『つボイノリオの聞けば聞くほど』(CBCラジオ)の「カレーのコーナー」では、タイトルのカレー以外にも、さまざまな料理の食べ方・調理の仕方の話題が寄せられます。
1月17日の放送では、最近盛り上がっている「ラーメンに入れる海苔」について、つボイノリオと小高直子アナウンサーが投稿を紹介します。
ノリのいいラーメン屋
「皆さんご存じだと思いますが、三重県桑名市の川出拉麺店。これは海苔屋さんがやっているラーメン店で、ラーメンの海苔でお悩みの方は一度行ってみてはいかがでしょう」(Aさん)
つボイ「海苔でどんな悩みがあるかようわからんですけども(笑)。私もこのラーメン店のホームページを見ました」
店長のブログも読んだつボイは、このお店に好印象を持った様子。
つボイ「川出拉麺店のメニューを見ると『でーかわラーメン』。業界用語みたいにひっくり返して、そういうノリで海苔を使っている、ここ掛け言葉ですよ。そういうお店でございます」
チャーシューの食べ方
「ラーメンの海苔は、ラーメンの種類と枚数で変わります。醤油系・とんこつ系で1枚ならば、海苔は沈めて最後に食べます。チャーシュー麺で海苔が複数枚あれば、チャーシューの枚数に合わせて一緒に食べます。
今日は冷えるので、お昼はラーメンにしようかなと思います」(Bさん)
つボイ「私は皆さん方とは違う高級市民ぶりを披露してきたんですが、いまドキッとしましたね。チャーシュー麺はラーメンの中でもちょっと上の方やわ」
普通のラーメンに入っているチャーシューは1枚だけ。それをいつ食べるか?最初に沈めて最後に食べるのか?途中で半分食べて、暫くしてもう半分を食べるのか?
つボイ「これで、ものすごく苦労するのにチャーシュー麺は何枚も入っとるのや。どうや!この人の生活のレベル!」
小高「声大きいなあ。やかましなあ」
チャーシューの枚数だけ声も大きくなったつボイです。
トッピングという贅沢
さらにつボイと小高が注目したのは、このリスナーの「チャーシュー麺で海苔が複数枚あれば、チャーシューの枚数に合わせて一緒に食べます」という部分。
つボイ「たぶんチャーシュー麺を頼んで、トッピングで海苔を付けてるんですよ」
小高「すごいセレブ!すっごいセレブ!」
つボイ「だからチャーシューと一緒に、数枚ある海苔を食べるんです、この人は!何じゃこれ!!」
激してきて、最後は大声に。
小高「そんな叫ばんでいい(笑)」
つボイ「だって、生活レベルが追い越されたような気分になりましたやん」
小高「しかもチャーシューと海苔を一緒に食べるってすごいね」
チャーシュー麺に海苔トッピングの華麗なる食べ方に、小高も脱帽です。
様々なラーメン文化圏
「ラーメンの海苔問題ですが、半分浸かって、半分パリパリ状態。ふたつの感触が楽しみたいので早々に一度食べます。私もラーメンに海苔っているのかな?と思いつつ食べています。」(Cさん)
「そもそもラーメンに海苔って必要でしょうか?」(Dさん)
つボイ「これは、自分がどこのラーメン文化圏に生息したか?ということだと思います」
例えば、白いスープの博多ラーメン系で育った九州の人が、東京でどんなに評判のいいラーメンを食べても、スープが黒いのでがっかりすると言います。
つボイ「ラーメンは、文化によってそれぞれ思いがあるんです」
ラーメン原風景
「どんなラーメン文化圏で生まれ育ったかで」ラーメンの価値観が決まるという話から、つボイ自身のこども時代の話へ。
つボイ「私の住んでいた一宮(愛知県一宮市)に来る夜鳴きそばのラーメン、あれは必ず海苔が1枚乗ってたんですよ。私の原風景です」
ラーメンに海苔は必要か?つボイにとっては「ラーメンに海苔はつきもの」という認識だったようです。
さらにこどもの頃のラーメンとの向き合い方に言及します。
つボイ「こどもの頃って、麺、退屈やないですか」
小高「だってラーメンって…」
つボイ「こどもはそんなこと思えへん。 麺ばっかり麺ばっかり。そこにチャーシューとか海苔とかメンマがある。今の言葉で言うと『味変』です」
麺を食べながら、どのタイミングで何で味変すれば、最後まで完璧に終わるか?
つボイ「その演出を自分でするんですよ」
ラーメンの食べ方について熱く語るつボイでしたが、ここで時間切れ。
ラーメンと海苔の関係についてはまだまだ話し足りなさそうです。
(尾関)
つボイノリオの聞けば聞くほど
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2024年01月17日10時03分~抜粋