1月18日放送のCBCラジオ『つボイノリオの聞けば聞くほど』では、美容室で「かゆいところないですか?」と聞かれた時、どう伝えるのが正しいかについて、リスナーから投稿が寄せられました。
長い間論議されたこのテーマにひとつの回答が出ます。
つボイノリオと小高直子アナウンサーが投稿を紹介します。
頭のかゆいところをどう表現?
美容室では「希望のヘアスタイルをどう伝えるか」「美容師と何を話せばいいのか」など、多くの難問が待ち受けています。これはそのひとつです。
「美容室で白髪染をしていました。髪の付け根に液体を塗って、あとは染まるのを待つだけ。
しかし、顔がかゆい。首にかけているタオルで顔を拭くと『うまく染まらなくなるので、顔は拭かないでください』と言われます。仕方ないからやめました。
洗髪の時にかゆいところも洗い流してもらえばいいかと思い、かゆみを我慢していざ洗髪。
店員が『どこかかゆいところがありますか?』。『顔がかゆいので液体を洗い流してください』と言えました!生まれて初めて『ここがかゆい』と言えました。
実に勇気がいります。今まではかゆいところや洗い流し忘れのところがあっても、言えなかったのです」(Aさん)
つボイ「よくあるね、これは。顔はまだいいけど頭は球体です。『頭のどこ?』と聞かれた時に困る。私は鍼灸師ですから『百会のあたりがかゆい』とか言えますが」
小高「かゆいのはちょっと痛いのより我慢できないですね」
気楽に考える
「美容院で頭がかゆいところを聞かれたら、という問題ですが、美容師の友人に聞いてみました。
『あれはもうシャンプーが終わりますよ』というサインなんで、別に真剣に考えなくていいです」(Bさん)
タイマーみたいなものなのでかゆいところがなければ、気にしなくていいようです。
しかし、もし本当にかゆいところがあれば…。
小高「『全体的にわしゃわしゃとかいてもらえます?』と言えば、とりあえず当たるかも」
楽天的に考えるといいかもしれません。
新型ヘルメット
ヘルメットをかぶった時にもかゆみを感じることがあります。
つボイ「高速を走っていて、ヘルメットの中の頭がかゆい時、なんとも言えない。しょうがないから、ヘルメットの上をボリボリやるけどなんの効果もない」
小高「じゃ、ヘルメットの中をちょっとギザギザにして…」
つボイ「それです!」
小高の言葉に何かひらめいた様子のつボイ。
つボイ「私がヘルメット会社を作るとしたら、こっちでボタンを押すと、針がピッと出て、刺激する。頭中刺激するヘルメットを作る。絶対売れる!安全性ばかり言ってますが、頭を刺激するような装置が大事」
小高「でもちょうどいいような刺激は難しいと思う。『痛っ、そこまでやらんでもいいのに』とか」
つボイ「それは粗悪品。そんなものは買わないでください。適度な刺激、快適なバイクライフ」
隔靴掻痒
ヘルメットを被っている時のかゆみについて、リスナーからもリアクションが寄せられました。
「僕もあります。あの時ヘルメットの邪魔なことといったらありません。僕もヘルメットの上からかゆいところをかいたことがありますが、全然かゆさはなくなりません。叩いてかゆさをやわらげたりします」(Cさん)
「町中でヘルメットを叩いているライダーがいますよ」(Dさん)
そんなリアクションの中に、こういう状況を四文字熟語で「隔靴掻痒」(かっかそうよう)と表すとの投稿が。
意味は、かゆいところに手が届かないように、思い通りにいかずじれったいことだそうです。
この状況がなんとなく腑に落ちました。
(みず)
つボイノリオの聞けば聞くほど
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2024年01月18日09時29分~抜粋