
「ハタチの俺に言いたい!今から抜け毛対策して、いい育毛剤を使っておけ!1本の毛でも大切にし、人のハゲを小バカにするなと言ってやりたいです。若いうちからやっておかないと、今の自分ではもう手遅れです」(Bさん)
父方が超・ハゲ家系だという北野誠。
予防策として、高1の時から父親の「カロヤン ハイ」を振っていたといいます。
そのかいあって今もなおフサフサなのかと思いきや、北野によるとハゲのメカニズムは最近の研究結果では「母方にある」とのこと。
男性の髪の毛の行く末は、母方を見ないとわからないんだとか。
「うちの母方はハゲてる人いなかったんで、それで残ったんですね」と北野。
薄毛のサラブレッドであると覚悟していた北野でしたが、母方のDNAのおかげでなんとかまぬがれることができたんだそう。
どう転ぶかわからないのが人生
「すったもんだして5年後に離婚することになるけど、再婚を考えている時は相手のペースに引きずられず、しっかり相手を見極めるべきと強く強く言ってやりたいです。でも2度の離婚しなかったら、今の主人やマコ酒RUNにも行ってなかったから、まあこれもなかったことで考えると複雑やなぁ」(Cさん)
北野「せやねんなぁ」と身につまされた様子の北野。
「俺もそう考えると、謹慎したからCBCラジオやってるかもわからん。人生どこでどう転ぶかっちゅうのは、これだけはホンマにわからんからなぁ。ひょっとしたら調子に乗ってそのままズルズル仕事なくなっとったかもしれんしな。これだけはもうわかれへんからなぁ」
自分の人生をしみじみ振り返ります。
「どうなっても『良かった!』と思うしかないんだけどね」
自身もすねに傷を持つ身でありながら、北野を明るく励ます片山淳子。
ダイヤルQ2に18万円
「オイ、ハタチの俺!ダイヤルQ2のツーショットダイヤルにはまって月の電話代請求が18万来て、家賃払ったら無一文になって、本・CD・ゲーム、売れそうなもん片っ端から売り飛ばしなんとか首をつないだけど、反省するな!
今考えても、あの時の楽しさは18万には替えられないぞ!
でも熱出して寝込んだ時、部屋を片付けてくれた彼女に、待ち合わせ場所とか名前とか書いたメモが見つかって修羅場を迎えるから、メモはちゃんと捨てるんだ!
あと、ポストに投函されてきたチラシで注文した『着払い 代引き 裏ビデオ10本セット』、普通に"表ビデオ"が届くぞ!開封してからは代引きの返金できないから、気を付けろ!あれはもったいなかったぞ!」(Dさん)
これに「サイキック(『誠のサイキック青年団』)でよく買ってましたけどね、我々」と北野。
"芸能人の裏ビデオ"として3万~5万円で売られているビデオを購入し、真実を検証するという「若気の至り防衛隊」について語り出しました。
「若気の至り防衛隊」
北野「週刊誌の中に『芸能人のあの裏ビデオが!』とかいうのがよう載ってるから、そんなん若い子たちが欲しがるやん」
片山「そりゃ興味があるもんね」
北野「イニシャルMとかMYとか書いてあったら『誰やろこれ!』となったりするから。若気の至り防衛隊で俺が買ってあげて見んねんけど、たいがい普通の腐るほどおもろない表ビデオや」
片山「正義の味方やね、ある意味」
北野「ビックリしたわ、三角木馬で50ぐらいのおばちゃんがまたがって『ヒー!ヒー!』(エコー)言うてるのを見た時に『何を買ったんや、俺は3万出して』」
「若いリスナーの啓蒙のためというか。僕はそういうの聞いてましたから、学生時代に。そういう間違いをしませんでしたから」
「若気の至り防衛隊」に助けられたというのは角田龍平弁護士。
なんと、北野の活動によって救われた若者がここに実在していました。
キラキラはギトギトに
「ハタチの自分に言いたい。待て!その一口を食べるな。1日3回の余分な1口は、1年で1,095口。30年後には、32,850口だ!そんなに食べたいなら、少し前に話題になった"都こんぶ"をかじれ!
同じく、『甘いものは別腹だ』はウソだ!確実に自分の腹になる!自分へのご褒美をやめるんだ!30年前のご褒美の数々は、ときめきがナッシング。あの頃のキラキラはギトギトに、フワフワはブヨブヨになることを覚えとけ!」(Eさん)
「ハタチの自分にモノ申す!無駄な抵抗はやめなさい。体重130キロから数十万かけて痩せても、せいぜい103キロどまりや。その後のリバウンドで140キロになるねんから、無駄な金は使うな!毎年の目標、『めざせ2ケタ』はまだまだ先やぞ!」(Fさん)
このように、体重に関する反省も多く寄せられました。
ハタチの自分に言ってやりたい…そう思うことは誰しもあるはず。
あなたなら、どんな言葉を贈りたいですか?
(minto)
※CBCラジオ『北野誠のズバリ』では、テーマを基に寄せられたおたよりに対し、北野誠が本音で斬りかかっています。
北野誠のズバリ
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2018年04月27日13時00分~抜粋